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2008年06月17日

恐竜模型作品展『徳川広和の世界』-岸和田自然資料館-

多少、一段落したこともあって、この週末は出かけていた。土曜日の件はまた後日書こうと思うのだけど、日曜日は友人である徳川君の個展「恐竜模型作品展『徳川広和の世界』」を見に きしわだ自然資料館 まで行ってきた。
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これだけの数をじっくりと見るのは初めてのことかもしれない。展覧会のタイトルに恐竜とあるが、1/3ほどはそれ以外の古生物がラインナップされており、彼の作品をより充実させている。実は海外や研究者に受けるのも恐竜以外のものが多く、古生物という分野の持つ幅広さ、魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいと徳川君も僕も感じている。制作過程を紹介したパネルも展示してあり、丁寧に説明がなされている。
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しかし、この推薦文こそが、この展示の中で最も価値のあるものかもしれないというのは、ここだけの話である。

日時:6月1日(日)〜6月29日(日)
(6月29日は正午で終了)
毎週月曜休館) 10:00〜17:00(入館は16:00まで)
場所:きしわだ自然資料館
料金:無料(2〜3階の展示室は有料)

関西方面にすんでいて、興味のある方はぜひ。

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投稿者 corvo : 17:04 | コメント (3) | トラックバック (1)

2008年06月01日

講演会、無事終了

本日、といっても日付は変わってしまったけど、無事講演会終了。大阪で講演会を開くのは2回目なのだけど、今回のほうが会場も広く、たくさんのお客さんにご来場いただけた。東京で講演会を開くときは標準語でしゃべるのだけど、関西ではこちらの言葉を使ってしゃべることになる。僕にとってはその方が楽だ。だからといって大阪人を前に、爆笑を誘うトークを展開することは不可能なので、いつも通りにスライドショーを使ってのプレゼテーション。
序盤から約2名、子供がうるさくしゃべりまくる。昨今の流行か、まったく親は注意しない。とりあえず適当に相手をしながら話を進めていくが、これからは子供いじりより親いじりを覚えた方が良いかもしれない。
スライドも多めに用意していったので、それなり間も持ったと思う。基本的には、毎回だいたい同じことをしゃべることになるので、僕自身飽きてしまわないように少しずつモディファイしてスライドを作っている。今年はあと数回講演する予定なので、もっと工夫していかなくては。
寝不足にも関わらず、最後まで緊張感を保って話をすることができた。
今日、ご来場いただいた皆様。本当にありがとうございました。

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投稿者 corvo : 01:19 | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年05月19日

恐竜ラボで講演会

すっかり告知を忘れていました。大阪市立自然史博物館で開催されている「ようこそ恐竜ラボへ」で、5月31日に講演会を開くことになっているのですが、徳川君のblogで気がついた次第。しかも講演会の開催まで10日ほどしかない。例のごとく準備は全くしていません。
事前申し込みはこちらで、その締め切りも明日20日中とぎりぎりです。もう本当に申し訳ないです。
先着250名ってことで、そんなに集まらない気もするのですが、お近くに住んでいて興味のある方は覗きに来てみてください。

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投稿者 corvo : 23:39 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月13日

河鍋暁斎展「絵画の冒険者 暁斎 Kyosai―近代へ架ける橋」京都国立博物館

先週の金曜日になるのだけど、京都国立博物館へ「絵画の冒険者 暁斎 Kyosai―近代へ架ける橋」展を見に行ってきた
金曜日は午後8時まで開催ということなので、夕方に大学を出て車で京都まで。最初は電車で行こうと思っていたのだけど、博物館に駐車場があることを知り、急遽車で行く事にしたのである。雨も少し降っていて天気がよくなかったというのも一つの理由である。
展示会場に入ったのが夕方6時過ぎ。遅い時間にも関わらず、それなりに人が入っていた。並んで展示物を一つずつ見ていくような状態だった。
河鍋暁斎に関しては、ほとんど予備知識なく見に行ったので、非常に新鮮に見る事ができた。素晴らしい技量と多彩な技法の持ち主である。画題も様々。ただ、僕にとっては深い感動を味わうという絵ではなかった。やはり僕の中では日本の画家No.1は「曾我蕭白」なのである。
とはいえ、晩年の肉筆画の充実度は凄まじかった。まったく年齢による衰えを感じさせない密度と、精確な筆致。年をとってもこうありたいものである。
残念ながら、この展覧会は11日日曜日で終わってしまっている。タイミングの悪いエントリーで申し訳ないです。

ここのところ更新もままならず、コメントへの返答もおそくすみません。もうしばらく激務が続きます。

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投稿者 corvo : 23:54 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月06日

丹波竜フェスティバル3

すっかり遅くなってしまったけど、発掘地近辺の写真をアップ。
初夏の陽気。天気も良く、暑いぐらいの一日だった。
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田植えはこれからのようだ。水面に反射した光が美しい。日本ならではの風景だろう。
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発掘地周辺がすごく整備されていてびっくりした。
展望台のように、上から現場を見下ろす事ができる。地域を上げての盛り上がりが伝わってくる。
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この建造物、取り壊されることなく文化財として残る事になったということである。構造もしっかりしているということで、補強することなく使えるらしい。この建物の2階からは発掘現場が一望できるはずなので、周囲の景色と合わせて素晴らしい眺めを味わえるのでないだろうか。今から楽しみ。
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素朴な丹波竜の絵とともに、周囲の地図が掲示してある。
イベントにも関わっていたのだけど、久しぶりにゆったりとした時間を過ごせた一日でした。

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投稿者 corvo : 23:51 | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年05月05日

丹波竜フェスティバル2

前回の続き。会場の様子は手抜きしてふらぎ雑記帳を見てもらうとして、ひとつ言い訳を書くと丹波竜の化石やレプリカは、写真撮影が固く禁じられていたため、カメラを出すのもちょっと慎重になる雰囲気もあり、一枚も写真を撮らずにきてしまったのである。なので、荒木さんの恐竜模型もまったく撮影していない。
この日貴重な出会いがあった。一人は恐竜模型をこつこつと趣味で作っているumrさん。いくつかここへコメントもいただいています。制作途中の模型も拝見したのだけど、たいしたアドバイスも出来ず申し訳なかったです。
もう一人はお互いのblogやmixiでやりとりをしていたA-WINGさんである。年齢や趣味が近い事で、勝手にシンパシーを感じていたのだけど、こんなに早く会う機会が出来るとは思っていなかった。時間が出来たら彼の住んでいる町まで訪ねていこうと思っていたのだけど、たまたま丹波へ来る用事があったということで、わざわざ時間をとってイベントを見に来てくれたのである。感謝です。

午後4時にイベントが終了した後、車で丹波竜の発掘現場の見学のために移動。現在は発掘は行われておらず、現場は保護のためのコンクリートで覆われているのだけど、発掘の規模の大きさがよくわかる。一次発掘をほんの少しお手伝いしたときは、非常に寒く現場にもぴりぴりしたムードが漂っていたのだけど、あたたかで天気の良かったこの日はとても心地よい気持を味わう事が出来た。順調に成果も上がってきており、地域全体で支えていこうという機運を感じる。

その後、現場を後にして高速を一路、ホテル徳川へ。突然の来訪だったにも関わらず、夕飯をおよばれしてきました。ありがとうございました。朝からいろいろと大変なことも多かった一日だったけど、良く喋り、良く笑い、充実した一日でした。

写真は後日アップします。

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投稿者 corvo : 23:48 | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年05月03日

丹波竜フェスティバル

今日は朝から、イベント会場である丹波市山南谷川まで行ってきた。7時に起きる予定だったのだけど、寝坊して起きたのは8時過ぎ。身支度をして関西事務所を出発したのは9時頃だった。京都市内を抜けて下道を使うルートを選択。朝から滋賀行き方面の道路は大渋滞。反対方向の京都へはスムーズに入ることはできたが、京都から兵庫に向かうルートが渋滞していた。それほど交通量が多いとは思わないのだけど、道路事情からか交差点を中心に渋滞が伸びている。兵庫県に入ってから続く片側一車線の田舎道でも、交通量にあった信号のタイミングになっていない場所で、渋滞になってしまっていた。

天候も良くドライブ日和だっったのだけど、行きの道で質の悪い車に遭遇して殺されそうになった。これは比喩ではなく、けっこう危なかったのである。
田舎道を4台が連なって(僕は一番後ろだった)比較的ゆっくりした速度で走行していたところ、一番前の車が減速して路肩へ駐車。先頭になった車が加速するのかと思っていると、こちらも急減速。僕の前にいた車が追い越したので僕もそれに続こうとしたら、その車、猛然と加速しだすではないか。多少、想定はしていたのだけど相手は引く気配はなく、こちらに完全に速度を合わせてきている。正面からは対向車。反対車線に出ていた僕はフルブレーキングして後ろに下がるしかなかった。大阪ナンバーの赤のホンダプレリュード。その後、前に出た車を煽りまくり始めたのである。なんて意味のないことを。ナンバーまでは覚えていないけど、非常に質が悪い。悪質である。おそらくそんなに速いドライバーではない。車はそこそこに速いかもしれないが、コーナーでのポテンシャルは僕のRSの方が上だろう。僕自身が大したドライバーではないけど、車の見てくれでなめられた可能性はある。知らない人が見たらマーチかヴィッツにしか見えないし。
目的地の途中にあった駐車場に2台とも入っていったけど、その後どういったやり取りがあったかは知らない。文句の一つも言いたかったが、時間もおしていたしトラブルになるのは確実だったのでそのまま行ってしまった。
速い車はどんどん前に行かせて、ゆっくり走りたい車は道を譲ればよい。それでどれだけ事故のリスクが減るか。僕は自分よりも速い車が後ろから迫ってきたら、出来るだけ早いタイミングで道を譲ります。

天候にも恵まれてイベント会場は盛況だった。会場になっていた「やまなみホール」内には、丹波竜専用のクリーニングルームも設けられていて、着々と研究がクリーニングが進行している様子を見る事ができる。同じ会場で荒木さんの模型も展示されていた。新聞報道でもされていた腸骨の発見は、展示してあったレプリカを見てきたのだけど実に見事なものだった。写真の撮影は禁止だったので画像でお見せすることはできないが、関節した尾椎とともに、ほぼ正確な位置にとどまっているようだ。

この日はいろいろと貴重な出会いもあったので、それらは次のエントリーででも。

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2008年04月30日

丹波竜フェスティバル2008

まとめてエントリー書いてます。
ゴールデンウィーク中、5月3日から5日まで、丹波竜フェスティバル2008が開催されます。
日頃お世話になっている、きしわだ自然資料館への展示協力ということで、少し原画を展示することになりました。竜脚類つながりで、絵本「アパトサウルス」の原画を数点展示します。関西在住の方、お暇でしたら見に来てください。初日の3日は徳川君とともに、会場に詰めている予定です。

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豊橋市自然史博物館・中生代展示室リニューアルオープン03

壁画以外の復元画も少し紹介。中央に展示標本を設置し、上下に復元画を展示する手法は古生代展示室から共通している。
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ブラジルの化石。部屋の角に設営されている。
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画面も90度に折れ曲がっている。最初からこの状態を想定して組み立てた構図である。
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生きている化石のコーナー。
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制作中、短い時間の中で何度も修正を加えた、レバノンの化石の復元画。
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他にも多くの原画を制作したので、博物館で是非見ていただければと思います。関東からはちょっと遠いですが、新幹線を使えば日帰りも可能です。
古生代展示室の復元画もあらためて見てきたのだけど、下手くそです。もう4年も経つのだなと思うと同時に、描き直したいと思う気持も大きい。でも、その時は自分のベストだったと思うので、こればかりはどうしようもない。
ただ、今回も前回もスケジュールが厳しかったことが大きな問題の一つでもある。限られた時間の中で結果を出すのがプロなのではあるが、明らかに足らない時間の中で制作をしなくてはいけないのは、健康的なことではない。将来的に改善される事を切に願う。

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2008年04月29日

豊橋市自然史博物館・中生代展示室リニューアルオープン02

今回は壁画の原画のディテールを紹介。
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これが原画の構図。博物館の現場では左右が白くフェードアウトしていっている。制作サイズは83.5 x 333cm。
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主役のエドモントサウルス。制作中に細かな修正を何度やったか分からないほど。
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画面の中心部分。一番奥まっている。基本的には一点透視の遠近法で描いている。
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種の違うエドモントサウルスとトリケラトプス。
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トリケラトプス。
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ひたすら鱗を描いていた日々が思い出される。
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死体のエドモントサウルスは、展示されているミイラ化石標本と同じポーズをとっている。
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地面のディテールも重要な要素。ここがしっかりしていないと、地上の生物を存在させることができない。
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植物の描き込み。
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現在のものとほとんど姿を変えていないスッポンとワニ。

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2008年04月28日

豊橋市自然史博物館・中生代展示室リニューアルオープン01

26日の土曜日、GWを目前に控えて(というかもう入っているのかな)、豊橋市自然史博物館の中生代展示室がリニューアルオープンした。
終了!」でもお知らせしたが、僕がグラフィック展示に関わる全ての復元画を担当しており、昨年の夏頃から打ち合わせを始めて、今月の初旬まで原画の制作に追われていたものである。最大の目玉はエドモントサウルス(以前はアナトサウルスと呼ばれていた)展示室の両翼15mにもなる大壁画。白亜紀後期、北米の一場面を復元したもので、原画の制作にはおよそ2ヶ月を費やした。
26日のオープニング式典は、大学の行事が入っていたため駆けつけることが出来なかったのだけど、27日日曜日に朝からドライブがてら博物館まで行ってきたのである。片道約200キロ。日帰りするにはぎりぎりの距離かな。
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エドモントサウルスの展示室は円筒形になっており、1階部分と2階部分からガラス越しに中をのぞける構造になっている。この写真は2階の窓からほぼ正面に壁画を見たもの。
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展示室に降りて、1階から展示室内を見上げるとこんな感じだ。
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高い位置に展示される事が分かっていたので、下から見上げる事を想定して構図を組み立てた。画面上のほうは若干大きめのプロポーションで描いている。
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真下から見上げるとこんな感じになる。
最初の画像の位置から見ると、僕がスタジオで制作していた状況とほぼおなじような状態に感じられる。壁画を人間の目線で間近に見る事ができないので、リアルにその大きさを実感することは難しいかもしれないが、縦3.8m、横幅15mの大画面が展示空間の大きな部分を占めている。でも、来館者を観察していると、それほど壁画には関心を示さないようだ。そこにあるのが当たり前のような感覚なのか、展示してある標本と対応した内容である事を示すキャプションがないからだろうか。やはり標本の強さには勝てない。うまく空間の中にとけ込んでいるという点では成功かもしれないが、もう少し関心を持って見てくれると嬉しいなあ。聞いた話によると、この画面を張り込んでいた職人さんたちが一番興奮していたらしいです。
僕としては約5倍に引き延ばしているにも関わらず、ほとんど画面が荒れていない事に安心した。スキャニングの精度も素晴らしく、出力の色も安定している。帯状に何枚も重ねて一枚の画面にしているのに、それぞれの出力の色の差は最小限に抑えられている。いい仕事してます。スキャニングはドラム式のもので、キャンバスを一気にスキャンする方法をとったということだった。色々な意味でキャンバスに描いたことが奏功した。

他の展示室の画像なども含めて、何回かに分けてエントリーをアップしていきます。

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投稿者 corvo : 08:55 | コメント (7) | トラックバック (1)

2008年02月25日

ワンフェス初体験

土曜日は強風のため出掛けられなかったおかげで、「サイカニア」を完成することができた。依然スケジュールはきつきつで時間に余裕があるわけではないのだけど、日曜日が午後から東京ビッグサイトまで行ってきた。そうワンダーフェスティバルを見に行くためである。有明に行くときは電車でいくとかなり不便なので、車で行くことにしているのだけど、強風のためハンドルを取られることがあり、けっこう怖い思いをした。背の高いカングーを避けて、安定性の高いRSを選んだのだけど、首都高ではかなり神経を使った。
これまでも友人数名が出展しているにも関わらず一度も行ったことがなく、「小田はワンフェスには来ない」が仲間内での定説になっていたのだが、関東にいる間に一度は行っておこうと思い足を運んだのである。
エルステッド&Fragi-ragiSHINZEN造形研究所RC GEARアクアプラントといった友人のブースを中心にまわる。というより時間もなく、広すぎてとても見切れるものではなかった。もうひとつ目当てにしていたのが、ANIMAL BONE & SKULL専門ブランド『GALVANIC』。僕は勝手に骨屋さんと呼んでいるのだけど、仲間内では「骨屋さんどこ?」で通じてしまう。ここで散財。いい買い物ができた。
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ダチョウの頸椎。実際はこんなに曲がらない。ばらばらの頸椎を簡単にアルミの針金でつなげたもの。もう少し綺麗に加工しなおす予定である。初めてじっくりと観察したのだけど、椎体の関節が竜脚類の物とはまったく違う。ダチョウの頸椎は可動することを前提の構造になっているが、竜脚類では出来るだけ動かさずに姿勢を保持する構造にしか見えない。やはり何事も本物を見てみないと気づかないものである。
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カニクイザル。表面に塗られたニスがちょっと邪魔であるが、猿の頭骨は持っていなかったのでひとつ欲しかったのである。(人間も猿に含めれば、ひとつはもっていたけど)
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魚のハモ。鋭い歯が並んでいる、口蓋歯まで鋭く尖っている。
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これは描いてみる予定。いい形をしている。

今回は初めてのワンフェスということで、いろいろと失礼なことをしでかしそうになってしまった。
ブースはほとんどが長机を並べて、その上に模型を飾っている。ちょっと凝ったひな壇を設置しているブースもあるが、すべての模型はむき出しで至近距離で見ることができるようになっている。友人に頭骨の模型を見て欲しいと言われたので、思わず手に取ろうとしたら、すごい勢いで止められてしまったのである。そこで注意されなかったら、よそのブースでやってしまってトラブルになってしまっただろう。危ない危ない。ただ、個人的には、机の上に置いてあるだけだと思わず手に取ってしまうと思うのである。そのためにガイドブックにもマナーとして明記してあるのかもしれないが、まったく知らない部外者には容易には気づかないことのひとつのように思う。もうひとつ感じたのは、それぞれのブースが展示空間を形成していないということである。多くの場合、ただ机があり、展示品があるだけである。露店が並ぶ猥雑さもなく、それぞれのブースが響き合うという感じでもない。長机を挟んで来場者と極めて個人的なやりとりをする、悪く言えばお役所の相談窓口のような雰囲気を感じた。17時までのイベントなのに、16時30分ごろからいそいそと片付け始めるブースが多いのもお役所的。
友人とも会えて、目的の骨も買えて、僕としては充実した2時間ほどだった。急いで家に戻って、制作の続きを始めたのは言うまでもない。
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2007年12月17日

東京ミネラルショーと水口博也スライドショー

昨日は午後から都内へ出掛けて来た。午後3時30分に池袋の東京ミネラルショー会場入り口で、イラストレーターの柏崎さんと待ち合わせ。会場までの道のり、とにかく人が多い。まともなペースで歩けないほど。師走の日曜日の人では、半端ではない。パレオサイエンスのブースに荷物を置かせてもらって、会場を見て回る。今回はそれほどめぼしい物もなく、ほとんど買い物しなかった。知り合いや友人に会う確立が高いので、一種社交場のようになっている。
午後5時30分になったところでミネラルショーの会場を後にして、渋谷へ移動。池袋駅への帰り道は、往きよりも随分すいていたのだけど、渋谷に着くと昼間の池袋以上だった。当然か。
渋谷に移動したのは、写真家の水口さん主催のスライドショー「2007アラスカ報告」を聞きにいくためである。会場は渋谷区勤労福祉会館。渋谷のど真ん中、パルコの正面にあるのだけど、建物の中は静かで時が止まっているような趣がある。スライドショーの前半では暗くなった途端に睡魔に襲われてしまった。後半は頭もしゃっきりして、水口さんの楽しい話と美しいスライドを存分に楽しむことができた。
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勤労福祉会館から見た渋谷の光景。まったく異質な世界にいるようだった。スライドショーの後は水口さんを交えての懇親会。柏崎さんとともに参加する。今回、依然会いたいと思っていた人物と会って話をすることができた。海洋生物のイラスト制作を中心に活躍している河合晴義さんである。絵のこと、生物のこと、いろいろと話をしたのだけど、まだまだ話足らず、再開を約束してこの日は別れた。懇親会もとても楽しく、すっかり酔っぱらって終電の一つ前で帰ることになってしまった。寝過ごすこともなく、無事最寄り駅で降りて帰宅することができた。

すでにネット上でも情報が流れていますが、昨年、テレビ収録のために訪れたアルゼンチンの番組の放映が決定しました。超大型ロマンアドベンチャースペシャル 「イシグアラスト タランパジャ〜地球最古の恐竜が眠る大地〜」
放送時間
2008年1月4日(金) 21:00~23:18
【出演者】西島 秀俊
(恐竜発掘チーム)
平山 廉(早稲田大学教授、古生物学者)
小田 隆(画家、恐竜の復元画で有名)
久保 泰(東京大学大学院・地球惑星専攻)
村上 瑞樹(早稲田大学大学院・環境資源及材料理工学専攻)
【ナレーター】渡辺 謙
このblogで連載していたアルゼンチン紀行もそろそろ再開しなくては。
また、放映が近づいて来たらお知らせします。

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大福、豆福、すあまに里親さんが決定しました。

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2007年11月29日

ヴァイオリンと里親募集

昨晩は招待券が当たったということで、妻とヴァイオリンのコンサートに行ってきた。
会場は森のホール21。小ホールでの演奏だったのだけど、キャパシティが小さいにも関わらず客の入りは半分ほどだった。
ピアノの伴奏に、ヴァイオリンのソロという構成。舞台とも近く10mと離れていなかったので、演奏者の表情、手の動きまでしっかりと見ることができる。
ヴァイオリンがアントン・バラホフスキー(Anton Barakhovsky)、ピアノがウラジミル・ミシュク(Vladimir Mischouk)。序盤のベートーベンで少し寝落ちしてしまったのだけど、素晴らしい演奏だった。でも、耳も肥えていないし、普段からクラシックファンというわけではないので、評価のしようもないのだけど、生の音の良さを充分に堪能することができた。

話は変わって、またまた友人のところで、猫の里親募集。今回は計5匹。少し大きくなってしまっている子もいるが、全て1歳未満。詳しくはごまぐりもなかにっきで。今回も早く決まると良いです。
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2007年11月25日

出張と『安彦良和原画展』

昨日は出張のため、ふたたび関西へ。午後1時が約束の時間ということで、最寄り駅を朝の8時前に出発する。睡眠時間は3時間ほど。新大阪行きののぞみだったのだけど、途中完全に寝落ちしてしまい京都駅を乗り過ごしてしまったかと「はっ」とするも、まだ滋賀県内だった。
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久しぶりに、綺麗な富士山を車窓から見ることができた。
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昼過ぎに食べたケーキセット。

今回、京都駅でたまたま知ったのだけど、駅ビル内の美術館で『安彦良和原画展』を開催していた。入り口でえらく人が並んでいるので、混んでいるのかと思ったら、サイン会の日だったらしく、ちらっと遠目にご本人を見ることが出来た。僕は整理券もなにも持っていなかったので、サイン会に並ぶこともなく会場へ。
「勇者ライディーン」から始まって、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」まで、原画をすっかり堪能することができた。比較的サイズが大きなものが多く、伸びやかな線描が気持ちいい。図録を買って来たのだけど、インタビュー記事が面白かった。その内容については後日にでも。
久しぶりに落書きしてみた。記憶を頼りに描いているので、細部の間違いはご容赦ください。
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あんまり良くないなあ。マスターグレードを早く作って、今一度細部の確認をしておきたいところ。

でも、「聴こえるよ。そんなことをしている暇はないだろうって声が」。
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2007年10月16日

田中清代の絵本展

今日は慌ただしい一日だった。明日から22日までアメリカのテキサスへ出掛けてしまうので、済ませておくことが山積していたのである。出発直前は、いつもこんな感じでばたばたしている。
午前中までは、次回絵本のためのエスキースを制作。途中までの段階で、一旦出版社へ送ってしまうことにする。
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その後、午後から青山のピンポイントギャラリーへ向かう。先日のエントリーで取り上げたblogの管理人である田中清代さんの個展が開催されているためである。冷たい雨も降ってきて、かなり寒い。このギャラリーは狭いながらも、清代さんの絵と相まってほっとする空間。トマトさんて可愛い顔ではないのだけど、なんだかふふふと笑いのこみ上げてしまう可笑しさがある。作中に登場するトカゲが可愛くて好きなのだけど、トマトさんより可愛いかも。少し話もすることができて、楽しいひとときだった。
その後、銀座へ移動。ワールドライフアート協会でお世話になっている「巻島克之野鳥画展」を拝見。還暦で最初の個展を開催され、喜寿を迎えて8回目の開催ということ。鳥に対する愛情を感じる画面。銀座松島ギャラリーで、21日(日)まで。中央区銀座3-5-6・松島眼鏡店2階(アップルストアの側ですね)。
次に向かったのは、丸善オアゾの4階ギャラリー。「人・形展」を開催中。友人である竹内君も出品しており、会場で何人かと待ち合わせ。それぞれに面白い作品もあるのだけど、グループ展としてのまとまりを感じることが出来ない。自分の展示スペースにこもってしまったような作品もあり、せっかくのギャラリー空間を活かしきれていないように感じた。立体作品は、その内側に向かっていくものではなく、まわりの空間を換えてしまうほどの強さを持っていてほしいと思う。
その後、5階のつばめグリルで夕食。美味しい料理で、会話も弾む。7時過ぎには解散して、自宅まで戻って来た。
今現在、まだ明日の準備が終わっていないのである。
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投稿者 corvo : 22:45 | コメント (2)

2007年09月21日

非常勤講師→『京都の呼吸力ー「尖」東京展』

金曜日は非常勤講師の日。一年生の画材がそろわず、ばたばたしてしまったが、なんとか授業を終える。でも、全体の行程が一週間遅れになってしまうのは、ちょっと痛い。
放課後は部活。最初は「キャッチボール同好会」だったものが、今では「野球部」になってきた。人数も10人を超えているので、内容を問わなければ試合が出来ない事もない。しかし、まだまだ残暑が厳しい。着替えを持っていったのは正解だった。動きも軽い。ノッカーとバッティングピッチャーもやってきた。楽しい。

今日は夕方、佐藤美術館へ『京都の呼吸力ー「尖」東京展』を観に行って来た。主に京都で活躍する、無所属の若手作家たちによるグループ展。残念ながら、会期は今日までだった。いつもぎりぎりだったり、間に合わない紹介だったりして申し訳ない。
「日本画」という極めて限定的なジャンルのグループ展でありながら、ひとつとして似た作品がない。これはメンバーのそれぞれの力量もさることながら、ある種の共通認識があるのだろう。日本画の画面には、物質としての美しさがある。様々な技法を使っているが、どの作家も素材の大切さを強く意識し、その能力を最大限に発揮出来るよう描いている。
もっと具象的なイメージの作品が多いと想像していたのだけど、意外に少なかった。「尖」というグループ名から、「描写する」、「線を引く」、ということにもっと特化しているのかと、勝手な想像をしていた。徹底的に、描ききった作品も見てみたい。油彩の細密描写とはまったく違う世界を、見てみたいものだ。それはないものねだりだろうか。

会場が千駄ヶ谷だったので、10数年ぶりに、ホープ軒でラーメンを食べた。こってりした豚骨スープに、太麺 、たっぷりの野菜。二郎に似てなくもないけど、ずっと食べやすさとさっぱり感がある。刻みニンニクと、豆板醤を入れて食べるのが、昔から好きな食べ方である。千駄ヶ谷にあった美術予備校に通っていたので、たまの贅沢にここでラーメンを食べるのが好きだった(もちろん、そんなに高いわけではないのだけど)。風邪をひいたときなどに食べると、効果覿面だった。

帰りの電車の中で、週刊バンチを読んでいる人がいたのだけど、今日僕が買ったものと裏表紙の広告が違う。よくよく見ると34号。僕がもっているのは43号。おかしい。なぜ、そんな古い号を熱心に読んでいるのか。ひょっとして過去に戻ってしまった?なんて馬鹿な事を考えながらも、ちょっとあせりつつ新聞の日付を見て安堵。携帯のカレンダーも確認。電車の吊り広告も、間違いなく今日のもの。僕があほな妄想をしただけなのだけど、正直焦りました。
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2007年09月19日

『SAISON ゲニウス・ロキに導かれて』、ギャラリートーク

更新が遅れがちです。コメントの返答も遅れてしまっていて、申し訳ないです。

17日の出来事。友人と連れ立って、先週のオープニングパーティーに引き続きアカデミアプラトニカへ。この日は出品作家と小泉先生を交えて、ギャラリートークが開催されることになっていたからである。朝、最寄り駅で友人を拾い、少し僕のスタジオに寄ってから一路那珂市へ。まだ、タイヤ交換前だったので、ステアリングに伝わる振動を気にしながらのドライブだったのだけど、天気もよく(というか暑かった)気持ちよく走る事ができた。那珂市内のイタリア料理店でランチを済まし、ギャラリートークへ参加。G3が一杯になるほどの盛況ぶりで、60名ほどの参加だったらしい。
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出品作家の面々と、小泉先生、ゲスト参加された東北芸術工科大学の石井教授。
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司会をギャラリーオーナーである青木芳昭さんがを務め、出品作家が自作品についてコメントした後、小泉先生がさらにコメントを加えていくというスタイルで進行。作家たちはしっかりした口調で、物怖じせず作品について話をしていく。会場内は固い雰囲気になることなく、小泉先生との軽妙なやり取りは聞いていて楽しい。僕があの年齢のときに、これほどきちんと人前で話ができたかというと、はなはだ怪しい。
実際の作品を目の前にしないと難しいところもあるのだけど、「絵画のパースペクティブ(遠近法)」がひとつの論点となった。青木航太さんは多視点。小田倉由紀さんは素材(絵の具)とイメージの曖昧さ。大塚麻美さんは空間を喪失した画面。関勝仁さんは具体的な空間を描きながら遠近感の喪失。これらは欠点というわけではなく、それぞれに制作をしてきた結果なのであろう。問題は、どこまで意識的に出来ているのか。絵画を描く以上、これまでの絵画の歴史から自由になることはできない。しかし、それは短所でなく、大きな可能性を秘めた追究の道であると僕は考えている。
僕もいくつかコメントしたのだけど、彼らの作品には可能性とともに、僕にとってもたくさんのヒントとアイデアを含んでいる。見ているとどんどんアイデアがわいてくる。自分の頭の中を整理することもできた。悪く言えば、盗める要素がいくらでもある。作品を発表するということは、こういった危険性をいつもはらんでいる。それ故に、表現に対しては常に誠実に、責任をもっていなくてはならない。
パースペクティブを失ってしまうということは、自分の立ち位置の喪失に繋がってしまう。僕はこれは危険なことだと考えていて、表現やコミュニケーションに大きな問題を生み出してしまうことになるのではないだろうか、現在、ネット上で垂れ流される責任を伴わない言説や画像は、本質的な表現ということを放棄してしまっているように、僕には見える。
そこからは何も産まれないだろう。誰もハッピーにならないだろう。本人の自己満足のためだけに排泄される事物は、他人にとっては不快な物以外のなにものでもない。

会場からの作家たちへの質問で、どれぐらい作品の購入者のことを考えているか?というものがあったのだけど、これはプロとしてやっていくなら重要な視点だろう。作品の体裁、展示しやすいサイズ、劣化しにくい画材の使用法など、考慮すべきことはたくさんある。また、値段の設定も難しくも、重要な問題である。
貧乏で、食うや食わずで、作品を制作し続けるのは苦しいばかりである。よくゴッホを引き合いに出す人がいるが、彼は弟の援助のもとで、高価な画材を妥協する事なく使用して、自殺するまで制作していた。ゴッホは、売れなくても良い、理解されなくても良い、と思っていたわけではなく、画家として独り立ちできることを切望していた。それを、芸術に殉じた美しい物語にしてしまうことは、ゴッホ本人に対する冒涜に近いものを感じる。
だから、貧乏でも制作し続けられればいいと考えるのではなく、正統な報酬を受け取って絵を描き続けるにはどうすればいいか、ということをこれから作家になろうと思う人たちには考えてほしいのである。

あまりうまくまとめられなかったので、コメント欄での突っ込み大歓迎です。
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投稿者 corvo : 23:51 | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年09月18日

週末。茨城県自然博物館と打ち合わせ

今回も遡っての出来事。この3連休は、出掛ける用事が多く、ほとんど家にいることが出来なかった。
土曜日はミュージアムパーク茨城県自然博物館 を見学。この日は打ち合わせのために、徳川君 が博物館を訪ねることになっていたので、友人と集まって一緒に見学しようということになっていたのである。前日に続いて骨王さんも参加。週末ということで、骨王さんの奥さんも同行。たかさんも僕の家に集合してカングーで博物館に向けて出発した。しばらく行くと、どうにも調子が悪い。エンジンに力がなく、坂道で30キロ以上の速度が出ない。まだ、点火装置のリコールをすませていなかったのが原因かもしれない。しょうがないので、一旦自宅に戻り、たかさんの車と僕のRSの2台で出掛ける事になってしまった。ちょっともったいない。
連休の初日ということだろうか。交通量が多い。車のトラブルと、渋滞とで、結局集合時間に1時間も遅れてしまった。
博物館に着くと、あらかた打ち合わせを済ませた徳川君と館の国府田先生、そしてRC GEAR の横山君が待っていてくれた。どうもすません。
お昼時ということで、すぐにランチタイム。「恐竜カレー」と命名された、チキンカレーを食す。美味い。
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ボリュームもたっぷり。
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レストランは吹き抜けになっていて、巨大な窓から外の景色を一望できる。暑かったけど、天気もよくとても気持ちがよかった。日本の博物館の中では、もっとも居心地のよいレストランではないだろうか。全体の設計の中で、よく考えられた場所に存在している。とってつけたような印象はまったくない。
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展示室の入り口で、マンモスが出迎えてくれる。今回は全ての展示を、国府田先生の解説つきで見るという贅沢な物。ところどころに入るユーモアや、楽屋落ちが楽しい。ここには書けない自虐ネタもちらほら。実はバックヤードもしっかり見学させてもらったのだけど、内容についてはここで書く事はできない。素晴らしい標本の数々と設備でした。
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飛翔するアンハングエラの骨格。
すっかり博物館を堪能した後は、博物館で横山君と分かれて、残りの人数で僕の自宅近くの料理屋での夕食会に。移動後に徳川君の友人も合流し、昨晩に続き盛り上がった場となった。ひょっとしたら、二度とそろわないのではないかというようなメンバーで、でもこれからもいいつながりを持っていきたい、そんな素晴らしい出会いの場であったことは間違いない。

日曜日は自宅にて打ち合わせ。この企画については、今のところまったく公開することは出来ませんが、乞うご期待。
たかさんの撮ってくれた、ポーちゃんとチョビ。
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(c)Takyoshi Kawashima
作業風景も撮影してもらいました。こんな感じで制作しています。
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(c)Takyoshi Kawashima

17日の出来事は明日、書きます。
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投稿者 corvo : 23:42 | コメント (4) | トラックバック (1)

『インカ・マヤ・アステカ展』

少し遡って、金曜日のこと。国立科学博物館へ骨王さんたちと行ったのだけど、ちょうど開催中だった企画展「インカ・マヤ・アステカ展 」を見て来た。そんなに時間をかけずに、ざっと見た感じだったのだけど、それぞれの文化の違いや、造形物の出来不出来がよく分かって非常に面白かった。骨王さんと、話しながら見ていたのだけど、貴重な古美術品とはいえいい出来のものと悪い出来の物があるねえ、などと勝手なことを言いながら楽しんだのである。僕らの審美眼がどれほどのものか、ということは置いておいて、その当時も腕のよい職人もいれば、そうでもない職人もいたのだろう。「いい仕事しているなあ」というものがあったり、「これ、ちょっとあまいんじゃないの?」なんてものもあったり。主催者にしてみれば、あまり態度のよい客ではなかったかもしれないが、とても楽しむ事ができた。
その後、リニューアルした日本館へ。歴史ある既存の建築物を使った展示空間は、非常に抑制が効いていて見ていて気持ちが良い。詰め込み過ぎの感のある地球館よりも、僕はずっと好きだ。
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目玉展示の一つである。フタバサウルス。
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ミズダコ。ワックスなどを使って制作したものなのか、本物を樹脂で固定したものなのか、見ただけでは判別することができなかった。
骨王さんによると、日本館の展示はアメリカの博物館を比べても遜色ないということである。知りたい情報や、面白いトピックが分かりやすく展示されていて、ここに来ればたくさんのことを学んで帰ることが出来るだろう。博物館はデパートのディスプレイとは違う。ある種の美しさやかっこよさは必要だけど、本来は研究機関であり、教育機関である。その本分を忘れては、どんなに魅力的な標本も展示物も活きてこない。

閉館時間になったので、食事をするためにアメ横へ向かう。
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科博の敷地内に展示してあるD51の側に、子猫たちを見つけた。みな兄妹だろう。近づくと逃げてしまう。この間まで家にいたももちゃんと同じぐらいの年齢だろうか。野良のわりには、とても綺麗な顔と毛づやをしていた。
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アメ横でも猫発見。アメ横ならではの、ゴージャスなご飯をもらっていた。近づいて写真を撮っても、いっこうに逃げる気配はなかった。
夕飯は「昇龍」の餃子。その後、店をかえてお酒を飲む。会話も楽しく、とてもお酒のおいしいひとときでした。
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投稿者 corvo : 01:19 | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年09月11日

いしかわこうじ「OYAKO」展

ここのところずっと締め切りに追われての制作なのだけど、出版前ということで公開できない作品が多い。そんな状況でありながら、出掛ける用事も多くばたばたとした日々を過ごしている。
昨日は友人であるいしかわこうじ さんの個展「OYAKO」展 にお邪魔して来た。午後6時からのオープニングパーティーに少し遅れて参加。ここ数年、仕事とは別に描いている油絵が、どんどん伸びやかになってきて面白い。最初見た頃は小さな作品が多かったのだけど、今回は100号の大作も出品されている。きっと気持ちよく描いたのだろうな、という部分が凄くよく伝わってくる。イラストレーションの世界では、僕なんかよりもはるかに先輩で、ばりばり仕事をされているのだけど、そんなところから解き放たれた感じが油絵にはよく表れていて、観ていて気持ちがいい。近くにお出かけのときは、是非覗いてみてください。原宿から徒歩3分ほどのところです(実際は5分ぐらいのような気がするのだけど)。
今回のオープニングパーティーでは、もうひとつとても嬉しいことがあって、以前からネットでやりとりをしていた、アメリカ在住のCGアーティストの方とついに会う事が出来たのである。一昨日から2週間日本に滞在しているということだったので、いしかわさんの個展にお誘いしたところ、急だったにも関わらず駆けつけてくださった。僕はネット上で顔を公開していることもあって、すぐに気づいてくださり、スムーズに会話に入ることができた。これまでネット上のやり取りがあったとはいえ、初めて会った気がしないほどに、率直な意見をかわす事ができて、とても有意義な時間を過ごすことができた。
すぐにいしかわさんにも紹介し、二次会でもたくさんの話題で盛り上がることができた。
でも、一番盛り上がったのは、彼がアメリカから持って来ていたiPhoneだったかも。もちろん日本では電話として使えないのだけど、タッチパネルのインターフェースや、操作感がすこぶる気持ちがいい。触ってみないと分からない、これまでにどこにもなかった機械を目の当たりにしたような、みんなそんな反応だった。冗談で言っていたのだけど、まるで種子島に渡来した南蛮人(彼は日本人だけど)が鉄砲を持って、ひとり現れたような感じ。
蒸し暑く、まつわりつくような空気が気持ち悪い日だったけど、とても楽しい充実したひとときでした。
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投稿者 corvo : 23:55 | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年09月10日

『SAISON ゲニウス・ロキに導かれて』〜アカデミアプラトニカ〜

昨日の日曜日は久しぶりに、茨城県那珂市にあるギャラリー「アカデミアプラトニカ」にお邪魔して来た。ここでは数回のグループ展と個展を開催しており、公私ともにお世話になっている。この日から、大学を卒業したばかりの若い作家たちのグループ展が開かれるという事で、オープニングパーティーに参加してきたのである。
このギャラリーのオーナーである青木芳昭さんは、水戸市内で美術予備校の経営もしており、出品作家はそこの教え子たちでもある。僕もほんの少しだけ、彼らが受験生だったときにデッサンや油絵を批評したり、アドバイスしていた縁もあり、必ず観に行こうと思っていた展覧会だった。卒業したばかりといっても、それぞれに独自の表現を目指しており、作品の完成度もなかなかのものだと思う。

このギャラリーは三つの展示室に分かれており、G3が最も広く天井も高い。そのため、大作を展示するスペースとしてよく使われる。
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G3での展示風景。青木航太作。
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大塚麻美作。
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関勝仁作。
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小田倉由紀作。

ここからG2の展示風景。
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小品、青木航太作
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小品、大塚麻美作

ここからG1の展示風景。このスペースは、落ち着いた雰囲気のカフェでもある。
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小品、青木航太作。
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小品、左側2点が小田倉由紀作、右側3点が大塚麻美作。
つたない部分がありながらも、しっかりと完成して作品として成立しているところに好感が持てる。作品を作る上で一番重要であり難しいのは、完成させることだろう。

オープニングパーティーは、いつもとても美味しい手作りの料理を楽しむことができる。車で出掛けているので、アルコールを飲めないのが残念だけど、いつも舌とお腹は満足させてもらっている。今回はもう一つ目的があり、現在作っている作品を美術評論家の小泉晋弥先生に見ていただくことだった。小泉先生は、おそらく僕の作品を唯一評価してくださっている美術評論家だと思うのだけど、的確な批評とアドバイスをいただくことができた。自分の制作の方向性に自信を持つことができたし、新しい展開も考える事ができた。
そこで随分先のことですが、ちょっとお知らせを。2009年の2月か3月に、アカデミアプラトニカで2回目の個展を開催することになりました。

行き帰りは常磐高速道路を使ったのだけど、ショックを替えたのにも関わらず、ある一定の速度になるとRSのステアリングから振動を感じてしまう。どうもホイールバランスかタイヤに問題があるようだ。タイヤ自体、もうそろそろ交換時期ではあるので、早急に対策しなくては。どのタイヤにするかなかなか決まらない。今となっては、195/50R/15というサイズは希少な部類になってしまっているようだ。もうしばらく悩みそうです。
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投稿者 corvo : 11:52 | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年08月30日

日本ワイルドライフアート協会展

本日、搬入に行ってきました。丸善での個展をきっかけに誘っていただいた「日本ワイルドライフアート協会」のグループ展に参加です。
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新作は準備できませんでしたが、3点出品しています。
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アマチュアから、プロフェッショナルまで、40人ほどの「ワイルドライフアート」をご覧いただけます。近くまでお出かけのときは気軽に覗いてみてください。僕は最終日の5日だけ、会場に詰めています。よろしくお願いします。

日時 2007年8月31日(金)~9月5日(水)日曜休館
時間 11:00~18:00(最終日2時まで)

会場 山脇ギャラリー
東京都千代田区九段南4-8-21
TEL:03-3264-4027
JR総武線、東京メトロ南北線、有楽町線、都営新宿線「市ヶ谷駅」から徒歩1分
地図はこちら
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投稿者 corvo : 23:27 | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年08月29日

加藤芳信展 風のシリーズー点から線へ

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ちょっと遅くなってしまったのだけど、現在開催している展覧会の紹介。
加藤さんには、十数年前に知り合って以来、大変お世話になっている。これまでほとんど紹介されたことはないが、非常に優れた芸術家の一人である。もう70を過ぎているのだけど、その仕事の精度、密度に圧倒される。本人の飄々としたその雰囲気とは全くちがった力強さが作品にある。でも、その画面は重くない。
僕が最初の個展を開催(1995年)したのは、彼が経営していた広尾のギャラリーだった(残念ながら、今はなくなってしまった)。
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GALLERY 美術世界
中央区銀座2-3-2 エイコー銀座ビル3階
TEL : 03-5159-9777
OPEN/11:00~19:00(日曜祝日休廊)
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時間のある方、近くまでお出かけになった方は是非。
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投稿者 corvo : 01:44 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年08月23日

ホネホネ大行進

昨日は朝から豊橋へ。朝4時30分に起きて、5時に家を出る。朝9時前に豊橋に着いたのだけど、ものすごく暑い。これが午前中の気温かというほど。涼しい午前中に勉強をすませましょう、なんてことがナンセンスに思えるほどの気温。ちょっと歩いただけで汗ばむ。
どういった打ち合わせだったかは書けないのだけど、博物館で特別企画展「ホネホネ大行進-骨学のススメ- 」を見てきた。やっぱり骨は美しい。面白い。お勧めの展覧会です。
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これはニシキヘビの全身骨格。肋骨に何カ所も骨折が治癒した後があった。ヘビの尻尾は明確に分かるのだけど、頸椎と胴椎の区別はどうなんだろう。
骨がらみで、ちょっと気になったニュース が。「外見が骨なので、子供の夢を壊しかねない」という発言は理解出来ない訳ではないけど、博物館関係者が発言するべきではないだろう。
骨が気味が悪いというのは、どういった体験から想起されるのか。子ども時代の理科室の骨格模型だろうか。「骨は美しい」という価値観がもっと普及してもよいのに、と個人的には思っている。
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投稿者 corvo : 18:28 | コメント (18) | トラックバック (0)

2007年08月15日

8月13日科博でオフ会

今週は月曜、火曜とほぼ終日家を空けていたので、この時間になってようやくblogをアップする事ができた。また、今日は朝からずっと仕事をしており、パソコンの前に座っていられる時間も少なかった。
13日月曜日のオフ会は、12日に開催されたワンフェスに出品参加するため上京していた徳川君の呼びかけで実現したものである。集まったメンバーについては、徳川君のblogに詳しく出ているので、僕のほうでは割愛ということで。
何か明確な目的があったわけではないのだけど、「展示物でも眺めながらスケッチしたり、語らったりということをしましょう」という主旨だったらしい。僕はと言えばそんなことはおかまいなく、人類の展示コーナーで取材をするために、さっさと単独行動をしたりと、いつもながらマイペースだった。人類コーナーでスケッチをしたのが、次の3点である。
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トゥルカナボーイの復元像を正面から。
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次は側面から。それほど大きなスケッチブックではない。HBの鉛筆。
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科博のトゥルカナボーイ。
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ジャワ原人の復元像。
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ジャワ原人の展示コーナー。
夏休みという事で、展示会場は大変なにぎわいだった。いつも空いている時間や、閉館日などにしか行かないので、常設展示会場に人がたくさんいる状況はとても新鮮だった。スケッチをするのにも、気を使うような状態だった。
以前にも、書いたと思うのだけど、スケッチをしていても大多数の人は、スケッチしていることに関心をもってくれない。質問をされることは皆無だった。声をかけないほうが良いと思っているのか、ただ無関心なだけなのか。僕の感覚では、おそらく後者だろうという感じだった。声をかけられなかったり、無関心でいられるほうが、とても気になる。これが海外の博物館や美術館だと、必ず声をかけられたり覗き込んできたりする。そのほうが絵描き冥利に尽きる。無関心でいられるほど、居心地の悪い物はない。少なからず観覧者の妨げになっているのだから、なんらかのアクションを起こすのが自然だと思うのだけど、どうもそうではない人が多いらしい。「邪魔だ、見えないよ。」と言われる方が、よほどましである。
しかし、以前から思っているのだけど、展示会場の証明が暗すぎる。省エネのために暗くしているのではなく、展示の演出のためだと思われるのだけど、まともにスケッチすることが困難なほどの暗さである、これではメモをとるのも、難しいだろう。特に目の悪いお年寄りには、かなり厳しいのではないだろうか。暗くして、スポットライトをあてるような証明は、雰囲気をだすのには良いのかもしれないが、あまりに一本調子で工夫がないともいえる。地球館地下1階の時間で証明が変わる演出も、個人的には百害あって一利なしだと思っている。短時間そこに滞在する人のことしか考慮にいれていないのではないだろうか。スケッチしたり、標本をじっくり観察したい人間にとっては、不親切だと感じる事が多々ある。
午後4時に、ミュージアムショップに集合。上野駅界隈へ繰り出すが、目的の店「上海バール」がなくなっていて途方にくれてしまった(というのは極端だけど)。まだ外はうだるような暑さ。それでもここの中華の味が忘れられない(これも極端)僕としては、姉妹店「万豚記御徒町店」まで歩く事に。無事、店を発見。時間が早いこともあって、店内はがらがら。次の日朝早く出掛けなくてはいけなかったため、ビールは最初の2杯だけにとどめ、あとは食べる事に専念した。いつものことながら「恐竜」の話はしない。あえてないわけではないのだけど、仕事の話を遊びの席でまでしたくない、というのが正直なところかもしれない(ということも以前に書きましたね)。
7人で腹一杯になるまで飲み食いしたのだけど、一人あたり3300円ほどと、大変リーズナブルだった。
僕はここで皆と別れて帰宅。次の日、午前2時30分家を出なくてはいけなかったからである。他のメンツが二次会にどこへいったかは、こちらで。次はお供しますよ「コラギ先輩」!。
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投稿者 corvo : 23:55 | コメント (8) | トラックバック (0)