« 2009年8月 | メイン | 2009年10月 »
2009年9月29日
Great Apes skull 12
ようやく完成。今日も授業がなったので、ぎりぎりまで手をいれていた。あるコンペにエントリーの予定。
1455 x 894 mm。キャンバスにアクリル。
投稿者 corvo : 23:33
Great Apes skull 11
帰国した午後には大学へ行って、制作の続き。ほぼ完成したと思っていたが、手を入れ始めるといろいろと気になるところが出てくる。
チンパンジーのスカルとヒトのスカルを中心に手を入れた。
オランウータンも少し加筆。歯に至っては、ほぼ全てに手を入れた。
そろそろ完成。
投稿者 corvo : 00:26
2009年9月28日
SVP in Bristol 4
28日の朝関空へ、昼には関西事務所へ無事到着。
Bristol編、しばらく何回かに分けて書いていきます。
今回のブリストルは、会場が個々に分かれているという短所はあったが、博物館(美術館も併設)が常に近くにあるのは大きな長所だった。入場料も無料なので何度でも出入りすることが出来た。開館時間が午前10時から午後5時までと短いのが玉にきずだが、かなりの時間を博物館で過ごすことができた。
吹き抜けのホールに吊るされている飛行機。
板状につぶれた状態の化石が有名な魚竜だが、これは三次元的に保存されている珍しいもの。
この博物館、間口がそんなに広くなく、敷地も大きなくないのだけど、なんというか非常に懐が深い。欧米のミュージアムはなめてはいけない。いつも感心するのは、剥製の展示方法だ。
最近、動物館で行動展示が主流になっているが、あくまでも自然の状況を模したものに過ぎないと思っている。動きのある動物を見るのはとても楽しいが、そこでは現実の狩りや食餌が再現されるわけではない。
そういった点からも剥製を使って、自然の捕食行動や巣の作り方などを再現するのは理にかなっていると思う。いまだこういった剥製の展示を日本の博物館で見たことはない(もし、どこかでそんな展示をしているところがあったら教えてください)。上野の科博はブティックの着飾ったマネキンのように並んでいるだけで、それぞれの動物の生態が見えてくる展示ではない。
ジオラマになっていない単独の剥製にも、その動物特有の生態が再現されている。見ていてとても楽しいし、視覚的にすぐに理解することができる。
いくつか館内でスケッチをしたので、後日紹介します。
毎日、夕方にはポスターセッションが行われる会場へ。
その近くに王立の美術学校があった。ロンドンには有名なロイヤルカレッジ・オブ・アートがあるが、ブリストルにも同じく王立の学校があることは知らなかった。
街中でいくつも見かける教会。それぞれに特色があって、どれも美しい建物だった。
こちらはポスターセッション会場の外観。ブリストル大学の音楽学部の建物らしい。ブリストルにいる間は、昼間からビール(エール)ばかり飲んでいて、ポスターセッションを見学するときも常にエール片手。グラス一杯が1パイントと500cc以上ある。おそらく毎日2リットル以上は飲んでいたと思う。アルコール度数も低いし、水代わりのようなもの。でもお酒はそんなに強くないです。
以前、学生時代にイギリスへいったときは、ご飯の不味さに辟易したのだけど、今回はけっこう美味しくいろいろなものを食べることができた。その中でも気に入っていたのだが、このハンバーガーショップ。初日と最終日のランチを食べに行った。
でもお昼時なのに、満席になっていない。
ハンバーガークラシック。素材の味が生きていて実に美味かった。この「素材の味が生きている」のがイギリス人には不評なのか、昼時に店で出会うのはSVP関係者ばかりだったような。普段はどんな感じなんだろう。
まだまだ続きます。
投稿者 corvo : 23:49
2009年9月27日
SVP in Bristol 3
なかなか更新する時間がとれない。毎回SVPへ来ると、ハードスケジュールになってしまう。
毎朝恒例の坂を上って会場への道のり。
この日は晴れわたった天気のよい日で、ホテルのすぐ隣にある芝生の緑が映えていた。
大学のメモリアルビルディングも会場になっており、そこで行われたテクニカルセッションの様子。
入り口はいってすぐのホール。吹き抜けの天井が美しい。
どこを切り取っても絵になる景色が続いている。
次のアップは帰国後になってしまうかも。
投稿者 corvo : 06:34
2009年9月24日
SVP in Bristol 2
ブリストルに来て、やっと2本目のエントリー。
ホテルを出ると車を転回させるロータリーになっていて、その中心に彫刻が立っている。ちょうど頭に鳥が乗っていたのでシャッターを切ってみた。
僕らが泊まっているホテルの外観。ゴージャスで格式ある雰囲気。部屋も広くて快適。
ホテルのすぐ近くに流れている川。夜が明けたばかりで、街はとても静か。
23日の朝食を調達したサンドウィッチ屋。
ホテルの隣にある、大きな教会。
ブリストルはアップダウンの多い街だが、その高低差がアクセントを与えていて、美しい景観を形作っている。僕自身、坂の多い街は好きなので歩くことが楽しい。この坂を毎日、会場へ向かうことになる。
この塔をランドマークにブリストル大学を目指す。
ささやかで控えめなSVPの案内。
レジストレーション会場には、参加者があふれかえっていた。いつもならホテルの中に会場があり、レジストレーションも階下に行くだけで済ますことができるが、今回の会場はブリストルの街の中に点在しており、かなりの距離を歩くことになる。でもいい運動になる。
セッション会場はこじんまりとしているが、伝統と格式を感じさせる。
発表内容については、ここでは書くことはできない。僕の英語の問題もあるが、まだ研究途上のものも多く、論文になるまでは公にすることはできない。SVPで発表されたからといって、それがすぐに有効な内容であると限らない。
こちらは街を歩いていて見つけた店。
店内に陳列された商品には、さらに強烈な日本語らしき文言がちりばめられていた。
『極度乾燥(しなさい)』。あまりの意味の通らなさが、かえってすがすがしい。今回のヒット。
午後のポスターセッション会場。ホテルから一番遠いところにある。狭い会場で人のながれはラッシュアワー並みである。
出展ブースも、人がごった返している。例年通り、皆でアルコールを楽しみながらのポスターセッション。
SVP中は、一気に酒量が増える。イギリスということで、ちょっとぬるめのエールビールが美味い。
今回のウェルカムパーティーは経費節減のためなのか、ほとんど料理が出ないということなので、外で夕飯を食べることに。この写真は二次会で入ったバーのもの。ここでもエール。
いい具合に酔って、川沿いの道をホテルへ帰った。大学があるせいか、治安はとても良いように思う。
初日はこんな感じ。
投稿者 corvo : 23:01
2009年9月23日
SVP in Bristol 1
無事、ブリストルのホテルにチェックインしています。これから追記する予定ですが、とりいそぎお知らせまで。
--ここから追記
今回の旅程は関空からスタート。JRの「はるか」を使わずに大阪市内を乗り換えながら空港に向かったのだけど、これが予想以上に大変だった。つぎからは「はるか」を使おう。新今宮の駅の乗り換えで、南海から空港行きの電車が出ているのにも関わらず、JRのホームから改札に向かうところにエレベーターもエスカレーターもなくとても不便だった。
行きはエールフランス。
シャルル・ド・ゴール空港で見かけた消火栓。壁に付いているわけでなく、むき出しのまま通路の真ん中に立っている。
よく晴れていて明るい空港内。
トランジットする機体へはバスで移動。初めて見た固定されていないつり革。案の定、危険きわまりない。少々の力で引っ張っていたのでは確実に身体ごと移動してしまっていた。
港内を移動するバスからみた風景。これは乗り込む飛行機ではない。
これから僕らが乗り込むレシプロ機。機内は広くないが、予想以上に快適で楽しいフライトだった。
雨のブリストル。巡航速度はジェット機に比べればかなり遅いが、空港に降り立ってからの機動力は抜群である。着陸してからの移動は迅速で、ほとんど待たされることなくブリストルの地に降り立つことが出来た。
久しぶりのイギリスでちょっと緊張したのか、入国審査でなんと答えればよいか分からなくなって時間がかかってしまった。いきなり「Why here?」って。もうちょっと丁寧に聞いてくれれば混乱することも少なかったと思うのだけど、一番困ったのは「学会に来た目的は?」だ。シンプルに「勉強」と答えれば良かったのに、いろいろ考えてしまって時間がかかることになってしまった。
ちょっとアップが遅れ気味ですが、すこしずつ書いて行きます。
いつも通り、こちらのふらぎ雑記帳もあわせてご覧ください。
投稿者 corvo : 09:10
2009年9月22日
いまだ準備中
SVPの行われるブリストルへ向かうために、いまだ準備中である。数時間後には家を出なくてはならない。
行きはパリを経由してイギリスへはいるので、少額のユーロを用意した。イギリスがポンドなので面倒くさい。全部ユーロにしてほしい。携帯電話は海外でも同じ電話番号でつながるものを用意した。メールは受け取れないが、通話することは可能なので、急用の方がご連絡ください。ノートパソコンを持って行くので、ホテルの部屋にいるときはネットでの連絡もとれます。
だいたいのパッキングは完了。PR用のポートフォリオの制作がまだ終わらない。現在。印刷中。
投稿者 corvo : 03:26
2009年9月21日
Great Apes skull 10
今日、ほぼ完成させることができた。
これはまだ途中。完成した状態よりも面白いと言われると立つ瀬がないが、背景の下地処理をしているところである。
キャンバスの側面を黒くするため、寝かせて作業する。
ほぼ完成。
しばし留守にする仕事場。帰国後、最後の仕上げをする予定だ。
投稿者 corvo : 23:45
高速道路、どこもよう積んどった
「道が積む」という表現。おそらく三重県限定で、混雑しているの意味。ようはどこもかしこも渋滞だったということである。出かけてもいないのに、どうしてそんなことをと言われるかもしれないが、昨夜、急遽三重に行かなくてはならず、高速を使って片道100kmの道のりを往復してきたのである。
幸い、僕が行く方向には大きな渋滞はなかったのだけど、多くの場所で深刻な渋滞が発生していたようだ。
普段あまり運転をしないサンデードライバーも多かったと思われるので、それも渋滞の原因になっているだろう、高道路の通行料金がいくら安いといっても、渋滞で時間がかかってしまっては元も子もない。アイドリング中は排ガスも綺麗とはいえないので、環境にとってもよくない。
とはいえ、僕も車で移動しているので人のことは言えないが。ただ、かなり緊急だったので、車でなくてはいけなかったのは確かである。
現在、制作追い込み中。夕方までに仕上げて、明日の準備をしなくては。
投稿者 corvo : 15:38
2009年9月20日
Great Apes skull 9
制作もいよいよ大詰め。今日はずっとヒトの頭骨にかかりきりだった。
完成が見えてきた。いよいよ大詰め。
ヒトは本物を見て描いているので仕事が早い。
投稿者 corvo : 19:20
2009年9月19日
Great Apes skull 8
いよいよイギリス行きが迫ってきたので、ペースアップしなくてはいけない。
今日は研究室には立ち寄らず人体表現研究室に直行して、こもって制作を続けた。授業もなく、ほとんど学生もいないので集中できる。
チンパンジーまで出来てきた。ゴリラ、オランウータンともに、細部の修正はまだ必要だ。
明日はようやくヒトの頭骨。月曜日に完成予定。
投稿者 corvo : 23:27
Great Apes skull 7
昨日は朝から昼過ぎまで打ち合せだったため、夕方から大学に戻って制作の続き。
これは一昨日の状態。白く残っていた部分に、カラージェッソのイエローオーカとテクスチャーを混ぜたものを塗り付けたもの。絵の具がたれないように寝かせて作業している。
オランウータンもほぼ完成している。
そしてこれが昨日。背景と同時にチンパンジーを描き始めた。
頭骨が並ぶと完成が朧げに見えてくる。
チンパンジー、今日には完成させてしまいたい。
投稿者 corvo : 09:59
2009年9月16日
後期人体表現研究室始動
授業が始まると一気に忙しさが増してくる。
15日火曜日、午後6時30分から人体表現研究室課外授業の後期ガンダンスを行った。受講出来る学生が限られているので、希望者が多い場合は抽選などで選抜する必要がある。
前期は90名を超える希望者が集まってしまったため、今回は積極的に募集のアナウンスをせず、出来るだけ目立たないデザインにしたチラシを、後期履修登録会場にひっそりと置いてもらった。
ある意味、不親切な募集であったためあまり多くないかなと思っていたら、なんと74名もの学生が集まってきた。イラストレーションクラス以外にも洋画、日本画、CGアニメーションからの参加があり、前期以上にバリエーションのある集まりになった。
ただ、74名全てに受講してもらうことは不可能なので、やむを得ず抽選となった。ごくごくシンプルな方法で、折り畳んだ紙で作ったクジを引いてもらった。その場を盛り上げるために、皆で一斉に開封したのだけど、悲喜こもごも。こればかりはどうしようもない。後期はちょっと多めで49名でスタート。
でも、無事に後期のメンバーも決まり、スケジュールも決定して、充実した内容目指していよいよ始動である。
投稿者 corvo : 23:26
2009年9月15日
Great Apes skull 6
ちょっと風邪気味だったので、朝から近くの病院へ。空いていていよかった。来週、SVPのANNUAL MEETINGに参加するためイギリスへ行くので、多めの薬をもらってきた(買ってきたとは言わないのだよね)。待ち時間もなく早く済んだので、今度は美容院へ。前髪が邪魔になってくると仕事中に気になってしょうがない。さわさわと頬にあたるもみあげの髪も気になっていたので、少し切ってもらった。カット前とカット後でシャンプーとマッサージがある丁寧な仕事ぶり。料金もリーズナブルだった。
午後に大学へ行って制作の続き。
オランウータンをだいぶ進めた。
どこまで描き込むかバランスが大切。
全体はまだこんな感じである。
投稿者 corvo : 23:52
Great Apes skull 5
昨日は出張の後、関西事務所に寄ってから大学へ。出張先が近いとこういったことができるのでよい。
授業も会議もないので、人体表現研究室で制作を再開する。
おおよそ出来上がったゴリラ。
ようやく始めたオランウータン。ゴリラに比べると面積が小さいので、もっと早く制作できるはず。ペースアップして行こう。
投稿者 corvo : 10:42
2009年9月14日
高大連携の出張授業 2
今日はあさから先週と同じ高校へ、高大連携の出張授業に行ってきた。
地下鉄の駅から高校まで行く途中にある川。
朝からカラスが水遊びをしていた。おそらくハシボソガラス。山が近いせいだろうか、町中で見るのは珍しい。
今日はモデルさんに来てもらって、クロッキーの授業。20分1ポーズ、1分ポーズ(10分間)、2分ポーズ(10分間)、10分2ポーズ、最後に1分ポーズで締め。それほど長くない授業時間だったが、充実したポーズ数が描けたと思う。いつものように僕も全てのポーズを描いた。高校生たちも力作ぞろい。
これでひとまず出張が一段落。今週から通常授業が始まります。
投稿者 corvo : 23:57
2009年9月13日
Great Apes skull 4
土曜、日曜と大学で制作をしていたのだけど、昨日は家に帰ってから疲れからか倒れ込むように寝てしまった。夜中少し起きだしたりもしたが、身体も思考も重くてしかたがなかった。
土曜日はここまで。細部を描き込んでいるので、劇的に進むということはない。
そして、これが今日の状態。ようやく下顎にも手を入れ始めた。
昨日から中心に手を入れているのが矢状稜の部分。特にゴリラのオスに特徴的な、強大な側頭筋が付着するためのスペースである。
眼窩は昨日ほぼ完成させることが出来た。
歯の噛み合わせも重要なポイント、描きどころである。
今日、実家から届いた、初体験の青い無花果。
熟していないのかと思ったら、これで充分熟していて食べてみたら非常に甘かった。
ちょっと小振りだが美味い。お尻のほうから三つぐらいに裂いて、歯でこそげとるように食べるのだけど、その時うっかり舌を外皮にあててしまうと、舌が荒れてしまう。子供のときは幾度となくつらい目にあったのを思い出す。でも、無花果大好きです。
投稿者 corvo : 22:24
2009年9月11日
Great Apes skull 3
今日は朝から教授会、夕方も会議がひとつ、そんな合間に制作。
ゴリラを進めて行く。まず最初に紙ヤスリで凸凹を少しスムーズにして、絵の具を乗りやすくしてから描き始めた。
明日にはゴリラを完成させてしまいたいが、どこまでいけるか。
投稿者 corvo : 23:26
2009年9月10日
Great Apes skull 2
今日もひとり、人体表現研究室にこもって制作。
細部を描き込みを始める。
ちょっとテクスチャーが極端なので、明日は少し削りながら進めて行く予定。少しざらっとしているけどスムーズな骨の質感を表現したい。
投稿者 corvo : 23:39
Great Apes skull 1
久しぶりに大きめの作品の制作を始めた。ずっと前からキャンバスを用意してあったのだけど、全く手を付けられずなかば放置してしまっていた。作りたい作品がたまっているのだが、なかなか消化出来ない。
今回もskullシリーズのひとつ。Great ape =大型類人猿の頭骨を縦に並べた構図。
前日に構図を決定してテクスチャーをつけておいたので、今日はまず顔料を使って色をつけていった。偶発的な絵の具の流れに任せて進めて行く。キャンバスにアクリル。145.5 x 89.4 cm。
色をのせ続けると形が分からなくなるので、途中で改めてデッサンを取り直したところ。ざっくり大雑把に描いている。
さらにテクスチャーをつけて、少し丁寧に形をとっていく。
ゴリラの部分。
モチーフたち。さすがに類人猿はレプリカ。
まだ授業が始まっていないので、人体表現研究室を独占して制作している。広くて気持ちよい。もう少し天井が高く、照明が良ければ申し分ないのだけど。
投稿者 corvo : 01:00
2009年9月 9日
The unknown skull 六甲昆虫館スペシャル 1
新作のThe unknown skullを六甲昆虫館スペシャルとして制作中。
なかなかまとまった時間がとれないので、進み具合は少しずつだがこの数日の間には完成させてしまいたい。画像にパースがついていて、下顎が大きく伸びて見えてしまっている。
2点で1セットになる予定。
投稿者 corvo : 15:18
飾り棚設置
作業机のひとつに簡単な飾り棚を作って設置してみた。近くのホームセンターで木材を買ってカットしてもらい、木ネジを使って組み立てたもの。ボンドを使っていないので必要なくなったら簡単にばらすこともできる。
奥行き98mmで作業面を圧迫しない最小限の飾りスペース。
ようやく六甲昆虫館の虫たちを飾ることができた。
投稿者 corvo : 15:04
2009年9月 8日
正真正銘のおしまい
ようやくおしまい。合計100枚。ディノゲット、ここまでかかってしまった。携帯の画面とはいえ、復元画ということでいい加減に描くわけにもいかず、大学の業務や他の仕事の兼ね合いから、ずいぶん時間をオーバーしてしまった。
最後の2点。
始祖鳥とラティメリア。
気分的にすっきり。タブレットッとデジタルのよいトレーニングになった。
最近のお気に入り。
ホワイトビール。ちょっと高いのが難点。
投稿者 corvo : 12:24
2009年9月 7日
高大連携の出張授業
今日は朝から京都市内の高校へ、高大連携の出張授業に行ってきた。大学の営業活動の一環で、普段行っている授業の一部を、高校生にも体験してもらうというものだ。今回、訪問したのは美術科高校だったので、良く手が動くし、課題に対する理解も早かったと思う。
2時間続きのスケジュールのなかで、最初に僕の復元の仕事の紹介や、大学内での授業の様子などを説明し、後半ではHiroさんの写真(背中)にトレーシングペーパーを重ねて、筋肉図を描く実習をやってもらった。
黒板に簡単に図示をして、背中のおおまかな筋肉について解説。
最低限の資料しか配っていなかったが、勘がよく完成度の高い筋肉図が多かったと思う。
来週もまた同じ高校で、今度はヌードモデルを使ったクロッキーの授業である。
投稿者 corvo : 23:07
2009年9月 6日
久しぶりに六甲昆虫館へ
昼間いくつかの仕事をこなし、夕方から夜にかけて神戸の六甲昆虫館へ遊びに行ってきた。
新たな六甲昆虫館スペシャルを作るべく制作を開始。紙にチャコールペンシル。
もう7月のことになるのだけど、嬉しい出来事があって『Crow skull 09-01』を欲しいと行ってくれた人がいたのである。そのとき、すぐに館長さんから連絡があったのだけど、なかなかエントリーにできず今のタイミングになってしまった。なかなか時間がとれず、まだ取りにきてもらっていないので、今日も売約済みのまま六甲昆虫館内に展示されていた。
今日、購入の昆虫標本。東南アジアに生息するゾウムシなのだけど、とんでもない害虫らしい。木の中を這い回る生態なので、蛹から羽化した直後でないと傷がついてしまい、これほど綺麗な個体は少ないということだ。
漆器のような、具足のような、なんともいえない落ち着いた光沢の質感が美しい。
館長さんと三宮で美味い台湾料理を食べた後に帰宅。帰ってから少し制作を進めたところ。
新たなアイデアを思いついたので、早く作品にしてしまいたい。
投稿者 corvo : 02:02
2009年9月 5日
代理出品
大学のマンガ部に頼まれて、こんなものを代理出品。
お好きな方、入札してやってください。
投稿者 corvo : 23:52
2009年9月 3日
大掃除と模様替え 2
ようやく仕事スペースの大掃除と模様替えが終了。これで効率よく仕事に向かえる。
それぞれの机のスペースを、それぞれ別の作業に割り当てられる。劇的にデスクトップスペースが拡大した。
資料も整理しなおしたので、すぐに必要なものにアクセス出来る。そんな当たり前のことが出来ないほど酷い状態だったのである。
とても気分が良い。いつまでこの状態が維持出来るか。頑張る。
投稿者 corvo : 23:26
2009年9月 2日
大掃除と模様替え 1
もう何ヶ月も部屋が壊滅的な状況だったので、新学期を迎えるにあたり、模様替えと大掃除を決行することにしたのである。家具は現在あるものの組み合わせを替えるだけで、最低限のものしか新しく買っていない。完全にデッドスペースになっていた机廻りをきちんと機能するよう、一部屋に集中させた。作業スペースと資料スペースを完全に分けることが、今回の大きな目的である。
これは昨日の状態。本棚から出されて山積みされた書籍類。
こちらは今日の写真。`大物の模様替えが一段落したので、後は細々としたものの整理をしていくだけである。とはいえ、これからが大変。
本棚の整理もまだまだこれから。
投稿者 corvo : 14:01