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2005年07月31日
blogの不具合
これまでどこからもクレームがなかったので気づかなかったのですが、blogの不具合のお知らせです。
Mac版 Internet Explorer の OSX および classic 環境からコメントを書こうとするとコメント欄で文字化けしてしまいます。これはブラウザソフト側の不具合なのですが、修正していく予定です。
上記の環境の方は不便かもしれませんが、safari などの他のソフトを使用するか、テキストエディタソフトで書いた物をコメント欄にコピー&ペーストして投稿してください。この場合もコメント欄上では文字化けしますが、投稿するとblog上では読むことが出来るようになります。
まだまだ歩き始めたばかりのサイトですので、どんどんご要望、ご意見、お聞かせください。
これからもよろしくお願いいたします。
サイトリニューアル
ようやくというか、やっとというかサイトリニューアルしました。
サイトへは右上の鴉頭をクリックしてください。
個展の会期が終わるまで限定ですが、トップページにばばんとサイカニアが鎮座しています。
このトップページも月替わりぐらいで更新していこうと思っています。
今回のリニューアルで大幅にデザインが変更になりました。
メニューも増えましたが、内容の充実はこれからです。
主な変更点は・・・
・gallery の nature の作品が増えました。contemporary の作品は次回更新でアップします。
・workshop のメニューができました。コンテンツはまだありません。もう少しお待ちください。
・blog猫工房が増えました。我が家の日常をお楽しみください。
・store ではこれまで出版された書籍の書影を紹介しています。アマゾンへリンクが貼ってあります。
・copyright では著作権、コンテンツの使用に関する注意書きがあります。
・contact から直接メールを出せるようにしました。ご意見、仕事の依頼、なんでも歓迎です。
・link 集を作りました。
サイトに関するご意見、ご要望もがんがんいただければと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
2005年07月30日
頭部シリーズ終了
今回でとりあえず、リクエストも終了。
このまま切りなく続けていくと、個展の準備にとりかかれないのでご容赦を。
作品リスト作り、額装とけっこう手間がかかるのです。

Oviraptor philoceratops
メールでの再びのリクエストで、先日紹介したモノクロに着色。

Pachycephalosaurus wyomingensis
2005年07月29日
リクエスト3連発2
リクエスト3連発、第2弾である。
サイカニアはコメントからではなく、友人がメールでリクエストしてきたものである。
ついに個展オープンまで1週間を切った。秒読みである。

Rhamphorhynchus gemmingi

Triceratops

Saichania chulsanensis
2005年07月28日
簡易裁判所
先日、友人がギャラの支払いに関する少額訴訟を起こしたため、その証人として東京簡易裁判所に出廷してきた。
この件は僕のようにフリーランスでものづくりの仕事をしている人間にとっては、重要で興味深い事案であった。
結果から言えば裁判所がすすめた「和解」でいくらかの支払いを受けることで決着したのだが、原告である友人には不本意で精神的にもつらい結果であった。そして、自分のこととして考えても納得のいくものではなかった。
当然、具体的に個人名、企業名を書くことは出来ないが、話の流れを整理しておきたいと思う。
友人はグラフィックデザインを本職としており、ウェブサイトを制作するスキルも持っているフリーのデザイナーである。友人だから贔屓していると思われるかもしれないが、極めて優秀なデザイナーである。
友人が受けた仕事は、ある中小企業のウェブサイトの制作であった。
およそ1ヶ月半ほど、自宅で仕事をしていたとはいえ他の仕事を入れることもなく、ほぼ独占的に拘束される形で作業を進めたのだが、最終的にクライアントからオーケーをもらうことができずギャラの支払いを受けることが出来なくなってしまった。
このケースで双方に落ち度があった点は、最初に契約書を交わしていなかったことである。
裁判所にいってはっきりと分かったことは、請負仕事の場合、納品が完了した時点で初めて仕事が成立したとみなされるということである。
これは当然のことと思われるかもしれないが、クライアント側から見ると、気に入らなければいくらでもだめ出しをしてもよく、成果物の受け取りを拒否し続ければ、いつまでも対価を支払わなくても良いということである。その間、仕事を請け負った側はその仕事に拘束され続けるわけである。
もちろん、クライアントの納得する成果物を納品すればうまくいくわけであるが、ウェブサイトの制作という性格上、難しい点がいくつかある。
ウェブサイトを閲覧する環境は、人それぞれ無数のケースがある。パソコンの違い、OSの違い、ブラウザソフトの違い、通信環境の違い、モニターの違い、そしてそれぞれの組み合わせで、そのバリエーションは無限ともいえるものとなる。
そういった状況で、厳密にサイト上でのデザインや色彩を決定することは不可能である。
またブラウザソフトのバージョンの違いでも、フォントや、デザインの見え方に差異が出てしまう。
そういった状況をふまえて、最高の妥協点を見つけようとするのが、ウェブサイトデザイナーの重要なスキルであると僕は理解している。
また、デザインというのは各個人の好みに大きく左右されるものであるが、デザイナーとクライアントはディスカッションを繰り返しながらより良い結果を求めていく。このやりとりがうまくいかないと、両者にとって非常にストレスのたまるものになってしまう。
ウェブサイトというものは絶えず更新、追加していく前提のもので、流動的な 表現形態である。そういった点からも、頑ななイメージを持ってデザインを決定しようとすることは、とても危険なことであると僕は思う。
当然、デザイナーである友人は閲覧者にとって利用しやすいサイトの構築とデザインを目指したわけだが、クライアント側にその意識は低かったようである。最適な妥協点を見つけることよりも、クライアントが求めるデザインを、強行に推し進めようとしたことが不幸であった。僕は具体的にデザインの経過と、やりとりの詳細を知っているのだけど、客観的に見てもクライアントがかなりの無理を押し通そうとしていたようである。
決定的であったのは、検索エンジンの「グーグル」でクライアントが指定したキーワードを入力したときに、上位に検索されることを求めたことである。そして、この結果をもって成果物の受け取りとすると主張した点である。
おそらく多くの人が疑問に思うことだろう。
「グーグル」で検索して上位に表示されるようにすることは、ウェブデザイナーのスキルとは全く別の物であり、ウェブサイトを制作することとは全く違う業務なのである。
こういったことは「検索エンジンの最適化」と呼ばれるものだが、その検索結果をコントロールすることはほぼ不可能である。
僕から見ると、無理難題をふっかけて成果物の受け取りを拒否したと思えたわけである。
このクライアントは友人の制作したウェブデザインを使用していない。その点からは支払いの義務はない。
しかし、1ヶ月半という長期にわたって様々な要求を続けた事実がある。そして、友人は誠実にすべての案件に対して応えていた。間違いなく作業をした事実がある。
やはりここで問題になるのは契約書がなかった点である。クライアントは仕事を依頼したことは認めている。ただし、法律的には請負仕事であるということで、納品された時点でないとギャラが発生しないのだ。
作業をした事実は間違いなくある。途中の段階でほぼ完成されたウェブサイトも出来ていた。
それでもクライアントが気に入らないといえば、受け取りを拒否してギャラの支払いも拒否することができる。
これでは僕たちのようなフリーランスの人間は、とても仕事がやりにくくなってしまう。
そこで重要になるのが契約書の存在だろう。
仕事を受ける前に、成果物の引き渡し以前であっても労働の対価に見合う金額を保証金として受け取れる契約を結ぶしかない。
今回の事では、本当にたくさんのことを勉強することができた。友人に感謝しなくてはいけない。
フリーランスで仕事をしていく以上、いつ自分の身に降りかかるかもしれない。この事例が同じような立場の人たちにすこしでも参考になればと思う。
異論、反論、なんでも良いのでコメントいただければ幸いです。
2005年07月27日
リクエスト3連発
リクエストのあった3点。
会場に見に来てもらうためには、ネット上にアップしない方がよいのかもしれないが、遠方から見てくれている方もいるのでやはりアップすることにする。
お近くの方は是非会場で!

Einiosaurus procurvicornis

Stegosaurus stenops

Oviraptor philoceratops
2005年07月26日
ショニサウルス
リクエストにショニサウルスとあったのだけど、今回の画面は小さいため全身を描く必要のある復元画は、基本的に無理がある。そこで昨年グランドオープンした国立科学博物館用に描いたショニサウルスをアップする。
これは生体復元ではなく生体のシルエットを持った、骨格復元図である。将来的には海の生態も含めた復元画を制作したいと思っている。

大木さん、とりあえずこれで勘弁してください。
リクエスト第二弾
今日はリクエストにあったマメンチサウルス。
今回はモノクロでいってみた。彩色するとペン画のシャープさが少し鈍くなる印象があるので、次からモノクロシリーズでいってみようと思う。

Mamenchisaurus youngi
2005年07月25日
リクエスト第一弾
リクエストに応えてアリオラムス。
シャモティラヌスはあまりに資料が少ないので勘弁してもらった。
資料が少なすぎると、復元ではなく想像に頼る部分が多くなってしまう。
日本で発見される恐竜化石のように、極めて部分的な標本から復元することに意義のある場合もあるのだけど、それは特殊なケースである。
引き続きリクエスト募集中です。

Alioramus remotus
昨日のドイツGP、またしてもライコネンを悪夢が襲う。今シーズンは同一チームのマシンがそろって上位に入ることが少ない。多くの場合どちらかのチームメイトにトラブル、アクシデントが起きている。(エンジンを載せ替えて、予選順位が降格になっているにもかかわらず表彰台に乗ったライコネンの例もあるが・・・)
昨日だと、ライコネン、フィジケラ、琢磨、トゥルーリなどなど。
特にライコネンと琢磨はツキから見放されている。これで十中八九チャンピオンはアロンソのものだろう。
終盤もつれるようだと本当に面白いのだけど、ライコネンがこの流れを断ち切れないとそれものぞめない。
琢磨ファンクラブの会員としては、琢磨にはやくポイントをとってほしい。
コメントにF1の話題も大歓迎です。
2005年07月24日
リクエスト募集
個展開催まで2週間を切りました。準備も大詰めです。
今回、何点か小品を用意したいと思っています。サイズはハガキ大で下の画像がサンプルです。
素材は紙にペン、透明水彩。
そこで、描いて欲しい!という古生物をリクエスト募集します。基本的には中生代の脊椎動物と考えていますが、それ以外でも資料があれば描いてみようと思っています。
個展まで日がないので全て描けないかもしれませんが、どしどしリクエストお願いします。
気軽にどうぞ!

Tarbosaurus bataar
2005年07月23日
ハマクリ
昨日は久しぶりにハマクリに参加してきた。ハマクリというのはデジタルキャンプが主催する交流会のような集まりで、クリエイティブな仕事やその周辺に携わっている人、またそれらに興味を持っている人や学生などが参加している。今回は映画「ヒノキオ」の監督の秋山貴彦さんから映画の企画から制作、公開までのプロセスの話や、具体的な映像制作のメイキングビデオを見ながらの詳しい解説があった。それぞれの話題が非常に具体的で分かりやすくとても興味深かった。
続いていとうまなぶさんの立体イラストレーションを見せてもらう。5年前から突然作り始めたということなのだけど、クリエイティブな仕事とは全く無縁だったという。異色の経歴の持ち主である。大きな身体に似合わず、とても繊細な仕事である。先日紹介したいしかわこうじさんに通じる世界を感じた。
ハマクリの会場は横浜シルクセンターなので、家からけっこう遠い場所にある。電車の時間を気にしながら11時には会場を出たのだけど、結局終電になってしまった。しかも、接続の遅れで家に着いたのは相当に遅い時間になってしまった。
2005年07月22日
apato process 23
アパトサウルス”一応”完成である。
一応というのも、展覧会に展示する新作であることと、ぎりぎりまでディテールを詰めたいことから、このブログではこの段階で完成として終わりたい。
もちろん会期後にはもっと大きな画像で、完成した状態をアップする予定。
まずは、お近くの方は個展会場へ見に来ていただければと思う。
さらに完成度の上がったアパトサウルスを楽しみにしていてほしい。

全体にもう少し明るくしたいのと、背景を整理したいと思っている。

頭部のディテール。ここまで拡大するとけっこう粗い。ルーペで覗いた状態がこんな感じである。
肉眼で制作しているため、それほど精度の高いタッチではない。
2005年07月21日
絵本企画スタート
次の絵本の企画を考え始めている。
昨日はそのための取材と資料集めに、早稲田大学の平山廉さんの研究室へお邪魔してきた。
平山さんは公私ともにお世話になっている研究者で、「最新恐竜学」、「痛快!恐竜学」
、「図解雑学 恐竜の謎」
、「掘りたて恐竜展」などでは楽しく仕事することができた。平山さんは自分の専門分野だけでなく広く好奇心を持ち、数多くの文献を収集している。極めて貴重な物も多く、それらを見せてもらうことはたいへんプラスになっている。また、会話の中で新しいアイデアを思いつくことも多く、絵本の方向性がかなり決まってきた。次のsilly talkのネタも仕入れてきたので、こうご期待。
夕方からは絵本が縁で知り合ったいしかわこうじさんの個展のオープニングパーティーに参加する。
7月20日から30日まで、K.S.ギャラリー原宿(渋谷区千駄ヶ谷3-62-1、03-3470-0810)で開催中。
彼の作るペーパーワンコ&ペーパーニャンコのシリーズは、微笑ましくほっとさせてくれる可愛さがある。犬好きの人も猫好きの人も是非。
2005年07月20日
apato process 22
ようやく全貌が見えてきた。
昼間はほとんどの時間を、他の企画のラフスケッチのために使っていた。なので進んだのはほんの少し。
ここから仕上げるまでにエネルギーがかなり必要になる。

アパトサウルス全体に絵の具がのったところ。鉛筆デッサンよりも、若干しっぽが太い。
でも、こちらのほうがしっくりくる。

すこしアップ。身体のあちこちに傷がついている。

さらにアップ。けっこう細かくタッチが入っている。ふたたび千本ノックの気分。
2005年07月19日
apato process 21
今日のアパトサウルス。
ようやく尾にとりかかる。そしてまたもや酸欠仕事。蓄積してきた疲労と相まってくらくらする。
背景は基本的には白バックでいくのだが、どうまとめるか悩みどころ。大胆にいってしまうか。
早く完成させて、小品の制作や次の企画のことを考えたいところ。もうすぐかな。

2005年07月18日
恐竜大紀行
恐竜大紀行(岸 大武郎作)である。
実はこの作品、つい最近まで知らなかった。もともと恐竜ファンでなかったため、1988年初版のこの名作を知らずにいたわけである。そして、今年完全版が発売されることになった。登場する古生物たちは、擬人化されているが抑制が効いており、彼らの生き生きとした生態を垣間見ることが出来る。これは後のDINO2 1 (1)(所十三作)にも続くひとつの流れであるのだろう。
こういった漫画をきっかけに多くの人に古生物に興味を持ってもらえればと思う。
もう一つ全然関係のない話題を。実は野球が好きで、伝説のプレーヤーというサイトを見つけて読みふけってしまった。僕が少年野球でプレーしていた小学生時代の名プレーヤーたちの活躍を、簡潔で魅力的なコラムとともに読むことが出来る。また、まったく現役時代を知らないプレーヤーだち、今も現役のプレーヤーたちについても書かれている。もちろん全部は読んでいないが、暇をみつけて読んでみたい。
2005年07月17日
apato process 20
apato process も20回の大台にのった。はやく完成させねば。

しっぽ以外はおおよそ出来ているようにみえるが、まだまだやり残しているところが多い。

頭部付近のアップ。

左前肢と左後肢。足は重要である。陸上生物を描くときは、特に大地との関係に気を使わなくてはいけない。
重力に支配されて物が存在する。大地に対して垂直に重心をとり、立つことが出来なくては行けない。
全ては絵の上のことであり、絵空事ではあるのだけど常に考えておく必要がある。
2005年07月16日
apato process 19
アパトサウルスの頭部をだいたい仕上げる。
首の途中を残したことで完成へのプレッシャーをかける。まだ描かなくてはいけないところはかなりある。

角度がついていて、上下に若干つぶれた画像である。

今日そろそろDMも着く頃だと思い、ブログ上でも個展の宣伝を。
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小田 隆絵画展-復元された恐竜の世界
2005年8月4日(木)〜10日(水) 午前10時〜午後8時(最終日は午後4時30分閉場)
池袋東武 本館6階1番地 美術画廊小サロン
豊島区西池袋1-1-25 TEL.代表/03-3981-2211
http://www.tobu-dept.jp
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毎日、会場に詰めている予定です。是非、ご来場ください。
よろしくお願いいたします。
2005年07月15日
絵と写真
昨日、今日とほとんど出かけていることが多く、アパトサウルスにとりかかる時間がほとんどなかった。
にも関わらず、お馬鹿ネタを仕上げてしまうとは。(昨日描き下ろしです)
14日の午後は銀座の教文館へ松居直氏の講演会を聞きに行っていた。演題は「かがく絵本の可能性」である。
この講演会を知ったのは今週の日曜日ごろだったので、急ぎ往復葉書で申し込んだのだが、実は6月28日が締め切りだったのである。そんなこととはつゆ知らず、葉書を待っていると電話がかかってきて、本来ならもう無理なのだけど今回はキャンセルが多く席に余裕があるとのこと。めでたく出席できることとなった。
松居直氏は福音館書店の相談役で、また操業から参画されてきた絵本業界の重鎮のような方である。(そんな方とは全然知りませんでした)
福音館書店の出版してきた科学絵本の歴史など、興味深い話がたくさんあったのが、一番印象に残っているのは「絵本にはやはり写真よりも絵のほうがいいのです。絵には力がある」という言葉です。絵の方がより正確に対象を伝えることができるということ。これはまったく同感で、写真というのは意外に多くの情報が欠落してしまうものである。
最近の記載論文は写真を使った物が多くなったのだが、非常に立体感をつかみにくいし、細かな形態の移り変わりを把握することが難しい。ところが19世紀末や20世紀初頭に描かれた論文の図版は美しさもさることながら、情報の密度という点でも現在のものよりもはるかに優れている。
「絵」は人間が獲得した素晴らしい能力であり、とても力のある表現の一つなのである。
2005年07月14日
apato process 番外編
アパトサウルス「もうちょっとで完成記念(本当か!?)」馬鹿話である。
アパトサウルスをもとに、竜脚類の最大の死因を考えてみたい。
実はこのネタ、2年ぐらい前に友人たち(研究者含む)と盛り上がっていた内容である。
鳥と恐竜は近い関係にあることがはっきりしてきた。
恐竜も鳥のように「気嚢」を持っており、呼吸を補助していたことが分かってきた。
竜脚類の頸椎にはたくさんの穴が開いているが、構造的に強固さを保ちながら軽量化されている。
そこでこの「気嚢」に軽いガスを溜めることができたら、浮力を得ることが出来るのではと考えたのである。
では、軽いガスをどこから供給するのか?
それには「ゲップ」を利用する。さらに付け加えると、彼らは「ゲップ」の出やすい食物を選択していたはずである。
そして、ガスの量を調節して首の上下運動を助けていたのである。

しかし、体内に軽く引火しやすいガスを留めることは危険でもある。
中生代に頻繁におこったであろう火山爆発が、多くの竜脚類を死に至らしめた。
そう、最大の死因は「爆死」である。
これで竜脚類の頭骨が発見されにくいことが説明できる。

この話、賢明な読者がよもや信じることはないと思うが・・・・・・・・
あくまでも馬鹿話です。
このblogについて
何を今更という感じなのですが、まだ初めて一ヶ月もたっていないよちよちブログです。
今のところ、現在進行中の仕事の経過や、本の紹介などが中心になっています。いかんせん仕事の経過を見せるということから、ついつい気合いがはいってしまい余裕のない感じになっているかもしれません。敷居が高いと感じられる方も多いのではと思います。
もっとやわらかい話題や馬鹿な話も入れていきたいと思っていますので、もう少しおつきあいください。またこんなものが見たいとか、こんな話が聞きたいとか、なんでもいいのでリクエストください。まったく関係のない記事へコメントとして書いてもらっても大丈夫です。
それともうひとつ重要なことなのですが、ここで紹介している技法や技術に関することは、がんがん盗んでください。もしやってみたいという方がいましたら、どんどん真似てみてください。もちろん営利目的で画像をそのままコピーすることは御法度ですが自分の楽しみで描いたり、これから復元画を始めてみたいと思う人は、利用してください。質問もいつでもオーケーです。
もっともっと充実したブログにしていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
2005年07月13日
apato process 18
今日は再び酸欠仕事。
竜脚類の長い首は、えさを広範囲に集めるために有利に働いたと思われる。
さらにある知人のアイデアなのだが、放熱のために必要な長さだったのではないかということだ。
大型になればなるほど、体温を維持することは容易になるのだが、逆に体温が上がりすぎると危険な状況に陥ってしまう。現在のアフリカ象も大きな耳を利用して、体温が上がりすぎないようにかなり気を使わなくてはいけない。
そこで今回の復元では首に血管が多く集まっているという考えから、赤みを帯びた色にすることにした。

スパッタリングで絵の具を飛び散らせたところ。頭がくらくらする。

昨日から進んだ胴体部分。

返り血を浴びてしまった!
2005年07月12日
apato process 17
アパトサウルスの制作も今日は酸欠から解放される。
いきなりディテールから描き始める。今回は腹部から。ウロコを描くのは毎回大変。
最初から仕上げにちかい密度で描いていく。(ただしケースバイケースで)一気に密度を上げていくことで、後の仕事で手を抜けないようにプレッシャーをかけていく。こういった単調なタッチの繰り返しは、呼吸とリズムが大事。しかし、単調になりすぎても不自然になるので、ときどき呼吸とリズムに変化をつけていく。立体の移り変わりをなぞるように、自分の体が恐竜の周りを浮遊して観察しているような気持ちで筆を動かす。

爬虫類の写真集も参考資料になる。

腹部と腰回りが大体出来てきたところ。今日の写真もパースがついている。

さらにディテール。面相筆と比較すると、大体のタッチの大きさが分かる。
今日36歳になる。今年は年男。
2005年07月11日
apato process 16
尾をのぞいておおよその部分にカラーインクを塗ったところ。
暗部は比較的に丁寧に描いていくが、それ以外の所はけっこうラフに進めていく。
インクが飛び散っているところは、筆先にたっぷりとインクを含ませて息を強く吹き付けて飛ばしている。
人間エアーブラシのようなものであるが、かなり強く吹くため連続してやっていると頭がくらくらしてくる。まさに酸欠。
この飛び散ったインクが、模様や、しわや、背景のイメージなどに変化していく。
ストップしている骨格図の制作も始めなくては。

全体の感じ。

胴体の部分。鉛筆デッサンと比較してもらうと素材による表現の違いがよく分かると思う。
手前から奥にかけてパースのついた写真なので、実際の画面のプロポーションとの違いがある。
apato process 15
今日から彩色を始める。まずは鉛筆デッサンをあたらしい紙の上に転写する。
今回はサイカニアの時と違った方法をとる。

鉛筆デッサンの上にトレーシングペーパーを置き、アウトラインを水性ボールペンで写し取る。

トレーシングペーパーの裏に鉛筆の粉をこすりつけたものを、紙の上にのせて写し取った線をなぞっていく。
このとき、どこまで写したかすぐに分かるように、赤いボールペンを使用する。

写し終わった後、カラーインクで彩色を始める。デッサンをするように暗部から描いていく。
Thunder-Lizards
今日、アマゾンから待望の一冊が届く。Thunder-lizards: The Sauropodomorph Dinosaurs (Life of the Past)がその本。
アパトサウルスの制作が進行中であるため、どうしても見ておきたかったのである。
図版も豊富で、機能形態学的な考察に対して多くのページが割かれているのがとてもよい。
読めないながらも参考に出来る部分がたくさんある。
2005年07月10日
東京国際ブックフェア
昨日のSCBWIの帰りに有明に移動して、東京国際ブックフェアを見に行った。
数年前に行ったきり、2回目である。週末ということもあって、かなりの人手がある。
ぱっと見た印象ではあるが、なにか新しいものを生み出そうという活気が感じられない。
日本の出版社も単独ブースではなく、共同でブースを出しているところも多い。しかも新しい本を紹介するのではなく、在庫として眠っている本を販売してしまおうという意図が見える。出版社の直販ということで、2割引から3割引、極端なところでは半額という金額で買うことができる。本好きとしては大変ありがたいイベントであることは確かだ。
しかし、もっと大事なのはブックフェアという場を活用した「出会い」ではないだろうか。
今回は下の写真のように、3冊の本を購入。
「心臓」と「視覚器」。直球のタイトルである。明解なイラストと、簡潔な説明で内部構造を知ることが出来る。
「牧野四子吉の世界ーいきもの図鑑」(東方出版)。数多くの生物画をまとめた一冊。シンプルで軽やかで、それでいて精緻な筆致が心地よい。同じ本ではないがアマゾンでは牧野四子吉生物生態画集が入手できる。
おまけで、昨日の記事の愛猫の写真を。

名前は「ポー」。由来は黒猫だから。
2005年07月09日
SCBWI
今日はSCBWIのセミナーへ参加してきた。
SCBWIというのは The Society of Children's Book Writers and Illustrators という団体で、子供の本に関心のある人や作家、イラストレーターがメンバーとなっている国際的な団体である。
SCBWI.JP
今日はオーストラリア出身のイラストレーター、グレゴリー・マイヤーズ氏の自作品についての解説とワークショップであった。彼はスクラッチボードを使用したイラストレーションを制作しており、今日はその制作も体験してきた。スクラッチボードとは厚紙に黒い絵の具(のようなもの?)が塗布されており、ナイフなどで表面を引っ掻いて白い下地をだして描く。画像は30分ほどで制作した物。

モチーフは飼い猫の「ポー」である。
2005年07月08日
apato process 14
今日、金曜日は非常勤講師の日。
授業を終えた後、諸々の用事をすませて帰宅。その後からの制作である。
背中の棘のような突起を中心にディテールを詰める。

棘を全体にはやした状態。昨日の画像と比べてもらいたい。

頭部から首への部分。よりディテールが分かる。

さらにディテール。首の付け根は可動範囲を確保するために、皮膚のたるみを大きくとっている。(あくまでも推測)

腹と後肢の付け根。植物食であったアパトサウルスは、大きな消化器官をもっていたと推測される。でっぷりと太った腹。
自然界は極めてバランスのとれた経済効率の上に成り立っていると思う。それは人間が儲けるために考える経済効率ではなく、それぞれの生物が生きていく上で必要不可欠なだけの食物連鎖の効率のことである。
野生生物の体もバランスの上に成立しており、ぎりぎりの食物で維持されている。人間のように余分に食べたり、過剰に蓄えることはない。
恐竜は巨大であることから、かつての陸上の覇者ようにとらえられるが、野生生物である以上ぎりぎりのバランスの上で生存していたはずだ。アパトサウルスの巨大さも過剰なのではなく、必要にして不可欠なデザインなのだと思う。
今の人間の行為ほど生命のバランスから逸脱しているものはないのではないだろうか。
2005年07月07日
apato process 14
今日のところはここまで。
まだディテールを詰めなくてはいけない状態。
大きな画面は描いていて気持ちがいい。

apato process 13
現時点でのアパトサウルス鉛筆デッサン。
後肢まで形が見えてきた。これから寝るまでに尾の先までいけるかどうか。

画面はもっと細長いが、描いたところまでを撮影。

頭部から首の部分。昨日よりもさらに描き込んでいる。

首の付け根のアップ。これだけの大きさになると、かなりの数の線描を重ねることになる。
鱗を感じさせたいので、ひとつひとつのストロークを短く描く。これがしんどい。ただひたすら手を動かす。
千本ノックの気分である。
The Carnivorous Dinosaurs (Life of the Past)
今日、アマゾンから注文してあった本が届く。
The Carnivorous Dinosaurs (Life of the Past)肉食恐竜の論文をまとめた本である。7月1日発売。
いつものように全てのページをとにかく見る。
この本と同時に出るはずだったThunder-lizards: The Sauropodomorph Dinosaurs (Life of the Past)も予約注文していたのだが、出版が送れているようでもう少し待たなくてはならない。今、アパトサウルスを描いているところなので、実を言うとこちらが本命であった。早く届いて欲しい。
しかし、The Carnivorous Dinosaurs (Life of the Past)は良い本である。
" Anatomy of Harpymimus okladnikovi"では北海道大学総合博物館の小林 快次氏がモンゴルのリンチェン・バルスボルド博士と共著で論文を書いている。この標本は組み立てを手伝ったという個人的な思い入れもあり、またアジアの恐竜が日本人の手で論文になるというのは大変意義のあることだと思う。
でも、なぜ表紙がカルノタウルスなのだろう。
apato process 12
鉛筆デッサン、現在の状態である。このペースで明日には完成させたい。
骨格の復元でも悩みまくった肩胛骨だが、この部分の筋肉の復元も難しい。
アパトサウルスの肩胛骨に似た形のものを、他の動物のなかに見つけることができない。
大型の哺乳類ともまったく違う。悩みはつきない。誰か参考になる生物をご存じだろうか。

上半身まで出来てきたところ。

ディテールもさらに描き込んでいる。
2005年07月06日
apato process 11
鉛筆でデッサンを始める。
この段階は今日の午後2時頃。骨格図からそれぞれの部位のプロポーションを大まかにとって、あたりをつけて描き始める。あたりをつけてしまえば、後はディテールからどんどん描いていく。
あとから修正することは考えずに、もう決めていく感じで進める。とはいえ鉛筆なので、消しゴムで消すことが出来る。支持体の紙も強靱なアルシュなので、毛羽立つことなく修正できる。

頸椎の形もあたりをとっておく。結果的に隠れてしまうが、ここで意識しておくと、より正確な描写ができる。

ディテールの描写はこんな感じ。鉛筆の銘柄はステッドラー。今のところHBだけで描いている。
哺乳類頭蓋の画像データベース
哺乳類頭蓋の画像を見ることが出来るデータベースサイトがある。
分類からも検索ができ、とても楽しく役立つデータベースだ。
哺乳類頭蓋の画像データベース
哺乳類の頭蓋、歯のバリエーションは、恐竜などと比べると桁違いである。
絶滅種にもおもしろい形をしたものがたくさんいる。新生代の復元画を描いた経験はほとんどないので、これから挑戦したい分野である。
このデータベースをDVDで入手することも可能だ。てらぺいあで注文できる。 定価3000円。

歯医者
昨日、久しぶりに歯医者にいった。
子供の時から歯が丈夫で、ほとんど歯医者のお世話になったことがないのだけど、歯石がたまりやすい。
そこで定期的に歯石の除去をやってもらっている。
この日曜日に草野球仲間である友人が、歯科クリニックをオープンした。
無理を言って全ての歯石の除去と、クリーニングを一回の通院ですませてもらった。これは助かる。
通常、歯医者にいくと週一回の通院で、一ヶ月以上通わなくてはならなくなってしまう。
土日祝日の診療もしており、勤め人の方には良いのではないだろうか。
あおぞら歯科クリニック
2005年07月05日
apato process 10
肩胛骨の位置を決める。もう後戻りは出来ない。
今日は胴椎、仙椎、肋骨、肩胛骨、腸骨まで出来あがり。

頭部から骨盤までの全体。

胴体部分。

生体の鉛筆デッサンを始める前のラフスケッチ。

アパトサウルス以外の物も混じってる。短時間でどんどん描いていく。
今日、8月の個展の案内状が出来上がってきた。木曜日着と聞いていたのに、ずいぶん早い到着である。
このアパトサウルスも個展のために制作している。
明日には生体の鉛筆デッサンを始めなくては。
2005年07月04日
apato process 09
あまり進まなくて、そろそろ飽きてきた頃だろうか。
ようやく頸椎が描きあがる。
胴椎にセピアで着色を始めたら、今頃になって迷いが出てくる。いまだに肩胛骨の位置に確信が持てないのだ。
さらに胴椎の椎体は、もっとそれぞれを接近させて関節させるべきだった。
ほ乳類と違って、胴体の可動性を考慮に入れる必要はない。
恐竜の場合、胴体の骨格はがっちりとかご状に固定される。ほ乳類のように胴体を大きくしならせて動くことはない。
復元は常に試行錯誤の連続である。制作しながら資料を探したり、読むことで中断することもしばしばである。

頸椎まで完成。

胴椎の着色を始める。頸椎の時と同じように、セピアのカラーインクから始める。
そろそろ生体の復元も始めようと思う。
明日には少しお見せできるかも。
2005年07月03日
apato process 09
彩色を始める。転写した骨格図の上にカラーインク(セピア)で着色していく。
カラーインクは透明色なので、転写されたイメージの濃淡を見ることができる。
これともとの図版を手がかりに、アクリル絵の具でで立体感を再現していく。
ここからの作業は時間がかかる。仕上がりを左右するため、慎重に丁寧に進めていく。

カラーインクはウインザー&ニュートンのセピア。面相筆を使用する。とにかく丁寧に。

アクリル絵の具をのせていく。ここでも面相筆を使用する。光の方向、立体の把握に注意する。

今日、出来上がった部分の写真。すべての頸椎を描ききってしまいたかったがここまで。
フランスGPが始まる。
2005年07月02日
apato process 08
転写が完了する。結局、前肢、後肢の位置を決定することができなかった。
肩胛骨の位置を決定したあとに転写した。
ここに前肢、後肢を描き彩色して作業を進めていく。尾椎もポーズに変化をもたせるため、これから描いていく。
この骨格図が完成した時点で、生体の復元の制作を開始する予定である。

2005年07月01日
古生物学会
7月1日から4日まで日本古生物学会が東京大学本郷キャンパスで開催されている。
今日はシンポジウムに参加してきた。
シンポジウムのすべての基調講演を聞いたわけではないのと、あまりに専門的すぎて分からないことも多くて、内容についてはほとんどコメントすることができない。
一つ、非常に気になる講演があった。
これは研究者の講演ではなく、NHKで放映された「地球大進化シリーズ」のプロデューサーの話である。
番組制作においてお世話になった研究者の方々に謝意を表しながら、制作の難しさ、科学への思い、これからの科学番組のあり方という内容の話であった。話の最後で、研究者は好きなこと仕事にしており、その情熱がオーラとなって番組を引っ張ってくれたという締めくくりであったと思う。番組についてどんなことでも良いので質問や意見を述べて欲しいということだったので、発言させてもらった。
質問の内容はこんな所である。
「復元画を制作することを仕事にしているものです。以前、番組を見せていただきました。好きなことを仕事にしている研究者のオーラが番組を支えてくれているという発言がありました。一方、これは全くの主観ではありますが番組の中で使われている古生物の復元CGの出来が決して良いとはいえないと思いました。復元を表現する立場にある人間に、好きなことをやっているという気概や情熱を感じることができませんでした。」
この発言に対しての答えは、
「CGを作っている人間はその仕事に情熱も持っており、好きでたまらない人たちです。CGを作る側にとって一番重要なのは「きれいでかっこいい」ということです。しかし、いくら「きれいでかっこいい」と思える映像を作っても、研究者から学術的に駄目だと言われれば作り直さなくてはいけない。そこにどうしてもジレンマがある」
といった内容であったと思う。
しかし、これはまったくおかしい。
復元という作業において、もっとも優先順位が高いのは「きれい」でも「かっこいい」でもない。
例えばある脊椎動物を復元しようとした時に、次のようなプロセスを経ているのだろうか。
・その生物の骨格の資料はそろえたか?
・それぞれの骨格のプロポーションを計測したか?
・解剖学的な知識をもっているか?ない場合は少しでもその知識を吸収しようとしたか?
・その生物と近縁であると推測される現生の生物を観察したか?実際に観察出来ない時に、ビデオなどを何度も見たか?
・その生物の動き方をどれぐらい想定したか?
ざっと思いついただけでも、これぐらいのことはする必要がある。
「きれい」「かっこいい」ということは、これらのプロセスを経た後に結果としてついてくるものだと思う。
また、きわめて主観に左右されることであり、これを一番に重要視することは危険である。
科学番組で復元をする以上、主観で表現するわけにはいかない。
復元とは、研究者と同じ目的、目標を共有することが重要である。
また研究者と表現者は対等の立場でなくてはいけない。
研究者がイニシアチブをとって引っ張っていくだけでは限界がある。
研究者には研究者の、表現者には表現者の責任と覚悟が必要であると思う。
これはそれぞれの領域を分けるということではない。あくまでもお互いを尊重して行う、共同作業であると考える。
復元するうえで、「きれい」「かっこいい」を最優先にするのでは、あまりに志が低いのではないだろうか?
apato process 07
アパトサウルスを転写する。
切り貼りした骨格をスキャニングしてパソコンに取り込み、フォトショップで左右反転させプリントアウト。
さらにコピーをとりようやく準備が整う。アナログ、デジタルとりまぜけっこう手間がかかる。

コピーの裏からファンシープリントを染みこませたところ。

コピーの上から鉛筆で圧力をかけていく。このときにきたないタッチで鉛筆を動かすと、そのままのタッチが転写されてしまう。転写するだけとはいっても、丁寧な仕事、美しいストロークを心がけたい。

支持体に転写されたイメージ。かなり緻密な部分まで写し取ることが出来る。


