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2008年10月18日

SVP 68th Annual Meeting 10月16日

16日の午前中はタイラーの口頭発表を聞く。テクニカルに化石から複製をとる方法の発表。埋葬された人類の標本のレプリカ制作のプロセスだったが、その手法はきわめて精緻でスライドで見る限りすばらしいできばえだった。紹介される工房もきちんと整理されており、広々とした場所で充分な時間をかけて制作している様子を見ることが出来た。
その後、ちょっと遅めの朝食に徳川君と出かける。ホテルから繋がっている、ショッピングモールの一角にあるフードコートで食べてみた。
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チャイニーズ。味は悪くなかったのだけど、ちょっと甘い味付け。
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窓から見える景色。クリーブランドは70年代に経済が行き詰まってしまい、一時期ゴーストタウンと化してしまった場所らしい。その後復興して、一つのモデルケースとして見られているということである。現在はオハイオ州最大の都市で、博物館の周囲を見ると広大な敷地に、大学の施設がとても充実しているように見える。
朝食を済ませた後、いくつかの講演を聞いたり、SVPに出店している古本屋で買い物をしたりして午前中を過ごした。
午後の講演に備えて昼食。
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クリーブランドに来てから、一番多く通っているサンドウィッチ屋。焼いたローストビーフをはさんだもので、とても美味い。朝昼合わせて、すでに一日分のカロリーは摂取してしまったかもしれない。
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夕方からポスターセッション。相変わらず、大混雑で熱気も凄い。ビールを飲みながら、ふらふらとポスターを見てまわる、。日本人の発表者からは、突っ込んだ話しを説明してもらうことが出来て、とても勉強になる。ただし、論文で公開される前の研究ばかりなので、詳しい内容を紹介することは出来ない。

この日の夜は、特にイベントがないので外へ夕食に出ることに。徳川君とは別行動で、学生さんたちとHouse of Bluesのレストランへ行ってみた。ライブが聴けるのでは、という話しだったのだけど、残念ながらその日はなにもなし。しかも店内にはいっさい音楽がかかっていなかった。
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ミートローフのオープンサンドウィッチにマッシュポテトのプレート。でかい。アメリカンサイズ。ミートローフにかかっているソースがいまいちで、けっきょく半分ぐらいしか食べることができなかった。前菜で食べたナマズのフライドは美味かったのだけど、飲み物で頼んだモヒートがひどかった。甘ったるすぎて、ソーダも使っていない、ただのジュースのような代物でがっかり。全体に残念な味だった。
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店内はなかなかいい雰囲気だったのだけどね。
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レストランに併設されていたショップで思わず買い物。大好きなブルースブラーズに心をわしづかみされてしまった。あの映画の主な舞台はシカゴなのだが、クリーブランドはブルースの聖地らしいので、大きく取り上げられているのかな。オフィシャルな商品なのかどうかもよくわからないのだけど、Tシャツなどを買って散財してきたのである。
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ちょっとチープな感じが気に入っている。
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こちらはオークション用に集めたサイン。こんなことができるのも、SVPならでは。でも、アメリカ人はタイラーしか会えなかったのだよな。少し残念。
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こちらはT-クマさんに頼まれていたTシャツ。イラストレーションを描いたウイリアム・スタウト直々にサインをもらっておきました!

ふらぎ雑記帳もあわせてよろしく。
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投稿者 corvo : 2008年10月18日 04:06