« 制作プロセスの違い | メイン | 鱗を描く-番外編『鱗がない』 »

2008年2月11日

関西の不動産事情

4月からの大学勤務のために、部屋を借りなくてはいけない。地方ということで、首都圏や大都市圏に比べれば家賃相場は低いのだが、関西特有の商習慣に面食らっている。まだ、実際に現地の不動産屋を回ったわけではないのだけど、ここ最近はネットで物件を定期的にチェックしていて気がついたがことがある。
首都圏との大きな違いは、家賃以外の礼金、敷金、保証金の高さだ。家賃がそれほど高くなくても、契約時にかかる金額がかなりの大きさになってしまうことが考えられる。こちらの方だと、礼金1ヶ月または無し、敷金2ヶ月というのが、ほぼ共通した数字だと思うのだけど、関西の物件はとにかくばらばらだ。礼金のほうが敷金よりも高い場合もあり、5ヶ月分とか法外と思えるような金額を設定しているところもある。礼金って、まったく戻ってこない金額だし、そもそも根拠がない。敷居を高くして、入居者の選別をしているのかもしれないが、とてもまともな金額とは思えない。事務所でもないのに、保証金が必要というのも、関東では見たことがない。まあ、これは退去時にある程度戻ってくると考えていいのだろう。
今まで見ていて、べらぼうに高かったのが、家賃6万円ほどの一軒家。礼金25万、敷金25万。これに不動産屋の仲介手数料も必要となるから、とんでもない金額である。一方、礼金、敷金0の物件もあり、何が何だかよく分からない。
敷金は少々高くてもいいから、礼金は0か1ヶ月にしてくれないかなあ。最初から値切るのが前提になっているのだろうか。
今週、日帰りで部屋探しに行ってきます。
にほんブログ村 美術ブログへ banner_01.gif

投稿者 corvo : 2008年2月11日 23:52