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2008年02月12日

鱗を描く-番外編『鱗がない』

番外編とか大層なタイトルがついているが、なんのことはなく「スッポン」を描き加えただけである。
スッポンはカメでありながら硬い甲羅を持っておらず、全身がやわらかい皮膚で覆われている。
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白亜紀の北米に生息していた、甲長1mに達する巨大なスッポン。巨大とはいえ、現生種には甲長1mを超えるものもいるので、特別大きいというわけではない。どうしてスッポンを描いたかというと、恐竜が特別な時代ではなく、現代と繋がっているのだということを強調したかったからだ。恐竜が生きていたのはファンタジーの世界ではない。今と同じ地球(もちろん大陸の位置や気候、生態系は違うが)だ。
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ということでワニも描いている。鳥も描き込もうと思っていたのだけど、資料不足で断念した。魚も描こうかどうしようか迷いつつ、完成ということで今日筆を置いた。
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投稿者 corvo : 2008年02月12日 23:53

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コメント

例の大作、ついに完成したのですね。
これまた手前のワニが、撫でたくなるような皮膚で・・・原画を見てみたくなります。

私は透明なもの表現が苦手だったので、水がちゃんと水に見える絵は、唸ってしまいます。ビニールをかぶせた石膏像のデッサンとか、非常に苦手でした(多分今も苦手)。

投稿者 A-WING : 2008年02月13日 11:20

今とさほど変わらぬ姿のまま大きかった生物は
 結構いますよね。
  昆虫系を描かれているのは拝見した記憶ないんですが
   昆虫を描く作品の登場予定はありませんか?
ゴki・・・は無理でも、トンボやムカデの再現をみたいです

投稿者 siva : 2008年02月13日 12:34

>A-WINGさん
完成といいながら、今日もすこし加筆していました。
本物を見てもらう機会は、なかなか難しいですね。いつか個展で展示したいと思っています。

>ビニールをかぶせた石膏像のデッサンとか、非常に苦手でした(多分今も苦手)。

美大受験経験者ですか?
水は非常に難しいモチーフのひとつだと思います。ガラスやビニールもそうですが、透き通って見える向こう側の世界をしっかり描いておかないとうまくいかないです。水も不安定とはいえ、物理的な質量を持った立体物なのですよね。
後は水に「ありがとう」と声かけな(以下自粛)・・・・・

>sivaさん
昆虫は中生代ほ乳類を描いたときに、描いたことはありますが、恐竜に比べると小さすぎるので、なかなか同時に登場させるのはむずかしいですね。
ごkのテカリは描きがいがあります。

投稿者 corvo : 2008年02月13日 17:42

スッポンですね。
やはり、中生代のスッポンも滋養強壮に効いたのでしょうか?(笑)
本当に、sivaさんのおっしゃるように中生代や古生代の生物って今とあまり変わらないのに大きさだけがとてつもないものがたくさんいますよね。酸素濃度の違いや、温度の違いなのでしょうね。

投稿者 ニヤゾフ : 2008年02月13日 17:58

>ニヤゾフさん
効いたかもしれませんね。でもカメは肉少ないですけどね。
古生代の昆虫の巨大化は酸素濃度の違いが大きかったらしいです。湿度はどうなのかなあ。僕はあまり詳しくないです。

投稿者 corvo : 2008年02月13日 21:21

温度によっても血中の酸素吸収率の変化など、生命体に影響があるとされているはずです。

生命活動の活性度は温度に影響しますし

月面のコロニー建設にむけた密閉空間での人体生活実験などもされていますが、その人体で試す前段階でいろんな生き物で行ってるようです。
魚・爬虫類は結果の記事を読んだ事があります

酸素濃度、温度は中生代当時の環境と予想される条件で生育したら40cm程度に育ったピラニアなんて物は2年位前に報道されているはずですね。
写真ならネットで見つかるかもしれませんよ
(申し訳ありませんが、情報元は覚えてません。)

シダ植物での実験では固体の大きさや全体のバランスが変化する結果が見られたと記憶してます。
(これはサイエンスで読んだものですが、訳に自信ないです5年位前だと思いますが)

温度等の環境の影響も生物体の大きさに関係ありますが、餌や棲息地の影響で現代の生き物は大きくなれないという事もあるでしょう。

投稿者 SIVA : 2008年02月14日 11:12

美大は受験したかったのですが、いろいろあって断念したのです。

私が透明なものの描写で引っかかってたのは、写りこみです。奥の物体に注目すると、写りこんでいる映像が見えなくなるし、映り込みを意識すると、奥の物体が見えなくなるしで、写真の多重露光のような絵になってしまうんですよ。距離感のない、安っぽい心霊写真のような(笑)これはもう、センスの問題だなぁと思いました。

誰かに教わればよかったのかもしれませんが、当時は、絵も教わるものだということすら思いつかなかったんですよ。芸術ってのは、すべて才能だけでやるものだと思ってましたから。だから、以前corvoさんが書いておられた独学関連のお話は、たいへん面白く読ませていただきました。

だから、才能だけでやろうとしてたり、そうでなくてはいけないんだと思ってるような人を見ると、ついおせっかいにも、そうじゃないよって言いたくなっちゃうんですよね。

投稿者 A-WING : 2008年02月14日 11:57

>SIVAさん
なるほど。なかなか面白いです。
今日「恐竜はなぜ鳥に進化したのか」が届いたのですが、目次を見る限り、酸素濃度と呼吸器の進化についての内容らしいので、今から楽しみにしています。

>A-WINGさん
やはり美大受験を考得てらしたのですね。石膏像をビニールに包んで、ロープで縛り上げて、吊るした上にろうそくをたら(以下自粛)・・なんて変態モチーフを描かせるのは美大受験ぐらいしかありませんものね。
何を捨てて、何を拾うか、というのが重要だと思います。何もかも描こうとしても、平面である以上無理なのです。ひとつの次元が減るわけですから、言葉を変換するような操作が必要になります。ある程度のセオリーはありますが、何を拾って何を捨てるか、各人の個性になります。
「才能」だけではどうにもならないと思います。独学はすごく非効率的だし。レオナルドだって、ヴェロッキオの工房で修業時代を過ごしているのですから。

投稿者 corvo : 2008年02月15日 23:35

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