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2007年04月23日

「手抜き」なら見せるべきではない

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以前、僕のblogにコメントを書いてくれたことで、時々覗いているblogがある。「ART ROOM」という、高校の美術科へ進んだ女の子が書いているのだけど、悪い意味で気になる記述がある。頻繁に出てくる言葉なのだけど「手抜きです」という一言である。ほぼ毎日更新されており、デッサンやスケッチの画像をアップしているのだけど、それらの多くは短時間で描かれたものらしく中途半端ななものが多い。それを本人も分かっているのか、言い訳のように「手抜きです」という文言をエントリーに書いてしまっているのである。
知人の美術教師もコメントしたり、blogのエントリーで取り上げているのだけど、これから美術に関わっていこうと思っているのであれば、「手抜き」は御法度であることを自覚してほしいと願っている。
プロフェッショナルと呼ばれる人たちは、皆毎日不断の努力を続けている。少しでも向上したいと必死である。せっかく、美術を学ぶことができる学校に入れて、どんどん吸収していける年齢なのだから、いまから「手抜き」だなんて言ってほしくない。
例えblogであっても、作品を見てもらう事を目的にしている以上、いい加減なものを掲載するべきではないだろう。誰かが褒めてくれるかもしれないが、自分でも中途半端だと思っているものを評価されても、はたしてそれは嬉しいことだろうか。幾何形態を描く事が苦手で、どうしても円柱が歪んでしまうということなのだけど、きちんと手順を踏めばそれほど難しいことではない。また、それらを描く事を「つまらない」と思っているようだ。しかし、どんなものでも描くときには感動があると僕は思っているし、感動がなければ描く事はできない。どんなものからも、ちょっとしたことでもいいから、感じてほしいと思うのである。描く事、それ自体がたまらなく楽しいことのだから。
おせっかいながら、以上のようなことを感じたので書いてみました。

投稿者 corvo : 2007年04月23日 23:25

コメント

余計なことは記しません。はい、ただただ同感です。改めて気がつきました。学校こそ存じませんが、美術科のある学校に進学したのですから、基礎・基本は学んでいることでしょう。手抜きの宙ぶらりん加減に目覚めて欲しいところ・・・。

投稿者 hakusuke : 2007年04月23日 23:42

高校生相手に厳しいことをいっても仕方ありませんが、確かに「意欲」が感じられませんね。
中学、高校の頃なんて画を描く(物を造る)ことが楽しくて仕方ない、あるいは描かずにはいられない時だと思うんですが。

10代の内に基礎を固めておかないと手遅れになる、という自覚はなさそうですね。

投稿者 村瀬 : 2007年04月24日 00:05

みんな厳しいなあ。

僕は何故モチベーションが下がっているのかが気になります。
人生誰でも低調な時期が結構あるとは思いますが、もし今がそういう状態ならば、どうすればそういった部分から抜け出す兆しが作れるのだろうか、という事も考えてしまいます。

投稿者 アイスストーン : 2007年04月24日 00:21

たぶん、照れ隠しなんだと思います。

自分自身の技術の未熟さを悟ってはいて、また同時に、(普段絵を書かない人よりは)結構うまく描けたとも思っている。前者の思いがぬぐえないので、「下手だから」とか「これは手抜きだから」という、言って見れば「逃げ口上」をくっつけてしまうんだと思います。

年頃から言って、そういった心理をもつのはわかります。でも、あまり逃げすぎると、そのうち作品も逃げたものしか描けなくなってしまうから、ああいった言い訳は、早いうちに、自ら意識して使わないようにしたほうがいいでしょうね。

一種の自己暗示なので、描く前から逃げるようになっちゃったら、そこから戻ってくるのは難しいですからね。

投稿者 A-WING : 2007年04月24日 11:32

>hakusukeさん
今は、あまり考えすぎずに、立ち向かってほしいなあと思っています。
せっかく美術科に進んだのだから、いくらでも聞いたり、勉強したりできると思うのですよね。

>村瀬さん
10代にしか出来ない事って、たくさんありますよね。
技術はまだまだでも、体力もあるし、集中力もある、そんな時期だと思います。
僕はずっと絵を描いて来て、ようやく30歳ぐらいで絵を描く体力や身体が出来てきたと感じました。

>アイスストーンさん
そうですね。なぜなんでしょうかね。いきたい高校に入れて、喜びが大きいと思うのですが。僕も芸大に入った直後、低調な時期がきて少し良くなかったです。這い上がってほしいなと思います。

>A-WINGさん
そうですね。ここ数ヶ月見ていたのですが、最近一番酷いかもしれません。
入学してほっとしてしまったのかもしれないし、理想と現実のギャップに苦しんでいるのかもしれません。
どうしても、表現に対しては厳しくなってしまいます。
今は、まっすぐ前を向いてほしいですね。

投稿者 corvo : 2007年04月24日 15:20

こんばんわ、またまたお久しぶりです。

皆さんのおっしゃることにうんうんと一人頷いていました。
私も一応、専門学校ですが絵を学んだ事があるので・・・。

私の周りにも絵描きは沢山いるのですが、やっぱりというべきか・・・みんな「手抜き」を強調するんですよね。

「見て分かるとおり手抜きです」「これは手抜きです」
その場で毎度怒っているんですが・・・いわゆる「同人」と言われている、趣味の範囲の人たちにはあまり聞いて貰えません。

高校時代の話ですが、まあ今の私では絶対やらない事ですが部活の一環、素人同士で「品評会」なるものをやってました。
描いた絵を皆に見せて、意見を集うものです。

そこの席で絶対に出てくる言葉なんですよね、「手抜き」。
手抜きとは言っても、皆結構真剣に描いています。
当たり前ですが。

その時の事を考えてみると、私も手抜きは言ったような気がします。

A-WINGさんの意見に近い・・・と言うかほぼ同じなんですが・・・。あと「手抜き」と言っておけばどんな評価を貰ったとしても気が楽なんです。
「まあ手抜きだから」と誤魔化せるし。

プロを目指す今の自分だったらこの頃の自分を殴ってるところですが・・・。

彼女もそんな心理なのかは分からないですが・・・なんだか高校時代の自分をみてるような気もしなくはない、とちょっと思いました。

10代、高校時代は本当に色々と多感ですからね(笑)。

あと私も幾何形態を描くのは苦手なんですが・・・つまらないとまで言ってしまっては・・・。
上達もあまりしなかったし、先生にはボロクソ言われたし、今でもかなりの難題ですが、それでも描くのは大好きでした。本当に、楽しくて仕方ないというか・・・。

夢は美大、これからも絵に携わっていくというならそのあたりはやはり考え直して欲しいところですね。

ちょっとお話がずれてしまいました(^^;
すみません長々と・・・この手の話には私も色々思う所がありまして・・・。

投稿者 雨宮リュウ : 2007年04月24日 23:29

はじめまして。
大学美術科1年の、harryといいます。O高校の卒業生です。
いつも楽しくブログ拝見しています。

このエントリーを読み『ART ROOM』を覗いてみて、色々と考えさせられました。
他の方も書かれていましたが、「手抜き」という言葉で自分に保険をかけてしまっているんでしょうね。
高3からデッサンを学び始めた私としては
高校は美術科で、画塾にも通っているなんてうらやましい限りなのですが…
また、幾何図形を描く手順など知っているのかなあ、とちょっと疑問に思いました。
最初の頃、自分も苦労したことを思い出して
ついおせっかいでコメントまで残してきてしまいました。

私も日々精進だ!と気合いが入りました。

corvoさんも絵本制作頑張ってください。毎日画像がアップされるのを楽しみにしています。


投稿者 harry : 2007年04月25日 01:31

>みんな厳しいなあ。

この程度で厳しいといわれたら何もいえなくなってしまいますよ(笑)。

>幾何形態を描くのは苦手なんですが

「僕、原型師目指してるんですよお~」といってくる子には「円錐と立方体を造ってこい」というんですが、絶対造ってきませんね。
そんなにイヤなんでしょうか?

投稿者 村瀬 : 2007年04月25日 02:21

>雨宮リュウさん
お久しぶりです。
「手抜き」はしようと思ってするものではないですよね。どうしても時間がなかったり、自分の不手際から「手抜き」になってしまうものですが、プロであるなら絶対に避けなくてはいけません。
高校生のときは締め切りもないわけですから、徹底的に時間をかけて描いてほしいです。
ご指摘のとおり、「逃げ口上」で使っていると思うのですが、悪習は習慣化すると直すのが大変ですから、はやく気がついてほしいですね。
幾何形態はきちんと手順を踏めば、それほど難しいものではないので、しっかり訓練すれば大丈夫だと思います。

>harryさん
初めまして、コメントありがとうございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。おお、○○○の卒業生ですか。
やむを得ず手抜きになってしまった、というよりも保険のための逃げ口上に読めてしまうのが、良くないなあと思います。
中学から画塾に通えて、美術科のある高校に進めたのですから、しっかり勉強してほしいですね。高校3年からの受験は大変ですよね。
幾何形態は手順さえ押さえれば、大丈夫なはずなんですが、まだ習得できていないのでしょう。指導もされていないのかな。
これからも遊びにきてください。

>村瀬さん
確か、トヨタだったか日産で、熟練した技術者を育てるために、最初に金属の立方体をやすりだけで削りだすというのを見たことがあるのですが、かなりの大きさだった金属の塊が、正確な立方体になったときには小さくなってしまっていました。
紙がぼろぼろになってもいいから、真っ黒になってもいいから、しっかり時間をかけて追求してほしいなと思います。
地味な作業の大切さに気づけていないのでしょうね。

投稿者 corvo : 2007年04月25日 20:15

こちらへは初めての書き込みになります。corvoさん、SVP以来ですね。

僕は美術系に進む教育を受けてきているわけじゃないから、技術や意識付けについてはあまり想像が及ばないんだけれど、「手抜き」でいいんじゃないでしょうか。つまり、本人が本当にどう思って「手抜き」と言っているのかなんて推測するしかないわけだし、自分でやりたいと思って美術をやっているのなら、結局は自分の行く方向に持っていくしかないのだから。
僕が高校生だったころ、周りの人にすごく口うるさく言われた時期があって、その時のことを思い出して言うのだけれど、そのぐらいの歳で何がいちばん傷つくかというと、自分のあまり知らない人が、自分のやっていることの一部だけを取り上げてコメントをつけることなのですね。だから村瀬さん、「この程度で厳しいといわれたら何もいえなくなってしまいますよ」って言うけれど、それはどうかと思います。たとえばこの人の担任なり、美術の先生なりが厳しいアドバイスをするというのはいいことだと思うけれど、自分のことを知らない人からそんなことを言われていると知ったら、いい気分はしないと思います。特に10代だったら、けっこう落ち込むんじゃないかな。
のうのうと「手抜き」なんて言いながら実は何か別のいい練習になっているのかもしれないし、あのイチロー選手だって「無意味なことを一通りやらないとその先に行けないような気がする」といっているぐらいだし、結局は本人がひとりで処理していくことじゃないでしょうか。だって、自分でやるしかないことだもの。
僕だって色々言われている時は気にしたし、だからこそ前よりも意地張って「ふん」と思って自分のペースでやろうとしたんだけど、今は「あんなこと言われたけど、結局ここまできて、研究やって、周りにもそれなりに認めてもらってるじゃないか」と思っています。意識っていうのは自分の言動とか行動にあらわれるよりも、数年後に自分がどこにいるかで計る方がずっとあっている場合も多いし。
失礼かとも思いますが、僕の個人的な意見です。

投稿者 ドラゴン : 2007年04月26日 09:16

>ドラゴンさん
こちらでは初めましてですね。元気ですか?
コメントありがとうございます。
ここでコメントされているのは、僕のように絵を描くことや物を作ることを生業にしていたり、美術教師であったり、高い技術力の要求される職業の人だったり、美術大学に進んだ学生だったり、そんな人たちです。
いかに技術を習得することが大変で、またそれを適切な時期にやらないと、後でとても苦労してしまいますよ、という話をしているわけです。これはどんな事についても、ある程度共通していることではないでしょうか。
僕は確かに彼女のことを直接知っているわけではありません。何度かのお互いのコメントのやり取りや、メールのやり取りしかしていません。そんな中で「コメントをください」「指導お願いします」というリクエストがあったので、たまにですが書き込んできました。その上で、どうしても無視出来ない「手抜き」という言葉が出て来たので、こういったエントリーで言及したのです。
すごくおせっかいなことかもしれないし、傷つけてしまうことになるかもしれません。でも、このままでは将来もっと傷ついてしまう可能性があります。
老婆心ながら、そうあってほしくないなというのが、これまでのコメンターの総意のように思います。
僕は彼女のことは直接知らなくても、美術大学に進学して、卒業して、それを生かした仕事につくということに関しては経験者です。
「たとえばこの人の担任なり、美術の先生なりが厳しいアドバイスをするというのはいいことだと思うけれど、自分のことを知らない人からそんなことを言われていると知ったら、いい気分はしないと思います。特に10代だったら、けっこう落ち込むんじゃないかな。」
とありますが、少なくとも美術に関することであるなら、無責任なアドバイスを僕がすることはないです。ネットで公開して、見てくださいという意思を表明しているのですから、それなりの覚悟はあるものだと思っています。
「のうのうと「手抜き」なんて言いながら実は何か別のいい練習になっているのかもしれないし、あのイチロー選手だって「無意味なことを一通りやらないとその先に行けないような気がする」」
少なくとも、僕の経験からいい練習になっているとは思えません。イチローの言う「無意味なこと」とはまったく別の物でしょう。
最終的に自分で向き合わなくてはいけないのは確かです。でも、その道を通ってきた人間として、適切にアドバイスすることはできると思います。僕もそうやって、節目節目で多くの先達に助けられてきました。
「数年後に自分がどこにいるか」なんて、今だから言える事でしょう。その時点では誰にも分かりません。そんな時に気づくことができれば、ずっといい未来が待っていると思います。今に対して精一杯立ち向かってほしいと思います。

投稿者 corvo : 2007年04月26日 12:26

>「手抜き」でいいんじゃないでしょうか。

凄い才能をお持ちなんでしょうね。
私のような凡人は毎日必死で努力しないとどうにもなりません。
貴方のように「手抜き」で仕事ができる方には理解できないでしょうね。
貴方のように優秀に産まれたかった。

投稿者 村瀬 : 2007年04月26日 13:09

今日は。

横レスですが、村瀬さんは、皮肉が過ぎますよ。

 >貴方のように優秀に産まれたかった。
とは、大変失礼な物言いです。

ここでやり取りされているのは、corvoさんのアドバイスのなさり方に対する感想と、それに対するcorvoさんの返答です。

ドラゴンさんへ。
イチロー選手が仰る、「無意味なことを一通り」、というのは、試行錯誤し、色々考えながら努力する事を、意味しているのではないでしょうか。後から振り返ると無意味であったかも知れないが、それは決して、無駄な事では無かった、という。

結局、アドバイスをどう取るかは、それをされた側の問題なのだと思います。corvoさんは、傷ついてしまうかも知れない、という事は、充分承知の上で、アドバイスなさっている訳で、それは、自分をも傷つける可能性もあるのですよね。それでも、エントリーを上げてまで書かれるのは、心理的にも辛いものがあったのではないかと、推測されます。
ですから、アドバイスの仕方が妥当であったかどうかは、正に、他の人があれこれ言う事では無くて、当人同士の問題だと思います。

私としては、アドバイスされた方が、corvoさんのご意見の厳しさだけでは無く、そこに含まれている「思い遣り」を感じ取ってくれたら良いな、と、願っています。

投稿者 TAKESAN : 2007年04月26日 14:00

>村瀬さん
TAKESANさんの指摘にもありますが、あまりよい表現ではないです。
ネット上では誰が読んでいるかも分かりませんし、つまみ食いをするように言葉尻をつかまえる人もいます。
ただ、ドラゴンさんの「「手抜き」でいいんじゃないでしょうか。」というコメントは、やはり無視出来ないものです。
この点は、ドラゴンさんにも今一度きちんと考えてほしいと思います。

>TAKESANさん
適切なコメントありがとうございます。
僕自身も、これまで無駄なと思えるようなことをたくさんしてきたと思います。あっちへふらふら、こっちへふらふら。今にして無意味であったこともあるけども、有益なこともたくさんありました。でも、やはり押さえるべきものというものはあって、基本を外すべきではないのですよね。
イチロー選手も、基本を踏み外す事なくやってきているのだと思います。

このエントリーを書く事は迷いました。でも、書かないで中途半端に接するより、書いたほうがいいと判断しました。嫌われて、もう読んでくれないかもしれない。でも伝えたいことがあるのです。伝わってくれると良いのですけどね。

投稿者 corvo : 2007年04月26日 15:21

いつもコメントが多くなってくると読みきれなくなってるのですが
この記事については読ませていただいてました。

僕は自分の作品を人に見てもらってアドバイスを求める時は
あえて自分から反省点を出して「ココがダメだったと思う」と
言うようにしてます。僕としては「次の作品の参考にしたい」
という意識で言ってるのですが、相手によっては「自分でも
ダメだと思うものを見せてきている」と受け取られ、その姿勢を
激しく叱られた経験があります。まぁ、その理由もわかりますが
僕の作品は僕の物ですし、僕の意識もまた僕の物。作品は
一度世にさらすと、それに寄せられる意見は、的を得たものも、
そうでないものさまざまな物が有るように思います。それらを
次回に生かすも殺すも本人次第。生かすも良し、殺すも良し。
取捨選択の術を覚えるまでは、本人は傷ついたり、
大変な怒りを覚えたりもすると思いますが、それもまた
経験なのかもしれませんね。(僕も未だに、理解に苦しむ
ご意見を頂くと、内心ガッカリしたり憤慨したりしてますが。。)
ともあれ、作品や言葉、何かを表に出した時、それについて
反応があるというのは、発表する者にとっては幸せな事かも。。
(かなり論点がズレてしまいました。)

「ART ROOM」の方も、得られたご意見は、ご自分の判断で
冷静に取捨選択されると良いと思います。
僕から勝手な意見を言わせていただけるなら、やはり僕も
基礎的な訓練は出来る限り真剣に、ある程度マゾ的にやっても
損はないと思います。ブログを拝見したところ、ソレは今も
実践されようと頑張っておられて、僕より偉いなと思いました。
見習いたいと思います。頑張ってください。

投稿者 SHINZEN : 2007年04月27日 03:25

corvoさん、こんにちは。
僕の悪い癖で、事情をよく知りもせずに勝手なことを言ってしまって失礼しました。ネット上で交流がある方だったのですね。もう少しまとめると、corvoさんのアドバイスの内容そのものについて異議をとなえたのではなくて、ひとつは「手を抜いているのは本人だから、まあ本人任せでいいんじゃないか」というのと、ふたつめに「あまりその人の知らない方が集まって、別のところで『意欲が感じられない』とか『手遅れになる』というのは、本人が知ったら気にするんじゃないか」ということだったのですね。
ひとつめについて、本人と交流があるということ、corvoさんの誠意と親切心が伝わってくることで、それを踏まえて僕が言いたいことは何もないです。corvoさんがその道のプロとして言っておきたかったことなのですね。もちろんそれをどうやっていじっていくかは、先方の判断なのでしょうけれど。

ふたつめについても、corvoさんがあちらの方と交流があるということなので納得です。ただし、ここであちらの方の意欲とか態度についてコメントをつけられた方の中にはそうでない人もいらっしゃるようで、それについては未だにうじうじと「それはフェアではないんじゃないかな」と思ってしまいます。
ブログに出している以上、覚悟はあるのではということだけれど、でもそれはたぶん自分の作品についてであって、繰り返すけれど知らない人から自分の姿勢とか態度について言われたら誰だってきっといい気がしないのではないでしょうか。それも自分のコントロールのおよばない、別のブログです。どうですか。
つまり、「手抜きでいいじゃない」と僕が言うのは、その人がカジュアルに口にすることを村瀬さんのように「意欲がない」とか何とか決めつけなくてもいいんじゃないか、ということなのですね。手抜きと言おうが何と言おうが、できたものはできたものなんだもの。本当はまじめに作っていたのかもしれないし、あるいは本当に暇つぶしにやっていたことかもしれないけれど、結局その人が好きでやっているんだからまあいいじゃないですか。手抜きでやってたって、胸の中に燃えさしをとってあればまたすぐに燃えてくるんだから。
もちろんそうやってくすぶってるのがためにならないと思ったら、corvoさんのようにアドバイスをするのが先輩・先達なのでしょうね。それについては文句はありません。でもcorvoさんのように交流のある人(この点について僕は誤解していたのだけれど)はともかく、知らない人がやってきてその人の姿勢やら何やらについてコメントしたら、びびりますよそれは。だって相手が誰かもわからないんだもの。
そういった時は(つまり相手のことを知らない場合は)、その人の言葉よりは、その人のしあげた作品を見て、たとえば(たとえばですよ)どういう風にやったらもっと楽しく作れるかとか、そういったもっと実践的なことを教えてあげた方が、「意欲がないなこいつは」なんて言うよりももっと役に立つんじゃないかと、僕は思うのですね。人からもらったなかで僕が後生大事に抱えているアドバイスって、その手のものが多いし。それは誰でもそうなんじゃないかなと推測します。

それから村瀬さん、こんな風に言い返すのはみっともないことかもしれないけれど、努力を前に出して燃える人もいれば、火のついた部分は中にしまって、「まあいいじゃん」なんて言いながら大事なことはちゃんとがんばっている人もいるし、本気で走り出す前にゆっくり準備をする人もいるわけで、それを「才能」だけで片付けてしまうのは少し一面的だと僕は思います。だって、人が汗もかかずにいい思いをしているみたいに聞こえるんだもの。でもそんな人はまさかいないですよね。たぶんいないと思います。

投稿者 ドラゴン : 2007年04月27日 10:40

そういえばcorvoさん、個人的な返信を忘れていました。
おかげさまで元気でやっています。大学は今日でテストが全部終わりまして、えーと、これから夏休みということになります。僕は実習があるからまだだけれど。
インディアナ大学から出るティラノサウルス類についての本についてこのあいだトーマス・カーさんと話していました。まったく編集が進んでいないようなのだけれど、去年のSVPのオークションに出品されていたcorvoさんの作品、あれはもしかしたらうちの師匠(本の編者のひとり)が気に入るかもしれないな、と昨夜考えていました。こんなところで突然ですが、まだ出版までにはずいぶん時間があるようだし、画像のファイルを送って見ていただいたらどうでしょう。興味がおありでしたらメールをください。

投稿者 ドラゴン : 2007年04月27日 10:49

>ドラゴンさん
ドラゴンさんは、面識や接触があるかどうかにかなりこだわっていらっしゃるようですが、ウェブ上のやり取りでそれを持ち出すのはナンセンスですよ。ウェブは「公共の場所」ですからね。

ウェブで自分の文章なり作品なりを公開するということは、公共の場所へ自ら出向いて自らをさらけ出すということなのだと知るのも、また勉強です。

恥は早いうちにかいたほうがいいです。年をとると、年相応の期待がついて回るので、うかつに恥をかけなくなります。若い人には、今のうちにどんどん恥をかいて欲しいです。

投稿者 A-WING : 2007年04月27日 12:42

>SHINZENさん
もうすでにプロなわけだから、最初に悪かった点を述べてから意見を求めるのは、僕はあまり良い事ではないと思います。嘘でもいいから「完璧です」って顔で見せられたほうが、こっちとしても鑑賞しがいがあります。
自信満々で見せて、それでもがつんとやられたほうが、より印象に残るし、悔しくもあるし、自分のためには良いと思っています。

>僕の作品は僕の物ですし、僕の意識もまた僕の物。

これは僕は相当意識が違います。一度、発表したらそれは社会的なものとして扱わなくてはいけません。作品と作者は切り離された物となります。
他者の意見、感想までコントロールする事はできません。
全ての批判を受け入れる訳ではないし、逆に賞賛に対して疑う態度も大事です。
もし、彼女のことを応援したいという気持ちがあるなら、ここではなく直接書き込んであげた方が良いと思います。

>ドラゴンさん
僕と彼女のとの関係はネット上に限ります。以前、向こうからここへ書き込んでくれたことがあって、それに答えて僕が向こうに書きにいき、一応その道に進んでいる人間ということで、「アドバイスください」というリクエストだったので、気がついたことをたまに書いていました。その時から「手抜き」というのはどうかと思う、という話はしていたわけです。
今回のエントリーについては、「ART ROOM」へトラックバックを飛ばしています。こっそり陰口をいうように書いている訳ではなく、blogの機能のひとつを使って先方に意思表示をしています。
A-WINGさんもおっしゃっていますが、ネットで何かを発言したり公開するということは、それはあらゆる人の目につく可能性があるということです。だからこそ、そこまで想像力を働かせて表現する必要があります。これには大変な覚悟が必要です。でも、メリットとして実社会ではとても交流が持てないような人とやり取りをしたり、年齢や地位に関係なく対等な関係を構築できるのもネットの良い点です。
ドラゴンさんもサイトを運営してきて、それは重々承知なのでは?
blogというのは双方向性のメディアです。僕のblogは書き込みは自由に出来ます。なので、「それも自分のコントロールのおよばない、別のブログです。どうですか。」という意見には、とても違和感を感じます。勇気のいることかもしれないけど、自分の意見を言う事は出来るわけです。まったくコントロールの及ばないというのは、事実誤認です。
「本当はまじめに作っていたのかもしれないし、あるいは本当に暇つぶしにやっていたことかもしれないけれど、結局その人が好きでやっているんだからまあいいじゃないですか。」
というのは、先方のblogを見てきた上での意見ですか?どちらにしても、非常に失礼に感じます。
少なくとも、彼女は「暇つぶし」にやっているわけではないと思います。そこは、ある程度確信があります。だからこそ、真剣にアドバイスしているわけです。

個人的な返信については、こういった場では控えたほうがよいと思います。出版に関することについての、守秘義務はないのですか?できればこういったことは、直接メールでお願いします。

>A-WINGさん
ネットでのやり取りに関しては、全て同意です。
公共の場であることを忘れて、極めて私的なことを書いてしまう人が、最近増えてしまっているように感じます。
公開した以上、誰が見るかも分からないわけですから、慎重になるとともに、覚悟が必要だと思います。それが出来ないなら、やめたほうが良いのですよね。
早い段階でネットに触れる事で、多くの勉強をすることができると思います。
僕もコンピューターに触れたり、ネットに参加した時期は決して早くなかったですが、けっこうたくさん恥もかきました。そうでないと覚えないことも、多々あると思います。

投稿者 corvo : 2007年04月28日 03:12

まあ何にしても「覚悟」がない人間には何もできません。

投稿者 村瀬 : 2007年04月28日 04:14

>colvoさん

> もうすでにプロなわけだから、

はい。もちろんおっしゃる事は解ります。
先日のコメントは僕が彼女と同年代の頃からお世話になっている
僕を深く応援してくださっている先輩や先生とのやりとりを
思い出して書いてました。今でも、自分を今の道に導いて
くださった方に作品を見ていただく時には、当時と同じ気持ちで
見ていただきたいという気持ちはあります。当然ながら、
前提として「自信の無い作品」は発表すらすべきではないです。

> これは僕は相当意識が違います。

「作品が自分の物」という言葉についてですが、僕の言いたかった
事がうまく伝わってないようです。他人の意見を自分に生かすには、
まず、自分の作品に責任と覚悟を持つことが大切で、その上で、
頂いたご意見を謙虚に受け入れる(取捨選択)必要があります。
自分のやったこと、言ったこと、描いたものに、責任と覚悟を
持てば、もらう意見も冷静に受け取る事ができると思ってます。
発表すれば社会的なものというcolvoさんのご意見、なるほどなと
思いましたが、基本的には食い違うものでは無いと思います。

> 全ての批判を受け入れる訳ではないし、逆に賞賛に対して疑う態度も大事です。

その通りだと思います。

投稿者 SHINZEN : 2007年04月28日 18:02

corvoさん、お名前、rとlを間違えてしまいました。すみません。

投稿者 SHINZEN : 2007年04月28日 20:20

>村瀬様
何事も腹を括らなくては、一歩踏み出す事も難しいのだと思います。
よく予備校生のときにい言われたのが、「のるかそるか」。自分からそっぽを向いてしまっては、なにも始まらないのですね。

>SHINZENさん
そういうことであれば了解です。
作ったものに対して、最後まで責任をとろうとする態度は、とても大切なものですね。

投稿者 corvo : 2007年04月29日 09:39

A-WINGさん。
ネット上が公共の場であるというのはもちろんその通りなのだけれど、僕が提議した問題とはまた別の話になるんじゃないかなあ、と思います。前にも書いたように、本人の作品についてではなくて、態度というか姿勢というか、そういった心構えの面でコメントをされたわけですよね。corvoさんは以前からウェブ上でやり取りがあったということですが、そのほかの以前はまったく知らなかった人がやってきて、作品そのものについてではなく、作者の意識の問題についてひとしきり述べる。それは公共の場であっても何であっても、面と向かっていてもスクリーン上であっても、同じ話ではないですか?僕が高校生だったころ同じような経験で嫌な思いをしたことがあるから、「それって、どうなんだろう」と泉に小石を投げたんですね。
作品そのものにコメントすることについては、えーと、確か何も言わなかったと思います。確かに自分でウェブサイトをやっていて「こらこら、そんな話を書いちゃいけないよ」とは言われるかもしれないけれど、でも「お前、こんなことやっていてプロになるつもりがあるのか」というようなことは(幸運にも)最近は言われないですね。自分の書いているものについて自覚が必要なのはその通りだけれど、自分の姿勢までどうこうということになると、それはウェブがどういう場所かとは別の話になるような気がします。
ところで恥は早いうちにかけってよく言うけれど、かきたいと思ってかくものじゃないし、誰に何も言われない時でも自分で「ありゃりゃ、やっちゃった」と思ってひとりで赤くなったりするのだから、周りが言ってもしかたないんじゃないかなあ。と考えます。

corvoさん。
こういった学術書の企画そのものに関しては、守秘義務はないのではないでしょうか。つまり、こういった本を編集するので、テーマにあった論文を探しています、と話を広めたりするわけですよね。さらに商業目的の一般向けの本でもなく、シンポジウムの議事録から派生するものなので、企画を横取りするとか、先取りするといったこともないでしょうし。本に入る論文の中身や著者名、タイトルやトピックに関しては守秘義務はもちろんあります。でも「まだ出る様子がないですね」「表紙を描いてくれる人はどうしたらいいでしょうかね」といった文脈なら問題はないだろうと判断しています。
ただご指摘のとおり、個人的な返信をいれてしまったのは不適切でした。失礼しました。

ところで「陰口を言うように」といったことは考えていませんでしたが、ブログで発言が自由だというのはその通りだと思います。原則として。でもこれだけの人がコメントをつけたあとではなかなかしづらいのではないかなあ。勇気がいるのでしょうけれど。でも少し言い方がすぎたようですね。重ねて失礼しました。
いずれにしても、とりあえず風はひとしきり吹き去ったことだし、言いたいこともなくなってしまったし、corvoさん、皆さん方、お騒がせいたしました。投げた小石が大きかったとしたら許してくださいね。しばらく実習で留守にするのですが、指摘するべきところがあれば5月中旬に戻りますので気長に釈明を待っていただければ、と思います。

投稿者 ドラゴン : 2007年04月29日 10:41

みなさん、こんにちは。
本人です。
今さっき気がつきました・・・・(汗)
トラックバックていうのが良くわかってなくて、気にしてませんでした。

全部読ませていただきました。
こんなに真剣に思ってくれているとは考えもしませんでした。
本当にありがとうございます。

確かに、ここのコメントを読んで、「むかっ!」としたところもありました。
しかし、それは、「ちがうよ~」じゃなくて、あたっていたからです。
高校に合格して気が抜けて・・・まあとりあえず描けばいいやと雑に描いていました。
おっしゃるとおり私のブログでよく出てくる「手抜き」と言う言葉は本当に逃げるために使っています。
小さな物でも一生懸命頑張って、描けなくて、これを一生懸命描いたわかってほしく無いから隠すために「手抜き」を良く使います。
最近は小さな物を短時間で描くのはやめ、ちゃんとしたものを少しづつ描く事にしました。
基本の形は先生から聞いてきちんと勉強していきます。
いままで、円柱とか描きかたはざっとしか習いませんでしたので・・・
これからは「手抜き」と言う良い訳の言葉は使いません。
まじめに一生懸命描くのでがつがつと悪いところを指摘していただければ嬉しいです。

こんなに皆さんに考えていただいているのに私がこんな短いコメントだけですいません。
これからも頑張ります。

投稿者 rinne1991 : 2007年04月29日 13:41

>ドラゴンさん
現在、彼女は美術大学への進学の視野に入れて、絵を学んでいるわけです。作品と作品に向かう姿勢や態度を切り離して考えることは、妥当ではないと僕は考えています。
未だ、完成していない作品について、何かをとやかく言う方が危険です。僕の個人的な見解としては、独立した作品として判断するには未完成すぎる。その原因になっているのは、作者の姿勢や態度の部分ではないだろうか?というものです。それと、以前から交流があったかどうか、面識があるかどうかは、僕も問題にしていません。ネットは公共のものであると、極めてシンプルに考えています。
僕自身の作品や書いたものを、僕が全く知らないところで批判されたり、逆に褒められたりしていることは、可能性としてあります。でも、どちらも甘んじて受け入れなくてはなりません。公開している以上、そこまでの責任があります。
2チャンネルで、ちょこちょこ叩かれていたこともあったようですが、それも仕方のないことです。
作者の意識の問題について批判されることというのは、実社会でもあることですし、非常に勉強になることも多いです。むしろ、作品について何かを言われる事より、有益であると思います。意識の持ちようによって、作品に悪い影響が出てしまうことはよくあります。

>僕が高校生だったころ同じような経験で嫌な思いをしたことがあるから、「それって、どうなんだろう」と泉に小石を投げたんですね。

ドラゴンさんが、そういった態度をとられると嫌な気分になるということは、よくわかりました。でも、個人的な感想を一般化するのは適当でないと思います。少なくとも、僕はあまりそうは思わないです。
姿勢を正す事は、結果としてよい表現に繋がる事が多いです。

前のコメントにも書きましたが、「「本当はまじめに作っていたのかもしれないし、あるいは本当に暇つぶしにやっていたことかもしれないけれど、結局その人が好きでやっているんだからまあいいじゃないですか。」
というのは、先方のblogを見てきた上での意見ですか?どちらにしても、非常に失礼に感じます。
少なくとも、彼女は「暇つぶし」にやっているわけではないと思います。そこは、ある程度確信があります。だからこそ、真剣にアドバイスしているわけです。」
の部分についてはスルーですか?

出版物の件についてですが、その企画に携わっている研究者やスタッフは、ネット上である程度情報をオープンにしているのでしょうか?もし、そうでないとしたら、ドラゴンさんが僕のblog上で書いても良い事なのでしょうか?
ドラゴンさんは、その企画のスタッフというわけではないですよね。
もし、僕がその企画に関わる事になったら、それはビジネスの問題であり、blogのコメント欄でやりとりするような案件ではないです。
だからこそ、まずは私信で、現在どういった状況にあるのかという詳しい説明をした上で、問い合わせるというのが筋ではないでしょうか。

>rinne1991さん
僕自身通ってきた道なので、ついついおせっかいになってしまいました。
皆さん、真剣に考えて下さっていると思います。
僕もこれから何かアドバイスをしていく上で、「手抜き」という言葉に引っかかりをもったままでは、正直に正面を向いてコメントできないのではないか、という思いがありました。
そういった理由から、エントリーとして書いたのですが、これがきっかけでそっぽを向かれてしまうのではないかという恐れもあったことも事実です。
ここへコメントを書いてくれて、ありがとうございます。
僕に聞きたい事があったら、いつでも書いてください。また、僕のほうでもコメントを書きに行きます。
今は自分の置かれた状況をしっかり見つめて、活かしていってほしいと思います。

投稿者 corvo : 2007年04月30日 03:41

(corvoさんのコメントできれいにまとまったところで)
遅いレスにて、失礼します。
「手抜き」という言葉を自分の絵に使う、ということの懐かしさにかられてしまいました。忘却の彼方だったもので…。私自身は使ったことがない(と思う)のですが、昔、漫画絵のハガキ投稿雑誌に載っている絵には必ず一定数の「手抜きでゴメンナサイ」というコメントがついていたのを思い出したんです。本当に手抜き(能力不足)のこともあると思いますけれど、rinne1991さんが書かれていたように、がんばっている自分をむき出しにするのが恥ずかしい、という気持ちだったのかなあと今さらながら思いました。
私の経験でも高校生になりたてくらいだと、まだ周りに上手な人が少ないので、それでなくても周りの子よりも比較的に描けるのに、ことさら情熱を表すことに自制がかかってしまうということがあったと思います。つまり「手抜き」と書けるということは一種自信の現れなのではないかと。自分より上手な人がいっぱい、死ぬほど居るという状況に気がついたら、もうそんなようなことは言っていられなくなりましたけど(笑)そういう段階があるんだろうなあ、ということを思いました。

で、やはり同級生にならともかく、一般に向けて公開するものならば、「手抜き」という言葉は見る人に失礼になってしまうということですね。私も仕事で「手抜きです」といって絵を渡したらもう仕事来ないだろうなということは、明白に予想できます。HPに載せるスケッチなどは未完成でも自分なら作品として載せますが、途中経過をみせるようなブログの場合、ここまでしか描けなかったというものでも見てもらいたければそのまま載せていいんじゃないかな。不満足な結果なら再チャレンジすればいいのです。

投稿者 田中清代 : 2007年04月30日 20:59

corvoさん、そして皆さん、本当にありがとうございました。
正直、嬉しかったです。
私ごとき者のために、真剣に考えていただいて・・

corvoさん、そっぽを向くなんて滅相も無い。
私はお父さんの意見はたとえ的を得ていても「むかっ!!」ときてしまうんですが、皆さんの意見は素直に受け入れることができます。
しかし、私はよく言われるのですが「のどもとすぎれば・・・」と言う性格なので(自覚はしているのですが・・)また言い訳したり、楽な方に逃げてしまうかもしれません。
その時はまた指摘してください。

投稿者 rinne1991 : 2007年04月30日 22:54

>田中清代さん
コメントはどんどんつけてもらっていいですよ。
いろいろな意味で複雑な気持ちになる年齢なのだと思います。高校というのは、中学までとはがらっと変わるし、自分自身もコントロール出来ないもやもやとしたものが出て来たり、そんな時期のような気がします。
また、女性と男性では、かなり違いもあるのでしょうね。男はまだまだ子供だったりするので、高校時代に一直線にのめり込めるのかもしれません。
「手抜き」という言葉は、仕事のうえでは口が裂けても言えませんね。
僕もこのblogで途中経過をじゃんじゃん載せています。途中のものを、「手抜き」という言葉のカモフラージュを使って完成と言うよりも、まだ途中です、と言ってしまったほうが、多くの意見を集める事ができると思います。
どんどんチャレンジしてほしいですね。

>rinne1991さん
誰でもそうかもしれませんが、身内に言われるとなかなか冷静に聞けなかったりするものですよね、
人というのは、楽をしようとするものですから、時々自分を見つめて軌道修正をする必要があると思います。
僕もしょっちゅう、反省しながら仕事しています。
まだまだ先は長いと思いますが、どんどん描いていってほしいと思います。今しか出来ないことが、たくさんあると思います。

投稿者 corvo : 2007年05月01日 03:29

みなさん本当に(いわゆる)優しい方ばかりですね。

「才能」「可能性」「本当の自分」などという妄言は若者達を非正規低賃金労働者に固定するための経済界の洗脳でしかありませんが、たかが高校生にそんなことは理解できないでしょうね。

「夢を追う」のは自由ですが「実現できなかった」ときのことを考えているんでしょうか。
その程度のリスクヘッジができない人間が「夢を実現」できるんでしょうか?
30過ぎて「夢」を追っていて「どうしよう、今さら就職もできない。こんなハズじゃなかった」という人間を私は何人も見ました。

前途ある若者達に「夢を追え」なんて無責任なことはとても言えません。
「優しい」のと「甘やかす」のとは違います。
皆さんはこの子を甘やかして潰そうとしていますね。
恐ろしい程の「悪意」を感じます。
「自由」がどれだけ恐ろしいか、どうして誰も教えないんでしょう?
日本人が「自分で考える」ことなど不可能です。

投稿者 村瀬 : 2007年05月10日 04:32

村瀬さん
この話題に関しては、ご本人も意見を書き込まれ、
また管理人でもあるcorvoさんもそれを受けて、
結論とも言える書き込みをされた訳です。
その上での村瀬さんの書き込みは、
すでに話の流れ、展開の関係なく
自論を述べているだけで、すでにコミュニケーションとして
成り立っているものではありません。
村瀬さんもブログをお持ちなのですから、
そこでその自論を展開されれば良いではないですか?
ブログにはトラックバックという、まさにこういう時に
使うべき機能もあるのです。

村瀬さんと私は長い付き合いで、
このブログを村瀬さんに紹介したのも私です。
今回の話題に関して、村瀬さんの書き込みの
内容はともかく、文面・表現に気を悪くされた
方もおられるかと思います。
その点、責任の一端は私にもあるので、
ここでお詫びさせて頂きます。

正論も、それを人に受け入れられるように
表現して、初めて正論として成り立つのですよ、村瀬さん。

投稿者 ふらぎ : 2007年05月10日 09:48

>村瀬さん
ふらぎさんも指摘されていますが、基本的にここでの議論は終了しています。個人的にはドラゴンさんの書き込みを待っているところです。

僕は美術に携わっている人間なのでその範囲で書きますが、絵やデザインなどを職業にしていくことは大変難しいのが事実です。芸大、美大まで進みながら、ほとんどの人間が辞めていくのが現状です。これには本人の努力だけでなく、環境などの影響もあるのですが、職業的に成功する確率は低いと言ってよいです。
でも、美術やデザインに関わって生きて行く方法はたくさんあります。芸大、美大に進学することで、そういった別の面を見いだす可能性もあります。それは誰にも分かりません。
絵を描く訓練をすることが、絵を描いて職業につくためだけの、そんな偏狭なものではないということです。そのことをご理解下さい。そういった視点で僕はこのエントリーでのコメントを書いてきました、

今回の村瀬さんの態度は、僕のお店にやってきて、お客さんたちに悪態をつくのと同じ事です。この点については、謝罪をいただきたく思います。

>ふらぎさん
フォローありがとうございます。
ふらぎさんが責任を感じる事はないです。ネット上に開かれている以上、誰でも書き込みを出来るのですし。
コメントの書き込みとはいえ、日本語の読める人全てが見る可能性があるということを、自覚していなくてはいけないと思います。

投稿者 corvo : 2007年05月10日 10:31

>村瀬さん
ここで書き込んだコメントについて、謝罪をお願いします。
謝罪いただけない場合は、今後、村瀬さんからの書き込みには僕は返答いたしません。

投稿者 corvo : 2007年05月12日 00:54

個人的には、村瀬さんのコメントを滅茶苦茶気に入っています。
でもそれは僕に「あ~わかるかも」という体験ベースがあるからであって、
必ずしも全ての人がそれに該当するとは思えない感も多々あります。

なのでcorvoさんの「謝罪をお願いします。」には、「そこまで言うか」という感が微妙にありますが、村瀬さんのコメント内容を見る限り、それを否定する事は出来ません。

やはり不十分な説明に於ける、不適切な印象を与えている事による補足はするべきかな?とは思います。

投稿者 アイスストーン : 2007年05月12日 01:14

>アイスストーンさん
僕も村瀬さんの書き込みが正論であることに異論はありません。
ただし、この場であのタイミングで書き込まれたことに問題があります。
さらに、僕が最初に「謝罪」を求めた後、何事もなかったように他のエントリーに書き込みをされています。
村瀬さんの友人であるふらぎさんまで気を使い、上記のように書き込みをされたわけですから、一言でも良いですからコメントしてほしいと思います。

投稿者 corvo : 2007年05月12日 01:20

corvoさん、早速のレスありがとうございます。

>僕も村瀬さんの書き込みが正論であることに異論はありません。
ここは微妙なのですが、飽くまで僕個人の体験ベースを村瀬さんに当て嵌めた事、延いてはcorvoさんが正論と考える事は、今回のエントリーの件と必ずしもイコールとは限らないという事です。

ふらぎさんがフォローしているのは、まさにその事のように感じますし、村瀬さんが自論を今回の事に押し付けるのは個人的にもチョット違和感を覚えます。

「人」をステレオタイプに押し付ける(ような印象を招くコメント)なのは、やはり余り歓迎出来るものでは無いと思います。

投稿者 アイスストーン : 2007年05月12日 01:33

>ここで書き込んだコメントについて、謝罪をお願いします。

すいません、今気がつきました。
不穏当なコメントでご迷惑をおかけしました。
申し訳ありませんでした。

投稿者 村瀬 : 2007年05月12日 02:51

>アイスストーンさん
そうですね。少なくとも、ここでの議論では適さないコメントであったと思います。
特に相手が見えないネット上では、レッテルを貼る事は避けるべきだと思います。

>村瀬さん
いえいえ、了解です。
これからも気軽に書き込んでください。でも、気になったことがあったら、また指摘するかもしれません。これからもよろしくお願いします。

投稿者 corvo : 2007年05月12日 03:28

こんにちは。
留守をしている間に色々とあったみたいで、何事もなかったかのように書き込むわけにはいかないのだけれど、corvoさんが「ドラゴンさんの書き込みを待っているところです」とおっしゃられていることもあるので、このレスポンスでとりあえず一区切り、ということでいいでしょうか。

僕が結局のところ言いたかったのは「自分でやっていることなのだから、手抜きといおうと何といおうと、その人が好きなほうに持っていけばいいんじゃないかな。別のところで知らない人たちから色々と言われたら、あまりいい気はしないんじゃないかな」ということだと思います。だから一般化したというよりは、「僕が同じ経験をしたら嫌だと思うけれど、皆さんどうなんでしょう」と疑問のかたちをとっているわけで、当てはめたというわけではないですよね。「傷つくんじゃないかなあ」とは言ったけれど、特に何かを決めつけた記憶もないことだし。
どちらにしても、考えた方向性が別なので、議論をしにきたというよりは「僕の立場だったらこう思うから、次回からはそのこともできれば頭の片隅にとめていただければ」というニュアンスを出したかったんだと思います。つまり、色んなことを顔の見える範囲で処理したい人もいるんじゃないか、ということなのですね。

自分のことばかり例にとって申し訳ないけれど、たとえば僕の姿勢も態度も、自分の裁量でやりくりしていることだし、何よりも好きでやっていることだもの。誰かに頼まれてやっているわけでもないし、誰かの期待にそおうと思っているわけでもないのだから、できた物をどうこう言うのはいいけれど、知らない人から姿勢について言われたら「そんなの、僕自身の問題だから自分で面倒見ますよ」と言うしかないですよね。どちらにしても、自分が一生懸命やっていると自分でわかっているなら、何を言われてもうろたえる必要なんかないはずだし。
そんなわけで「手抜いちゃいました」って口では言っても、自分のこと知っているのは自分なんだから、自分で何とかすればいいんじゃないかと僕は思うのですね。だから姿勢や態度について言われるなら、自分が理解している範囲の人たちに言われたいし、知らない人から自分について色々と決めつけられたら困惑すると思うし。僕だって自分がどこで誰にどんなこと言われているかだいたい見当がつくけれど、どんな風にやっても誰かから何かを言われるのなら、何のために言われてるのかわからないですよね。雑音と思って、自分の感覚でやっていく以外にない。
ウェブ上が公共のスペースであるというのはその通りで、態度が作品に影響するというのももっともでしょうね。態度が作品に影響しないとは僕も思わないし。でもそういった正論にけちをつけているのではなくて、その正論が目の前に並べられると殻の中にもぐりこんでしまう人もいるんじゃないかな、ということなのですね。だからまあ、考えた方向性が違ったということなのかな。そういうことでしょうね。

どちらにしても、corvoさんが知り合いであるということで疑問の半分は煙みたいにどこかに行ってしまったし、僕が言いたかったことは上記の2点だけだったし、また本人が書き込みをされて、色んなことはすっきりしたんじゃないでしょうか。
また
>前のコメントにも書きましたが、「「本当はまじめに作っていたのかもしれないし、あるいは本当に暇つぶしにやっていたことかもしれないけれど、結局その人が好きでやっているんだからまあいいじゃないですか。」
というのは、先方のblogを見てきた上での意見ですか?どちらにしても、非常に失礼に感じます。
少なくとも、彼女は「暇つぶし」にやっているわけではないと思います。そこは、ある程度確信があります。だからこそ、真剣にアドバイスしているわけです。」
の部分についてはスルーですか?

とのことですが、言い換えると「好きでやっていることであれば、どう作品を作ったかというのは自分の問題であって、他人にはかんたんに踏み込める領域ではないんじゃなかろうか」ということですね。彼女の作品についてコメントしたのではありません。失礼しました。お騒がせしてすみません。
出版物の件についても、「そういえばSVPのオークションに出ていた絵、覚えていますか」「いや、覚えていないよ」「見てみますか?」「うん、見るだけならね」という会話から出たもので、きまじめに「企画」「ビジネス」というとちょっと方向が違うような気もするのだけれど、僕が不適切であったということでしょう。師匠に言ったのは、目を通して気に入ったらいつか使えるように覚えておいてくださいね、ということです。いずれにしても、これはここで持ち出すようなことではありませんでしたね。少し調子に乗りすぎたようで、話を混乱させてしまってすみませんでした。

といったところで、とりあえず話に一区切りつきましたでしょうか。ひとつどころか二つも三つも石を落としてしまったようで、皆さんお騒がせしました。「こういう考え方もある」というふうにとらえていただければ、それこそまさに僕が持ち出したかったことですので、ありがたく思います。自分の書き方に今ひとつ自信がないもので、あまり気分を害されていないといいのですけれど。

投稿者 ドラゴン : 2007年05月16日 09:56

えーと、ここで危惧される点とは「小さくまとまってしまうんじゃね?」という警鐘のような。

ここに「大きくまとまっている人」がどの程度いるか否かは分かりませんが、その人達がまとまりが大きくても小さくても、若い人に対する「将来小さくまとまりかねない危機」への警鐘は十分出来ると思うんですが。

投稿者 アイスストーン : 2007年05月17日 00:07

>ドラゴンさん
遅くなりました。
コメントを読んで思ったのは、ドラゴンさんはとても他人に干渉されるのが嫌いなのだなあ、ということです。僕も若いときは、そういった傾向が強かったのですが、あまり良い事ではなかったと思っています。
言われたときは反発しても、後で思い返すと貴重な意見や忠告だったということが、たくさんあります。そういった点ではrinneさんは素直に僕の話を聞いてくれたのだと思います。
ドラゴンさんの書き込みを読むと、僕は個人的には何か気がついても、あなたに忠告はしないでおこうと思ってしまいます。きっと、聞いてもらえないだろうし、聞かないだろうし、ここを読んだ人もそう思うのではないでしょうか。
自分の裁量だけでやりくりしているというのは、非常に傲慢な考え方だと思いますよ。周囲の人の協力があったからこそ、相手が受け入れてくれたからこそ、今そこにいられるということを考えても良いのではないでしょうか。
「姿勢」というのはとても大事です。時には誰かに矯正してもらわなくてはいけないときがあります。僕もいまだにそうです。常に気をつけていなくてはいけません。

>好きでやっていることであれば、どう作品を作ったかというのは自分の問題であって、他人にはかんたんに踏み込める領域ではないんじゃなかろうか

そういうことが言えるのは、プロになってからでしょう。ドラゴンさんが今のご自分の段階でそう思っているということであれば、それはまだ早すぎると思います。

>師匠に言ったのは、目を通して気に入ったらいつか使えるように覚えておいてくださいね、ということです。

「僕の知り合いにとてもいい絵描きがいるので、是非何かの機会に検討してください」と言ってくれているのなら嬉しかったのだけど、上記のような書き方だとあまり嬉しくはないです。

>ひとつどころか二つも三つも石を落としてしまったようで、皆さんお騒がせしました。

僕の感覚としては、随分あさっての方向に石を投げていたなあという感じです。「こういう考え方もある」とは、僕個人は思えないです。少なくとも、彼女のためにはならないだろうと考えています。

>アイスストーンさん
僕が「大きくまとまっている」とは思えないですけど、少なくとも自分に限界を設けてしまうことは、特に高校生ぐらいの時はやるべきではないです。
ドラゴンさんのコメント読むと、すごく自分に限界や制限を作ってしまっているように思うのですよね。
「その正論が目の前に並べられると殻の中にもぐりこんでしまう人もいるんじゃないかな」
彼は自分のことを言っているように感じられてしかたないです。

投稿者 corvo : 2007年05月20日 04:25

こちらでは初めまして。人様のブログにコメントするのは生まれて初めての45歳ですので、何か失礼がありましたらご指導下さい。

「最近のコメント」とかいう所に、見覚えの有る名前がいくつも並んでいたので覗いてみたら、皆さんの熱い議論に思わず仕事を忘れて読みふけってしまいました。

村瀬くんのコメントに責任感じたふらぎさんが謝ってるくだりなんかは、失礼ながら爆笑してしまいました。

ドラゴンの「若さ」にも、彼のキャラを知ってるだけにハラハラしたり、嬉しくなっちゃったり、応援したくなっちゃったり…読み終わった後は、まるで一本の短編ドラマでも見たような気分になりました。

気持ちを文字に変換する作業はつくづく難しい…と感じつつも、いやぁ、インターネットって面白いですね。まぁボクみたいに時間の使い方が下手な人間は、ハマると恐ろしい気がするので、あんまり遠くまでは出かけない様にしようと思いますけど…。

今はまだ、このコメントを入れるのにもひどく緊張してる場違いな私ですが、今後とも一つ宜しくお願いします。

投稿者 ところ : 2007年05月21日 04:47

>ところさん
どうも、こちらでは初めまして。コメントありがとうございます。
ところさんもblogを始められて、こうやってネット上で交流できるようになるとは、よろしくお願いします。
ネットって怖い部分もあるのですが、それ以上に面白い事や有意義なことが多いと思います、僕もついつい時間をとられてしまうので、気をつけないといけないです。
コメントを書くのは、僕も緊張します。誰が読んでいるか分かりませんから、とても慎重になります。
これからもよろしくお願いします。いつでも遊びにきてください。

投稿者 corvo : 2007年05月21日 11:47

何度か「言いたいことはもー全部言っちゃいました」って書いているのだけれど、でももう一度いいですか?きっと「しつこいなあ」って感じると思うけれど。
というのも、最初の書き込みからどうも話が別のところに行っちゃっているような気がするのですね。corvoさんの言葉を借りれば、話が「あさっての方向に」行っちゃっているんじゃないかなあ、と。話がどんどん僕個人に集中するようになってしまったので、しつこいかもしれないけれどもう一度お題を持ちだしたいと思います。
これを書くのは5回目ぐらいなんだけれど、僕が最初から言いたかったのは「自分でやっていることなのだから、手抜きといおうと何といおうと、その人が好きなほうに持っていけばいいんじゃないかな。別のところで知らない人たちから色々と言われたら、あまりいい気はしないんじゃないかな」ということですよね。つまり、僕が「干渉されるのが嫌い」だとか、「人の言うことを聞かない」だとか、古いコメントだけれど「才能がおありなのですね」とは関係のないことだと思うのです。「姿勢なんか正さなくてもいい」とか「干渉されたら誰でも嫌がる」なんて一般化したわけでもないですよね。そうだったと思います。
それで、corvoさん、他の皆さん方が「そんなことない。姿勢を正すのは大事なことだし、作品の出来につながる」と主張なされた。で、僕としてはですが、その正論自体については文句をつけてはいなかったと思います。文句つけてはいないですよね。だって姿勢が作品の出来につながるというのは美術でも科学でも同じようなものだもの。
僕が「ちょっと待ってよ」と思ったのは、本人のことをよく知らない人が、本人のブログではない別の場所で、その人の(作品そのものでなく)姿勢やら態度についてコメントすることなんですね。確か最初からそう書いていると思います。それが僕の落とした小石です。何ぼ正論でも、その人との関係に対して、あるいはその人の未来に対して、何の責任ももたなくていい方々が言うのはどうなんだろうと。そんなことしたら、僕なんかそれこそcorvoさんが推測したように「自分の殻に閉じこもってしまいます」。
で、それで、です。そういうのが嫌な人だっているんじゃないか。たとえば僕の立場だったらあまりいい気はしないんじゃないかと。

そんなわけで、「矯正なんかするなよ」と言っているんじゃなくて「本人のことをよく知らない人が矯正するのって、どうなんだろう」という趣旨で書き込んでいたのですね。
その上で僕個人についてコメントなさるようでしたら、僕の立場から説明させていただきますけれど、確かに僕は「干渉されるのが嫌い」という部分があるでしょうね。でもそれってこういうことなんです。例えば自分のことを見ていてくれるわけでもない人が、「宮下があんなこと言っていた」「宮下があんなことした」というところだけを取りあげて、僕のしたことについてではなく、僕の姿勢や態度について、僕と面と向かって言うでもなく、僕のいないところで色々とコメントする。そういうのって、僕はあまり好きじゃないですね。自分の出したものについてはまあそりゃ、確かにそんな胸を張れるような代物じゃないだろうから何を言われても仕方ないという部分はあるけれど、僕の態度は-こんなこと言ったら余計角が立つだろうけど-僕の問題じゃないですか。「僕のことなんか知らないくせに」って思ってしまいます。それに耳をかたむけるよりは、それこそ「自分の裁量でやりくりして」自分でがんばるしかないと思ってしまいますね。耳ふさいで。
でも僕のことをずっと見ていてくれる人が、僕のやってきたこと、言ってきたことをトータルで考えて、その上で「宮下君、君ねえ」って面と向かって言ってくれるのは、とてもありがたいと思います。そういった親切心は顔が見えるところでありがたくいただきたいなあ、と。それは皆さんと同じです。僕が「ふんだ、僕は自分だけでやってるんだ」と思っているように見えたら、それは僕のどうしようもない見栄っ張りな外見の方ではないかと思います。どうもそういう皮にみっともない目立った色がついているようですみません。「中身はそれよりもっとみっともないじゃないか」って思う方もいるかもしれないけれど、まあそれはそれとして。
だってそうじゃなかったら、(ああ、もう4年になるのか)何年も師匠のところで働かせてもらってないですよね。今やらせてもらってることだって、できてないだろうし、とっくに放り出されていると思います。それに自分でこんなこと言うのも何だけど、もし本当にそんな不遜な態度ばかりとっているんだったら、日本に帰るたびに「おおよく帰ってきたなドラちゃん」なんて頭なでてもらったりもしないと思うし。まあ今でも師匠の奥さんには「だから言ったでしょう、このお馬鹿」なんてお尻をけ飛ばされているのだけれど(『うわーん、僕が悪かったです』)。

まあそれに、一生懸命やっていることだったら、誰も何も言わなくてもそのうち自分で気づくのではないかな、なんて思います。だって抜き差しならずに日々向かいあうんだもの。人に言われるかどうかとは別に、自分の悪いところを自分で認識して直せなければ、真剣に何かと向かい合い続けることもたぶんできないんじゃないかと思うし、向かい合えなかったら結局それはあがる土俵を違えたということではないでしょうか。少し失礼な言い方かもしれないですけれど。
アイスストーンさん、「大きくまとまる」「小さくまとまる」ってこういう形に置き換えることもできますか。ちょっと違うかな。たぶん違うでしょうけれど。

だからcorvoさん、失礼かもしれないけれど、
>「こういう考え方もある」とは、僕個人は思えないです。
とのことですが、少なくとも僕はそういう考え方をしているのですね。どう思われますか?「こういう考え方もあるとは思えない」のであれば、僕としてはちょっと立つ場所がなくなってしまうのだけれど・・・。
僕が自分から限界を作っていると考えていらっしゃるのなら、僕としては「じゃあ、見ていてくださいね」としか言えないですよね。いえ、挑戦とかそういうのではなくて、「それなら頑張っているところ、見ていてくださいね」というノリなので、書き方が少し不器用だったとしても許してください。どちらかというと、多少回り道でも「人にこう言われたから」じゃなくて「僕がこう思うから」っていうのを言い訳にしてがんばりたいと思うんです。アドバイスも「誰かがこう言ったから」じゃなくて「あの人の言うことはこういう理由で正しいと自分が思ったから」という合い言葉でしまっておきたいと思います。それが「自分の裁量でやりくりする」ということなんですね。「自分の裁量だけでやりくりしているというのは、非常に傲慢な考え方だと思いますよ」とおっしゃいましたけれども、自分の裁量「だけ」でやりくりしているとは書いていないと思います。
もちろん僕としては好きでやっていることだから、自分で「ま、えーやん」なんて言いながらそこらへんをふらふらと飛びまわっているのだけれど、でもだからって手抜いてるわけじゃないんですよね。チャレンジ精神を忘れたわけでもないと思います。でも最近は「うりゃうりゃ」ってあちこち手を出すよりも、自分に見えている範囲でステップを踏むようになったのかもしれない。だからまあ、そういうのが傍目から見たら出来の悪いかたつむりみたいに見えるだろうな。あまりそういうことを自分で言うのもなんですが(ああ、僕が海綿やらプラコゾアンにまで首っ丈になってるなんて、半年前に誰が予想しただろう・・・)。
ということで、好きなこと、自分なりに、一生懸命やる、それでいいんじゃないでしょうか。あまり僕が言うことじゃないかもしれないけれど。
それからあの、ずいぶんとたくさん石を落としてしまってすみません。説明せずにはいられなかったのですね。怒らせてしまったとしたら、恐縮です。すみません。Corvoさんには紹介していただいた時からお世話になって、そのことについてはとてもありがたく思っているんです。だから上の段落でもcorvoさんを念頭において何かを突っぱねたわけではないし、「知らない人からの勝手なアドバイス」なんて聞き流したりはしてないですよ。またSVPで会ったら、胴上げしてくれますよね?
ところさん、せっかく場のおさまるコメントを残してくださったのに、またひっかきまわしてしまってごめんなさい。どっちかっていうと「お前ほんとに成長してねーな」って感じに笑い飛ばしてほしかったですよー。こういうの知ってる人に見られるとけっこう恥ずかしいんで、「宮下がこんなこと言ってたよ」なんて倶楽部の親分に言わないでくださいね。

投稿者 ドラゴン : 2007年05月23日 08:29

うーん、ワカラン。

干渉されなければサイトにその余地を作らなければいいだけだと思うが。でもrinne1991さんは余地を作っていた。だから、他人(corvoサン)のブログでエントリーが出来た。そしてそれに気付き、rinne1991さん自身が考えブログのエントリー方法をも変わった。

というか、rinne1991さんが模写を完成させたコメントが全てを語っているようにも。

投稿者 アイスストーン : 2007年05月23日 08:50

×干渉されなければ
○干渉されたくなければ
でした。

ちなみに、ところさんのドラゴンさんに対するコメント、「若さ」で初めて全体の流れが掴めました。

投稿者 アイスストーン : 2007年05月23日 10:46

>ドラゴンさん

ネットという所は、

>本人のことをよく知らない人が、本人のブログではない別の場所で、その人の(作品そのものでなく)姿勢やら態度についてコメントする

場所なんですよ。そういう場に利益を感じない人には、ネットは向きません。大人になればわかります。苦言を言ってくれる見知らぬ人が、どんなにありがたいか。

私のところで記事にしたことがありますが、こういう言葉があります。
「誉め言葉は片耳で聞き、苦言は両耳で聞け」
「誉める時は言葉を尽くし、叱る時は言葉を選べ」

投稿者 A-WING : 2007年05月23日 20:03

>ドラゴンさん
うーん、ワカラン。(コピペ)
ていうかね。もうすでに、rinneさんとのことは議論としては終わっています。
本人も書き込んでくれて納得したうえで、彼女自身のblogのエントリーにも変化が現れています。
今、問題になっているのは、あなたの書き込みであり、「あさっての方向」に行く原因になっているのも、あなたのコメントです。
はっきりいえば、最初から議論はなにも深まっていません。言葉が少し変わり、だんだん長文になるだけで、内容自体はたいして変わっていないと思います。
つまることろ、「自分は干渉されるのはいやだ」ということを、延々述べているだけでしょう。違うのかな。ああ、ドラゴンさんはそういう人なんだな、と読んだ人が思うだけの事です。
僕よりもずっと古くから、ご自分のサイトを運営しているにも関わらず、
「本人のことをよく知らない人が、本人のブログではない別の場所で、その人の(作品そのものでなく)姿勢やら態度についてコメントする」
ということに抵抗するのは、どうにも理解出来ません。
ネットとはそういうものだし、本を書いたり論文を書いたりして公表されれば、いつでもそういったことにさらされることになります。それに対して責任を取る強靭さと覚悟がないのであれば、ずっと殻に閉じこもっていればよろしい。
「師匠」だとか「倶楽部の親分」だとか、僕や一部の関係者にしかわからないキーワードが出てきますが、不特定多数の人が読むという事を意識していますか。事情を知らない人にはさっぱりでしょう。ここに書き込むときも、自己紹介もしていないから、知らない人にとっては何をしている人間かさっぱりわからりません。せっかくなので、ドラゴンさんのサイトのリンクを貼っておきます。
http://www.geocities.jp/dinosaur238/dinosaur.htm
「こういうの知ってる人に見られるとけっこう恥ずかしいんで、「宮下がこんなこと言ってたよ」なんて倶楽部の親分に言わないでくださいね。」
このblogに書き込んだ時点で、誰が読んでいるかわかりませんよ。おそらく、あなたを知っている人は読んでいると思います。こんな書き込みがありました、って恐竜倶楽部のMLにリンクを書き込めばすぐに知れ渡るのですけどね。僕がそれをやらなくても、他の人がやるかもしれないですしね。

>アイスストーンさん
結局、ドラゴンさんの主張は最初から何も変わっていなくて、繰り返して言い訳しているだけなのですよ。rinneさんはこれをきっかけに、すこし変化があったと思うし、彼女自身も納得しています。
ドラゴンさんよりも、よほど覚悟が出来ていますね。

>A-WINGさん
本当にそうだと思います。
僕自身も、このblogを通じてだったり、他の場所へ書き込んだことがきっかけだったりして、たくさんの刺激を受けたり、耳の痛いことを言ってもらったりして、良い経験ができていると感じています。
石だけ投げておいて、反撃にあったら殻に閉じこもるなんて、とても褒められた態度ではないと思います。

投稿者 corvo : 2007年05月24日 03:44

えーと。
僕がワカランのは、ドラゴンさんのコメントがrinne1991を「知らない人」というか「知ろうとしない」姿勢にしか見えないところだったり。

そして更に、ドラゴンさん自身のコメントや彼への対応、つまり彼が「若い」に対して。

ドラゴンさんのコメントを見ると、正直、今何か成し遂げている途中だけど、何らかの「迷い」を持っているようにも見えるんです。

本来、自分のやっている事に何も迷いが無ければ、他人の意見に左右されることなど無いし、意見を求める余地や相手に意見させる余地など作る事は無いと思うんですが、ドラゴンさんはrinne1991さんを媒体に自分を語ってしまっている感がある。

恐らく現状は、色々な悩みや葛藤や不安や色々ある中にいるのでしょうが、それを自分の中で整理して、場合によっては話せる人に相談したりして、自分を前進させるようにした方がいいんじゃないか?とか。

余計な事ながら、ドラゴンさんの文章を見るとそんな事を感じるんです、ハイ。

投稿者 アイスストーン : 2007年05月24日 09:35

>アイスストーンさん

>僕がワカランのは、ドラゴンさんのコメントがrinne1991を「知らない人」というか「知ろうとしない」姿勢にしか見えないところだったり。

ああ、なるほど。

>そして更に、ドラゴンさん自身のコメントや彼への対応、つまり彼が「若い」に対して。

これは僕が、ってことですか?

僕は彼が今どこにいて、どんなことをしているかは、大雑把に知っています。研究者になるということは並大抵のことではないし、アスリートや芸術家のように保証のない世界です。
ただ、この場で自分のことを語るのであれば、ドラゴンさんは自分から何者であるかを話し、議論を進めれば良かったのだと思います。
事情を知らない人は推測するしかないし、情報も不正確になってしまいます。
rinneさんのことを隠れ蓑に、というふうに僕には感じられます。
小石投げて殻に閉じこもるより、正面からぶつかった方が、良い事がたくさんあると思います。

投稿者 corvo : 2007年05月24日 10:57

>「若い」
いえ、ドラゴンさんです。
誤解を生む表現を避けようとしたのですが、結局いい言葉が思いつかなくて時間切れのまま投稿したのでご迷惑をおかけしました。

>rinneさんのことを隠れ蓑に
いま現在、ドラゴンさんに対してまさにそんな印象です。
ちなみにドラゴンさんの最初の投稿を見た印象は40代から50代の人。夢を追う事を止めた、悪い言い方をすると「終わった人」の回顧録だと思ってました。なので物凄く驚いています。

投稿者 アイスストーン : 2007年05月24日 17:55

>アイスストーンさん
了解です。

>40代から50代の人。夢を追う事を止めた、悪い言い方をすると「終わった人」の回顧録だと思ってました。

さすがに本人を知っているので、そういった印象は持たなかったのですが、全く知らない人にはそう読めるのかな。まだ20歳そこそこのはず。
それでいいのか?ドラゴンさん。

投稿者 corvo : 2007年05月24日 18:47