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2006年12月27日

Triceratops scene 04

一昨日の午前2時頃に受け取った、科博の復元画(パレオパラドキシア)修正メールをもとに、午前4時30分まで制作。その後、復元画をスキャンして添付ファイルでメールを送る。午前10時頃起きだして、今度はデスモスチルスの頭部の復元画を制作。これもスキャンして添付ファイルで送った。

その後、このエントリーのタイトルであるトリケラトプス・シーンの制作を始めた。
コピーから転写したのち、ローアンバーで暗部から描いていく。
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ここまでのプロセスで、おそらく30分はかかっていないと思う。
blog06122702.jpg
ディテールはわりと大雑把で、明暗と立体感を捉えるための作業である。
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全体にイエローオーカを塗った後、空のブルーを少しずつ塗り重ねて行く。
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これが寝る直前の状態。空と雲をを描くことにほとんどの時間を費やしている。まだ、出来上がっていないので、これから空と雲を仕上げていく。背景が出来上がった所で、恐竜本体にとりかかる予定である。
なんだかこの配色、アンディ・ウォホールのシルクスクリーンみたいだな。

昨日は一日中雨で、しかも夜には雷まで鳴るとは。とても年末とは思えない天気でした。
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投稿者 corvo : 2006年12月27日 10:50

コメント

空の蒼さと雲の白さのバランスって、難しいですよね。
白亜紀後期・マーストリヒト期の空って、人間が汚していないから綺麗だったでしょうし(大気の組成は違ってますが・汗)。
着色が進むにつれて、トリケラトプスが痛々しく悲鳴を上げているように感じるのは私だけでしょうか・・・全国500万のトリケラファンの嘆き声が聞こえそうです。(もうええっちゅうねん)

投稿者 チョビ之助 : 2006年12月27日 11:56

>チョビ之助さん
空も雲も、構図の中の大切な一要素なのでおろそかにできません。けっこう時間かかります。
二酸化炭素濃度の高さは、空の色に影響するのでしょうか。どんな空だったのでしょうね。
トリケラトプス、ファンの数でもステゴサウルスに負けている。

投稿者 corvo : 2006年12月27日 12:27

トリケラファンの息子(4歳)に見せたら、「トリケラトプスがティラノサウルスに負ける訳ない」とすごい勢いで反発されそうです。彼の頭の中では、常に草食恐竜が肉食恐竜に勝つらしいです。(トリケラトプス・ステゴサウルス・ハドロサウルス類みんな好き・・・)

投稿者 眉 : 2006年12月27日 13:13

>眉さん
現生の哺乳類でも、植物食の連中が決して弱いというわけではないと思います。
角があったり、体重が重く、身体も大きかったり、中生代でも返り討ちにあう肉食恐竜がいたかもしれません。
このトリケラトプスは、フリルに傷をつけられながら生き延びたという設定です。

投稿者 corvo : 2006年12月27日 15:22

青空と肉食獣、草食獣の格闘。
ティラノのキラリと光る歯をアクセントに・・・

今回も凄い本になりそうですね!!

投稿者 ニヤゾフ : 2006年12月27日 16:32

>ニヤゾフさん
凄い本になりそうなのですが、スケジュールも凄くて、きつくて死にそうです。

投稿者 corvo : 2006年12月27日 16:35

これは、もしかしてあの治癒化石のトリケラトプスですか?

投稿者 州知事ハンター : 2006年12月27日 17:11

>二酸化炭素濃度の高さは、空の色に影響するのでしょうか。どんな空だったのでしょうね。

大気が太陽光を散乱して青色が我々の眼に入るので、二酸化炭素の濃度少々高くなったくらいでそれほど影響は無いかなと思います。散乱しているのは酸素だったかな…液体酸素が青っぽい事と勘違いしてるかも。二酸化炭素よりは乾燥しているのか湿っぽいのか、埃っぽいのか澄んでいるのか、といった要素の方が効いてくると思います。
余談ですが、環境中にあるのはいろんな波長の電磁波だけで「色」と言うのは我々の目を通した脳内にしか存在しない概念なんだとか。

投稿者 僧帽筋 : 2006年12月27日 18:27

わわっ!白亜紀末期の二大スターの競演その2ですね!!
ありえないとは思っても、やっぱりこの2頭が取っ組み合いになると絵になりますねえ。

フリルに傷を付けられた・・・私、真っ先に所十三先生のDINO2のオイボレを思い出しました(^^;

corvo先生の絵の工程を見ていると、とても勉強になります。
空も雲も、トリケラとティラノの格闘シーンを引き立たせていますね。私は背景が疎かになりがちな傾向があるので・・・気をつけないと・・・。

投稿者 雨宮リュウ : 2006年12月27日 21:47

>州知事ハンターさん
実は僕はその標本を見た事がないのですが、逃げ切って治癒したという設定です。

>僧帽筋さん
そうですよね。二酸化炭素というより、温暖化によって今よりずっと平均気温がたかった地球の気候に左右されるものですね。
乾期と雨期では、雲の形も、そらの色も違ったのでしょうね。

>余談ですが、環境中にあるのはいろんな波長の電磁波だけで「色」と言うのは我々の目を通した脳内にしか存在しない概念なんだとか。

虫には全く違った色が見えているらしいですね。でも、写真で写された色はどうなのでしょう。フィルムも人間の脳に合わせて、色が決まっているということなのでしょうか。

>雨宮リュウさん
大きさもあるし、全然違ったスタイルの二頭の組み合わせは、想像力をかき立てるものがありますね。
所さんの漫画、読み直してみますね。
背景は、難しいです。僕も苦手です。

投稿者 corvo : 2006年12月28日 03:24

>虫には全く違った色が見えているらしいですね。でも、写真で写された色はどうなのでしょう。フィルムも人間の脳に合わせて、色が決まっているということなのでしょうか。

人間が実際に見える画像として表現できるように造っているので昆虫やイヌの目などを通して開発させるとモノクロになります。

色の認識とは太陽光の中に含まれる波長を視覚が色として認識しています。
虫達の眼には、モノクロの濃淡で見えるので、同じ濃度の赤や青や黒の認識は出来ません。
しかし雲を透過する人間の目には見えない波長を捉える事も出来ます(曇っていても太陽の位置が解るのでハチなどは仲間に餌場を伝える方法の基点は太陽の位置のはずです)

簡単にあらわすと
赤く見えるモノは、「赤」と認識する波長以外の波長を吸収する物体、「青」は青以外を吸収。全ての波長を吸収すると「黒」逆に全て反射すると「白」と認識できます。
太陽光は色々な波長を含んでいるので「白」ッぽくみえます
朝日や夕日は、地表との角度がかわり、地表に届くまでに透過する空気の厚さが増えるため、赤っぽく。逆に昼間は自然光と呼ばれる白に近くなります。

。。すみません、説明下手で解り難いですね

投稿者 SIVA : 2006年12月28日 15:48

そういえば、今年の恐竜博のカタログに二酸化炭素濃度と年代グラフが出ていまして、それによると、二酸化炭素濃度は、マーストりヒト期後期はだいぶ低かったみたいですよ
中生代では、ジュラ紀中期あたりピークになっていました。
酸素濃度は、現在よりやや低い程度とでています。
三畳紀やジュラ紀は酸素濃度がかなり低く半分近くになってますね。マラソンのトレーニングには打って付けかも・・・
で、ここまで書いたのですが、それが空の色にどう関係あるかは私には全くわかりません。
すみません。

投稿者 州知事ハンター : 2006年12月28日 17:12

>フィルムも人間の脳に合わせて、色が決まっているということなのでしょうか

物体が反射または自ら発して我々の目に入った光のうち、人間が感じることの出来る波長のものが色になる→写真は人間が見える色を組み合わせて作ってある
…と言うようなことを書こうと思ったらSIVAさんが私なんかよりも遥かに上手くまとめてくれていました(汗)
CO2が光の散乱にどう影響するか私には正直わかりませんので、「影響は無い」と書いたのにも根拠は無いのです。

投稿者 僧帽筋 : 2006年12月28日 18:55

>フィルムも人間の脳に合わせて、色が決まっているということなのでしょうか

実際そうみたいです。

かなり前ですが、某フィルム会社の方に、各種フィルムと人間の眼の色調特性(光の波長vs.感度)のちがいをグラフでみせてもらったことがあります。特に特性が異なるのは緑色付近で、真っ白に見える蛍光灯の光がフィルムで撮影すると緑がかって写る、など見かけとはちがう写りかたをすることがあります。値段が高いフィルムは、より人間の眼の特性に近くなっています。

プロのカメラマンの方は、このちがい(色温度など)をフィルターを使って補正されていますが、最近のデジカメはホワイトバランスの自動補正機能がついているので、フィルターなしでも見た目に近い写り方に仕上がるそうです。

二酸化炭素濃度がどれだけ影響していたかはよくわかりませんが、水蒸気濃度や屈折率が異なる気体分布も複雑に絡んで、現在とは太陽光の照射条件がちがったのかもしれませんね。

投稿者 kawaberry : 2006年12月29日 10:47

>SIVAさん
いえいえ、とてもよくわかります。
光と色は実に不思議なものなのだと実感出来ます。
僕自身、あまり色彩に対して魅力を感じないのも、こういった不確定要素の多さからかもしれません。形態や空間にずっと興味があります。でも、色があるから分かることもあるのですけどね。

>州知事ハンターさん
中生代を通して、二酸化炭素濃度が高かったわけではないのですね。
おそらく色彩に関係なかったのだろうと思いますが、大気が不安定で雨期が続くような季節は常に曇っていて、そんな環境だからこそ有利な色彩があったのかもしれないなと、勝手な想像もしています。

>僧帽筋さん
フィルムなどが人間基準に作ってあり、ある種客観的なものではないというのは、とても面白い事だと思います。
二酸化炭素は、多分影響ないのでしょうね。

>kawaberryさん
フィルムの話面白いです。これまでフィルム自体の特性があったとはいえ、客観性をもったものだと思っていたら、人間の見えている色彩世界を再現したものだというところが驚きです。
色温度には常に悩まされますね。人間の脳はうまく補正しているのでしょうね。

>水蒸気濃度や屈折率が異なる気体分布も複雑に絡んで、現在とは太陽光の照射条件がちがったのかもしれませんね。

なるほど、色々なことが考えられますね。でも、想像するしかないですね。

投稿者 corvo : 2006年12月29日 19:08

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