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2006年11月22日

Allosaurus scene 03

予告通り、エスキースの完成版をアップ。
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使っている画材は、これまでと同一のもの。このシリーズも何点か制作してきたので、かなり自分のなかで完成度が高くなってきた。比較的長い時間の流れの中で制作していると、最初の頃に描いたものと、最後のものでは差が大きく出てしまう。仕事としては褒められることではないのかもしれないが、日々向上したいと手を動かしていると、どうしても差となって表れてしまう。結局、最初のものに手を入れたり、極端な場合は破棄してしまったりと、堂々巡りになってしまうこともしばしばである。
今回も、最初のエスキースから構図をかなり動かす絵が多くなってしまった。
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血を口から滴らせながら、ほっと一息をついている。尻尾に手傷を負ったが、獲物を仕留めた満足で、今はその傷みも麻痺していいるだろう。
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ティラノサウルスに比べれば大きいとはいえ、頭と比較するといかにも貧弱である。スピノサウルスほどではないが、第一指が大きく太いのが特徴。
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絶命寸前のステゴサウルス。首の急所を噛み切られ、動脈から止めどなく血液が流れ出していく。水面は文字通り血の海である。アロサウルスに踏みつけられ、肋骨も何本か折れてしまっているだろう。
そろそろ一日一枚ペースにもっていかなくては。彩色バージョンも、今日から始めます。
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投稿者 corvo : 2006年11月22日 10:49

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コメント

ああっ、ステゴサウルスが痛々しい!
でも、こう云った場面はジュラ紀後期では度々見受けられた・・・かも知れませんね。
骨まで噛み砕ける歯ではなかったけど、肉を削ぎ取るのには適した薄めの歯が、口の奥に見えるのがいいですね。
普通は思い入れで拡大解釈したり、怪獣っぽく歯が剥き出しに描いちゃいがちですが(編集の『注文』という横槍もありますが・汗)、押さえて欲しいポイントです。

“Allosaurus scene 02”でcorvoさんが書いてますが、やっぱりアロはふらぎさんに語って欲しいところですね。

投稿者 チョビ之助 : 2006年11月22日 13:36

もう少し喉の鎧の範囲が広ければ助かったかもしれないのに残念です。(ステゴびいき)

投稿者 umr : 2006年11月22日 15:21

口から滴る血が生々しいですね。

文学の世界では、書き始めと完成稿が大きく違っていることは珍しくないですが、
美術の世界では、褒められないことなのですか。

投稿者 アンクルディノ : 2006年11月22日 18:37

あぁ、ステゴが、ステゴが...。(ステゴびいき^^;)

ふらぎさんにアロを是非語って頂きたいですねぇ。
王者の風格が感じられます。


私信:とうとう、念願のポストが来ました。
blogとmixi日記で近日、公開予定です(笑)。

投稿者 かずごん : 2006年11月22日 19:43

迫力ありますね。アロサウルスらしいというか・・・(笑)

ところで、アロサウルスって背中だけでなくて喉にもスパイクのような突起がついていたのでしょうか?

投稿者 ニヤゾフ : 2006年11月22日 20:35

語れ、って言われてもなぁ(笑)。
アロは、直球にカッコイイデザインの恐竜なんで、
逆に語り甲斐が無かったりするんですよね。
ティラノは頭骨を見ながら絵を描いたり
模型造ってみると、かなり複雑なラインや面構成で
出来ている事が分かって、そこが語るポイントにもなるんですが。

ティラノにおけるスーの立場の個体である、
ビッグ・アル2なんですが、アロの中でもかなり
変わった顔してるんですよね。上顎の先には
ディロフォサウルスのようなくびれがありますし、
顔も長い。
http://www.bhigr.com/store/product.php?productid=420
実際、こんな感じになると思います。
下顎の復元が松村しのぶさんの案と
同じになってますね。

ただ、同じくブラックヒルズのこちらの標本だと
http://www.bhigr.com/store/product.php?productid=474#detailed
普通のアロ顔に見えるような。

個人的には、復元画や造形に挑戦するなら、
初心者向けの恐竜の1つだと思います。
資料も結構ありますし、国内での骨格展示も
多いですから。

投稿者 ふらぎ : 2006年11月22日 22:18

うちの下の子が毎日「新しい絵出てる~?」と気にしていました。
この子も“ステゴびいき”ですから、明日この絵を見たときの反応は・・・?

投稿者 milesta : 2006年11月22日 22:22

>チョビ之助さん
編集の方は、良く理解している人なので、変な横やりは入りません。大丈夫です。野放し状態とも言えるけど。
スカイライン同様、恐竜にもあまり思い入れがないので、冷静に描けます。

>umrさん
ここにもステゴびいきの方が。次のステゴサウルス主役バージョンに期待してください。

>アンクルディノさん
図鑑という一冊の中で、絵の質が変わるのは良くないという意味です。
出来れば、クオリティをびしっと揃えたいのですが、なかなかそうもいきません。

>かずごんさん
またまたステゴびいきが!
今回のアロサウルス、気に入っています。ポストの画像、楽しみにしています。

>ニヤゾフさん
突起は僕の思いつきです。背中も喉も、突起は発見されていないです。

>ふらぎさん
ちょっと語りが足りんな。
ビッグ・アル2は変な顔ですね。より原始的に見えます。
原記載論文が素晴らしいので、興味のある人は是非入手されることをお勧めします。そんなに高くないし、流通量も多いみたいですね。

>milestaさん
ステゴサウルス、人気ですね。
次はステゴが主役です。明日の朝までにアップ間に合うかな。
ここのところ絵の話題が少なくて、ちょっとがっかりしていたのでは?

投稿者 corvo : 2006年11月22日 23:59

私の主観なのですがティラノはたまに食べる豪華な料理、という感じですね。
私はティラノ好きですが…毎日食べると胸焼けしそうです。
一方でアロは毎日食べ続けられる飽きの来ない料理、という感じです。
大型獣脚類の最もシンプルな形といいますか、基本形の魅力みたいなものがあると思います。

投稿者 僧帽筋 : 2006年11月23日 00:49

>僧帽筋さん
ティラノはとろ、アロは日常的に食べる赤身という感じでしょうか。
もっともバランスのとれた美しさがあるかもしれませんね。

投稿者 corvo : 2006年11月23日 01:09

びっくりです!
うちの子、学校で恐竜のことを習う前は「ステゴサウルスは怖くない恐竜だから好き。」と言っていたのに、この絵を見たら「アロサウルスだ~。ティーレックスの仲間なんだよ。ちょっと古いんだよね。目のところが出っ張ってるんだよ。強いんだよね~。」とすっかり「アロびいき」になっていました。
私が「ステコサウルス襲ってるよ?」と言うと、「それが食べ物なんだから、生きていくためにはしょうがないんだよ。人間が鶏肉食べるのと同じだよ。」ですと。オーストラリアの総合学習恐るべし!

投稿者 milesta : 2006年11月24日 18:26

>milestaさん
おお、びっくりです!こどもの思考は柔軟ですね。
Tレックスの仲間というには、ちょっと遠い関係ですが間違ってないです。それぐらいシンプルに知る事が大事なのかなと思います。重箱の隅をつつくような知識は、後からいくらでも付け足すことができます。
ちゃんと食物連鎖を理解されたのですね。素晴らしいです。

投稿者 corvo : 2006年11月24日 22:09

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