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2006年11月27日
「水からの伝言」まとめ2
前回、『「水からの伝言」まとめ』としたのだけど、まだ消化不良の部分もあり、まとめと言えるほどのものではなかった。とはいえ、今回もまとめられる自信はない。そもそも、簡単にまとまるようなものではないのだけど、今回の一連の流れの中で、僕が最もショックだったのは、このblogの記事をきっかけに「水からの伝言(以下、水伝)」を道徳の授業に使ってみたいという教師が出てきてしまったことである。
これは予想外であった(”軟らか銀行”じゃないけど)。「水伝」を学校教材で使うことは絶対に避けるべきであるという、警鐘を鳴らす意図で書いたものだったのに、「どうすれば学校で使えるか」というアイデアまで出てきてしまった。
しかし、どうやっても使いようはないのである。
「傷つけるような言葉を止めさせればいじめも自殺もなくなる」ということは、一面的には言えるかもしれないが、必ずそうなるとは言えない。人間同士が関係を持って生きていく以上、傷つけ合わずに済むことは決してない。もし、そんなことはないと言う人がいるとしたら、それは摩擦を忌避して問題を先送りにしているだけである。もちろん傷つけ合わなければ、関係を築けないわけではないけど、人間関係の中には誤解や行き過ぎなどで、傷ついてしまうことは多々ある。そんな時、どうやって関係を修復するか。新たな関係を築くにはどうすればよいか。そこを考えていく方が教育上、重要な部分であると思う。そうやって困難な場面を解決することで、人としての経験値を上げていくのではないだろうか。
良い言葉(綺麗な言葉)、悪い言葉(汚い言葉)とはなんだろうか。「水伝」では良い言葉の代表として「ありがとう」、悪い言葉の代表として「ばかやろう」を上げているが、単語だけ見てそれを定義づけることは不可能である。
単語に良い、悪いも、綺麗、汚いもない。これは色についても言える。
今、僕が描いている復元画で使用している色は、ほとんどが土性系の顔料をもとにしている。平たく言えば茶系である。制作中のエントリーの画像を見てもらうと分かるのだけど、単色やパレット上の混色された絵の具は、単独で見るとあまり綺麗とは言えない色だろう。毎朝見る、うんこの色とそう変わらないかもしれない。
しかし、これがひとたび絵の中に配置されると、それぞれの色が意味を帯びて、絵画空間を形成していくことになる。文章もまったく同じである。言葉を単独で選んで、それが綺麗だの汚いだの決めることは、決して出来ないのである。もし、決められると言うなら、それは極めて傲慢な考え方だ。
言葉をそんな風に定義してしまう「水伝」が、道徳教育に適しているはずがない。物語としても、まったく破綻してしまっている。
言葉遣いが悪いから駄目な子だ、言葉遣いがいいから良い子だ、これってものすごく乱暴な考え方ではないだろうか。少々口が悪くても、立派な人格で愛すべき人物は、少なからずいる。僕が昔からお世話になっている宮大工の棟梁が、まさにそんな人である。よく何度も「ばっかやろう」と言われたものだ。
僕の体内の水は、そうとう駄目になっているな。
今回の一件で出会った「水伝」関係のサイトをまとめて上げておこうと思う。
科学的な側面からのサジェスチョン。
「水からの伝言」を信じないでください
kikulog
水商売ウォッチング
学校でお子さんが授業を受けてきて、その対応に苦労された方の手記。
水は答えを知りません
さらに深みにはまりたい方はこちらへ
「水からの伝言」関連リンク集-選定版
僕のエントリーをきっかけに、友人が書いたblogのエントリー
『水からの伝言』の是非(芸術的イエローカード)
いじめ問題に対するひとつの解答
孟母三遷(しましまえんで)
緊急提言!いじめ対策への新しい視点(芸術的イエローカード)
これらを読んでも、まだ授業で使いたいという教師はいるのだろうか。
こんなblogのように、学校不要論や教師不要論を声だかに叫ぶ人間も出てきていて、それも致し方ないかなと思えるような現状なのかもしれないが、教育とは国家にとって最も重要なものであり、学校や教師が子供たちの教育に大きな役割を担っていることは間違いない。
だからお願いです。「水伝」を授業で使わないでください。アンクルディノさん、絶対に駄目です。
前回のアイスストーンさんのコメントで面白いものがあったので、ビジュアル化してみました。
『善悪の区別とレッテル貼りは違います。今回の件は音楽に限定されているようですが、偏狭な知識で職業や人格に貴賎や差別を作るような教育が氾濫してない事を祈ります。例えば「骨とかカラスとか黒猫とか好きな人は黒魔術をやっているに違いないから近づくな」とか(corvoさんオチに使ってスミマセン:笑)』

骨がたまらなく好きで、いくつかコレクションしており、

カラスはこのblogやスタジオの名前にするほど敬愛しており(この剥製は死体を拾ってきて作ってもらったもの)、

黒猫が飼いたくてわざわざネットの里親募集で探し、毎日地下室で制作している怪しい人間です。
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毎日遅くなってしまってます。もう寝ます。応援よろしくお願いします。
投稿者 corvo : 2006年11月27日 03:45
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コメント
ポーちゃんだ。
何で人見知りするようになったんでしょうね?ちょびの影響でしょうか?
前回「水からの伝言」を「蜘蛛の糸」に喩えましたが、この考えは変わりませんね。特に小学校では理科も道徳も同じ教師が教える訳で、一方で科学を、もう一方でエセ科学を引用して教えるのは、正に「矛盾」でしかありません。
いじめや自殺の問題では、教師ばかりが悪者にされていますが、当然家庭にも糺すべき問題が多いと思います・・・人間、兎角自分の悪い点は棚に上げるものですからね。
だからと言って学問として体系的に進歩して来た科学を否定するような、エセ科学を引用して「よい言葉」と「悪い言葉」を決め付けるのでは、いじめはなくならないと思います。
先ずは大人が自己チューを改め、襟を正す事・・・こっちの方がよっぽど大事な事だと思うんですけどね。
上手くまとまっていませんが、私が言いたいのはこんなところです。
投稿者 チョビ之助 : 2006年11月27日 10:26
いまさら蒸し返すのも、と思って発言は控えさせていただいておりましたが、前回のまとめで気になった言葉があったので、それだけコメントさせてください。しかも本題から外れております。
「誇り」という言葉について
これは解釈の違いなのでは?アンクルディノさんとcorvoさんは同じことをおっしゃっているのでは、と感じました(あくまで私見です)。
世に出した作品について、これは受け手に担うところも多いので、corvoさんの意見に賛同です。アンクルディノさんんがおっしゃりたかったのは「作品に対峙する姿勢」とか「いかに仕事を誠実にしているか」という意味なのではないのかと。その点に関しては、corvoさんはたいへん誠実だと思います。
うを。ポーちゃんだぁっ。しかもおひざで伸びてるしー。
投稿者 Jack : 2006年11月27日 11:01
>チョビ之助さん
ポーちゃんはとても甘えん坊です。
多少大人になったということかもしれません。時間がたつとなつくみたいです。
家庭の問題は大きいと思います。まったく常識の通じない親もいるようだし。
でも、教材を都合良く解釈して、おいしいところだけ使おうとしても、それは無理な話です。齟齬が生じてしまいます。
またそれを取り繕って、どつぼにはまっていくのでしょうね。
>Jackさん
アンクルディノさんは、仕事熱心な情熱をもった教師の一人なのだと思います。
仕事にもプライドを持って、あたってらっしゃるのでしょう。でも、思考停止して便利だからといって、「水伝」を受け入れてしまってもいいことにはなりません。
どうも恐縮です。自分に出来ることは精一杯やっておきたいと思っています。
ポーちゃんはのびが得意技です。しょっちゅう、伸びてます。
投稿者 corvo : 2006年11月27日 11:24
大サービスで二回も登場!ありがとうございます。『しましまえんで』さんも、理科系の方ですよ。時々、私には理解不可能なエントリがあって、その時は逃げます(笑)。
たしか、キリスト教の人の本で読んだんだけど、「この世に不要なものはない」って言葉がありました。神が造形した世の中に、不要なものなどあるわけがない、という意味だと思いますが、下手に善悪を二分するくらいなら、こっちの知恵の方が、数百倍使える気がします。
僧帽筋さんのコメにもありましたが、
「こっちとこっち、どっちが良い?」
と訊いて選ばせるのは、セールスの常識です。ふつうは、サービスとして行うんですが、これを悪用すると、いわゆる「催眠商法」ができあがります。マインド・コントロールですね。
マインド・コントロールを防ぐためには、「こっちとこっち」以外の選択肢がないといけないし、被害を少なくするためには、クーリングオフの権利を必ず告知しないといけない。買う側の理性を、自由に機能する状態にしておくってことですね。後は、商品の良し悪しで、業者の側の職業倫理の問題になります。
で、アンクルディノさんのコメにあった授業案は、見事に「催眠商法」になってる(笑)。
しかも、生徒が反論してこないことが前提になってる。反論されたら、どうするんだろ?milestaさんがコメされているけど、反論を歓迎せず、圧殺しちゃったら最悪ですよね。
「正しく考えるための技術」
ってものがあると思うんですね。でも、それを教えないで、事実だけを鵜呑みにさせようとする傾向が、TOSSには出てきてしまうという、弱点がある気がします。
飛び箱の飛び方に関しては見事だけど、「科学精神の涵養」という、知的作業については、ああした「一方的」「調教」的なやり方だけでは、通用しないんじゃないかな。
美術でも、酒井式が問題になるのは、そこでしょう?授業じゃなくて、「調教」になっちゃうから。
授業に効率が求められるのはしかたないとしても、効率ばかり追求すると、マインド・コントロールや調教になってしまう面もあるってことは、もっと考えておいても良いのかもしれませんね。
投稿者 失敗だらけだフニャ : 2006年11月27日 11:47
>失敗だらけだフニャさん
いえいえこちらこそ、お世話になってます。今回はとても勉強になりました。
「しましまえんで」さんのところへも、ご挨拶に伺わねばいけませんね。
反論が来ることを想定していないのは、非常にまずいですし、上手くいくことを前提にしてしまっているところが最悪であると思います。
最初から子供たちを誘導しようとしているようにしか思えないです。
まさに「催眠商法」ですね。これでは悪しき管理教育だと批判されてもしょうがないです。
「正しく考えるための技術」大事だと思います。
酒井式の問題も同じですね。皆が同じ目標、結果に突き進んでしまうわけですから。押し付けられた価値観の共有なんて、とても気持ちの悪いことです。
*「涵養」って読み方も意味も分からなく、調べました。
「かんよう」・・・自然に水がしみこむように徐々に養い育てること。
勉強になりました。
投稿者 corvo : 2006年11月27日 23:27
(笑)。あいのりで骨拾ってる人がいました。
書くことは一杯あるのでまとまるか分かりませんが。
1.僕より上の(中学から高校での)校内暴力世代を抑える手立てはガチガチの規則と体罰だった。
2.実は現在、小学校の校内暴力が過去最悪
3.でも昔と違って体罰はNG
4.インパクトの強い道徳授業を導入
そんなところでしょうか。
1.によって表面的な平和が訪れたように見えますが、僕の記憶が間違ってなければ、この頃から登校拒否が急増しています。
つまり先生の目に見える部分だけが良くなっただけで、裏でいじめやら何やらの問題点が起きていたんじゃないかと思います。(というかその時代を生きていた訳ですが)
で、2.~4.で1.の問題点を解消出来るか否かなんですが、「水伝歴」というのは、2001年の「第10回日本トンデモ本大賞次点」という輝かしい実績を得た時点で「本職の教師たちも絶賛する画期的な新理論」と賞賛されているワケですから、もう5年もの実績があるようです。
これだけ各地で蔓延、いや普及しているんですから、きっと素晴らしい効果があるんでしょうね、まさかその授業での掴みが良かっただけで、成果はよく分からないとか、そんな事は無いんじゃないでしょうか、多分。しかし2001年の時に小学校四年が教わってたら今は中学校三年ですか。最近の某雑誌では、水が発見した科学者さんがポエムだとかファンタジーだとか妙な事を言い出しているようですし、共同研究者が新聞でエセ科学呼ばわりされてるし、さぞかし心が痛むんじゃないかと思いますよ。あんまりにも空洞的で。
例えば、骨好きで鳥好きでガンダム好きで絵を描くのが好きなcorvoさんが探求の末に行き着いたのが復元画家だと思うんですが(違ったらスミマセン)、少年少女がこんな水モノに好奇心を持って探求したら、いった何に行き着くんでしょう?
取り敢えず僕の子供がそんな教育を受けたら「ああ、あれは『チーズ・ホリデー』みたいなもんだから、ウォレスが宇宙服無しで月歩いたり月の地面食ってたりしてたのと変わらんよ。科学者って紹介された本人が『ポエムだと思う。科学だとは思っていない。僕は科学者ではない。』って
言ってたらしいよ。でも先生やみんなの夢を壊すのは悪いから内緒でな」って言うかどうか迷うとは思いますけど(タイミングが難しいので、言うとしても子供が多少大きくなってかもしれませんが)。
正直、夢も希望もありません。絵本で虫歯のメカニズムどおりの動きしかしないムシバキン君とは違って、水に余計な事をさせ過ぎですよ。
投稿者 アイスストーン : 2006年11月27日 23:52
大学で化学を学んだとき、「水ほど単純なようで難しい物質はない」という話を聞き、様々な法則に合わない変てこりんな挙動をすることに興味を持ちました。最も身近な物質が、実は不思議に満ちているなんて......高校の化学とはちがうなあ〜と感じました。
ただ、この「水伝」は再現性(何度やっても同じ結果になる)があるとはとても思えません。再現性なければ、たまたまある条件が重なった単なる偶然。
「そんな現象を科学的に実証されたなんて言わないよ〜」
という反面教師としては教育に有益かな? と勝手に思いました。
マイナスイオンとか、アミノ酸などが、健康にいいものだともっともらしく世間で言われていることを、鵜呑みにしない知恵を得るためにも。
投稿者 kawaberry : 2006年11月28日 01:06
>アイスストーンさん
コメントはいつでも歓迎なので、まとまったらどんどん書き込んでいってください。
僕が中学生のときも、なかなか過激な時代でした。公立だったのですが、いじめもあったし暴力もあったけど、なんとなくうまく共存していたように思います。記憶にある限り登校拒否は、ほとんどなかったように思います。田舎だったからかな。
5年は長いですね。相当数の授業が行われたのでしょう。
信じてしまった子供は不幸です。実際体験した子供たちに聞いてみたいところです。
僕もウォレスとグルミット大好きです。「水伝」の行き着く先は、詐欺被害者予備群?子供の時であっても信じてしまう感受性だと(悪いのは授業をした教師ですが)、研究者になる素養はないでしょうね。
>骨好きで鳥好きでガンダム好きで絵を描くのが好きなcorvoさんが探求の末に行き着いたのが復元画家だと思うんですが
「探求の末」を「偶然」にすると正解です。偶然「復元」に出会って、その後探求かな。
いつまでたっても、アンクルディノさん書いてくれませんね。
>kawaberryさん
仮説を実証するのは、言い出しっぺに責任があるので、科学的な手続きを踏んでいないのは明白です。
反面教師としても、学校の授業で使うには毒性が強すぎるかなと思ってます。
道徳の授業で使うなんてもってのほかです。
投稿者 corvo : 2006年11月28日 01:47
読売で記事でコメントされた、左巻先生のブログみたいです。
さまき隊的科学と環境と仕事と遊び
http://www.doblog.com/weblog/myblog/32167
「ニセ科学」で本の執筆依頼
http://www.doblog.com/weblog/myblog/32167/2620884#2620884
ニセ科学に騙されないための単行本の依頼が来ました
http://www.doblog.com/weblog/myblog/32167/2620816#2620816
読売夕刊10/02:[現場から]「ニセ科学」横行防げ
http://www.doblog.com/weblog/myblog/32167/2620794#2620794
投稿者 アイスストーン : 2006年11月28日 08:54
>kawaberryさん
再現実験はしてないですよ、読売の記事を見る限り。
今なら「"再現実験はやっていない"」でグーグル検索すれば見れます。
投稿者 アイスストーン : 2006年11月28日 08:59
もういっちょ行きます。
JANJAN 真摯な科学者達「ニセ科学フォーラム」報告
http://www.janjan.jp/culture/0609/0609040648/1.php
上記リンクには左巻先生だけでなく、corvoさんが紹介しているkikulogの菊池先生も出て来ます。
個人的には、「水伝」は小さい頃に流行ったピラミッドパワーみたいなもんだと思ってます(でもあれは授業では受けなかった)。実はピラミッドパワーを使った活水器が世の中にあるので凄く面白いです。
高尾征治先生は水の実験だけでなく、石の癒しパウダーの実験もやっているようです。
23asf 13 言葉 が 水 の 氷結 状態 と 水中 元素 濃度 に 及ぼす 影響
http://www1.odn.ne.jp/shishakamo/kagaku/06butsuri-3.htm
石の癒しパウダーが脱臭・殺菌・生体活性化に及ぼす影響とその発現機構
http://www1.odn.ne.jp/shishakamo/kagaku/38shuki-3.htm
投稿者 アイスストーン : 2006年11月28日 09:56
>アイスストーンさん
すっかりウオッチャーになってしまいましたね。
左巻先生はデモンストレーションとしての実験を提唱されていますね。
mixiの中をちょろちょろ検索していたら、外食産業の研修でこの話が紹介されていたみたいです。心を込めて料理を作りましょうに繋がるのですが、「いい話」という感想を持ってしまうみたいです。
投稿者 corvo : 2006年11月28日 10:01
> 外食産業の研修でこの話が紹介
この話しをしている当事者を知っています。
『テレビ番組からの受け売り』という前振りですが、美談として紹介されてます。
当人は深く考察せず、雑談の延長で話していると思いますが、スピーカー(人に何かを伝える人)となる人は、発言に注意を払わなくてはいけないですね。
私も受け売りでいろいろなことを言っていることがあるので、反面教師にします。
投稿者 ミヤモト : 2006年11月28日 10:46
日本科学会 「化学と工業」誌59巻09号
「水からの伝言」と科学立国 安井 至(国際連合大学副学長)
http://www.chemistry.or.jp/kaimu/ronsetsu/ronsetsu0609.pdf
>corvoさん
連投スミマセン(苦笑)。いま色々な感情が混ざった状態です。
kikulogさんとこに貼ってある文章にやられました、正直凄いです。
ししゃかもグループの発表
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1159008489
>「見せてもらおうか。ニセ科学の実力とやらを!」と意気込んで突撃したら、
>「ニセ科学の発表はバケモノか!?」と返り討ちにあった気分です。
>むしろ、それぐらい歯ごたえがないと楽しくないよね。
>で、最後にふと思うのだが。発表していた人がやたら自信なさげに発表していたのが印象的でした。
アンクルディノさんですが、僕は実は最後のコメントを見た時から、もう投稿して下さらないんじゃないかと思ってます。アンクルディノさんの最後の投稿の文面や「水は答えを知りません」を見る限り、政治的要因があるんじゃないかと思っているからかもしれません。ただ、せめて個として考えてくれれば幸いだなと思ってます。
この状況を打破する為には世論を味方に付ける必要がありますが、残念ながら恐らく困難でしょう。アトピーの子供を持つ親に波動水信者は沢山いますから(余談ですが、妻は独身時代に「肌が奇麗になるから」と波動水の化粧水を薦められて使った事があるそうです。でも「胡散臭過ぎですぐ止めた」とのこと。妻に薦めた方は子供のアトピー対策の為に未だにそこに通っているそうです)。
(水ではありませんが)科学的効果が全く分からないけど有名スポーツ選手に着けて貰えば売れちゃうグッズが氾濫するし、正直凄い時代だなと思います。kikulogを見ていると大学生によっては教授よりも芸能人の言葉の方が正しいと解釈するらしいし。
しかし小学校で活発に啓蒙しても、中学の授業で鼻で笑われると思うんだけどなあ。以前書いた「(小学校)教師がバカにされるメカニズムを分かってない」というのは、親だけでなく以前生徒だった人や中学生以上の教師にすら蔑まれるという事を書いているんですけどね。
投稿者 アイスストーン : 2006年11月28日 12:35
>アイスストーンさん
きっとニセ科学フォーラムに出席する人たちというのは、信じていなくて、科学的素養があり、、さらに納得するためという人が大半なのではと思います。
信じている人、懐疑的だけどありえない話ではないと思っている人、そんな人はほとんど聞きにこないのではないかと思います。
ピラミッドパワー、子供の時試してみたいと思いましたが、そんな結局やらなかったです。使用するピラミッドの大きさや、詳細な図面の情報などもなかったですし。
ししゃかもグループの発表も、以前読みました。
コメントにもありますが、「凄い破壊力」ですよね。
アンクルディノさんについてですが、彼は直接の知り合いです。mixiではマイミクでもあります。今度、直接メッセージをおくるつもりでいます。個としてどう考えているか、聞いてみようと思います。
今のような関係を放置してしまうと、リスクがあるのは彼のほうだと思うのですが、そういった判断はないのでしょうか。直接、会ったときにこちらとしても、あまりいい顔もできませんしね。
以前にも書きましたが、僕は小学校こそ、もっとも専門性の高い教師が教えるべきだと思うのです。
>ミヤモトさん
ちょっと考えれば、美談でもなんでもないです。
こんな実験のために、食物にカビが生えたり腐ったりするようなことをして、そっちのほうがよほど申し訳ないと思います。
投稿者 corvo : 2006年11月28日 13:58
私のブログへのコメントありがとうございました。表現者の側からの反論、ですね。絵の具の話は、パレットと製作過程の絵を見せていただき、よく納得できます。
ついでに骸骨・カラス・黒猫・・・・これでもかという感じですね。
文字列と意味を直結することはできない、文字列が意味を成すのは、言葉を発する人と受け取る人との関係のなかである、というのは昔ちょっとだけ言語学をかじった私がことばを考えるときの前提です。自動翻訳機がなかなかできないゆえんでもある、と考えています。
「今日は暑いね」ということばは、
「カキ氷を食べたい」
「今日は薄着で出かけよう」
「あなたの話はつまらないから、話題を変えて」等々
変幻自在に変化します。
意味ですらそうですから、快・不快あるいは苦痛などの感情を伴う受け取り方は、状況と関係を抜きには判断できないはずです。
では、ことばによるいじめが横行しているところで、いじめに使われていることばを容認してしまうことになる、という反論がありそうです。
私は、それが切羽詰った状態であるのなら、いじめいじめられている関係の中に割ってはいる、という覚悟こそが必要だと思います。いじめは、”きれいなことば”を使った「ほめ殺し」でも、「シカト」でも、相手が嫌がることを知っているからこそやるのですから、いじめられている子を後ろにおいていじめている子に面と向かい「君は卑怯だ。私は許さない」という意思を断固として伝えることこそ必要だと思います。
「君も私もみんな水でできているから・・・」という説得をしようとする光景は、例え「水伝」が科学的に正しくとも、関係の外側から及び腰で解決しようとしているように、私には見えます。
相手の目を見て自分のことばで語ることが説得のイロハだと思います。用意した原稿に目を落としながらぼそぼそと語る文部科学大臣の「メッセージ」がどんなに正しくまた美しいことばでつづられていても、心に響くわけが無い、というのは言いすぎでしょうか。
せっかくトラックバックをしていただいたのにそのひとつを誤って削除してしまいました。ごめんなさい。
投稿者 SUBAL : 2006年11月28日 20:26
>きっとニセ科学フォーラムに出席する人たちというのは、信じていなくて、科学的素養があり、、さらに納得するためという人が大半なのではと思います。
そうですね。アンケートを見る限り、そうです
それはフォーラムに限らず、書籍や雑誌記事などでも基本的にそうだと思います。
本当に話を聞いてほしい人の耳にはなかなか届かない。
もどかしいところです。
投稿者 きくち : 2006年11月28日 23:01
>SUBALさん
トラックバックのことは気にしないでください。僕もスパムコメントを消すときに、勢い余ってやってしまいます。また、後ほど送っておきますね。
近所付き合いはまあまあうまくやっていると思うのですが、そうでなかったらものすごく怪しい人ですね。平日の真っ昼間に家にいますし。
研究者からの反論は正鵠を射たものがあるのですが、表現者からのものは少なく(ないかもしれない)、逆にこの間違いを流布する側にまわってしまっています。科学の問題としても大きいのですが、これほど大騒ぎになっているのは、道徳の授業で使われた事実があるからだと思います。
僕としては、SUBALさんが指摘されたように、言葉の問題としてあつかったほうが分かりやすいのではないかと思っています。
小説家のように言葉で仕事をしている人のほうが、直感的にこれはおかしいと思う率が高いのではと思います。
人が人に向ける言葉には、大きな力があると思います。正にも負にもなります。
あくまでも人対人だから効果があるのであって、「水」はなんら関係のない話です。
美辞麗句を並べただけの嘘なんて、この世にたくさんあふれていますよね。
>きくちさん
再びのコメントありがとうございます。
やはりそうですか。本当に聞いてほしい人は、もともと人の話をちゃんと聞かない傾向があるのかもしれません。推測でしかないですが。色々な意見を聞いて、判断出来る人なら、こんな世迷い言をすぐに信じることはないと思います。
大人は放っておいて、子供たちにどんどん話をしていくのが効果的だと思います。
小学校などで子供に向けて講演を開いた方が、影響は大きいのではないでしょうか。
投稿者 corvo : 2006年11月28日 23:28
星になれ! - 波動注意報 -
2006.08.19 Saturday
「TOSSの人からのメール」へのコメントへ
http://k2-kxk.jugem.jp/?eid=200
>corvoさん
なるほど、であればアンクルディノさんがここに投稿しなくてもOKですね。もし僕がアンクルディノさんだったらこの状況で書くのは辛いと思ったので・・・。
ここの展開って、菊池先生の↓を再現実験している様にも思えてきた(苦笑)。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/index-j.html
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/nisekagaku/index.html
実は他人の解釈どおりのコメントになるのを嫌って『「水からの伝言」まとめ2』まで、corvoさんが用意したリンクを殆ど見ないようにしてたのに、結果的には「ニセ科学関連文書」と似た内容になっているのがなんとも(苦笑)。
まあ、それが普通なのかもしれませんけどね。
投稿者 アイスストーン : 2006年11月29日 00:27
>アイスストーンさん
書き逃げの人というのは、金太郎あめのように共通点がありますね。結局、一時のカタルシスのためだけに、人を不愉快にさせるのでしょうね。
ええ、やはり書きにくいと思います。かれは恐竜マニアでもあるので、今のままでは他のエントリーにもコメント書きにくいと思います。このまま放置すると、どこへも書けなくなってしまうと思います。
収斂ということでしょうか。
「水伝」なんて、まともな芸術家なら絶対に引っかからないと思うのですが。
何人かの表現に携わる人間が広告塔になっているのは、やるせない気持ちになります。
投稿者 corvo : 2006年11月29日 00:52
「水からの伝言」批判が科学側からのものに偏っていることは、僕も気になっているし、僕の友人にも気にしている人たちはいます。
「言葉」を専門とする人(学者でも作家でも歌手でも)や「美術」を専門とする人などから、もっと批判が出てもいいのですけどね。「表現者」はもっと危機感を感じてほしいところです
あとは「教育」の人かなあ。
今のところ、科学も道徳も言葉も美も教育も主として科学者がやっている感じになっていて、ちょっと妙です。
投稿者 きくち : 2006年11月29日 01:48
>きくちさん
この話をしったのは、友人でもある小説家の川端裕人さんのブログがきっかけでした。僕の周りでは、表現者からの声が上がっているのですが、まだまだ少ないのが現状です。
「言葉」を専門としている人から、もっと批判があがってもおかしくないと思います。
「美」の価値基準を「水」から教えられるなんて、身の毛もよだつ話です。
「教育」の人たちは、ころっと騙されてしまってますね。
会社や公務員の研修でも使われているとは、もうあきれてしまいます。
「言葉」と「美」の側面から、援護射撃できればと思います。
投稿者 corvo : 2006年11月29日 01:58
今晩は。
私も、これはそもそも、「言葉」や「意味」についての問題であると考えています。
私が初めて、水伝と、それに対する批判を知った時には、科学者が自然科学的に精密に批判を加えている事に、驚きました。先ず、それ以前の、言葉の使い方のレベルで、容易に気付ける筈だと思うのですが、それでも信じてしまう人がいる事が、不思議に感じられたくらいです。
人文・社会科学や心理学の学者の批判が少ないというのは、私も感じます。ニセ科学的言説に興味が無い(だから知っている人が少ない)、という事なのかも知れませんが、水伝の場合は、正に文系学問の対象となる問題に絡むので、そういった領域の人からも、声があがれば良いですね。
表現者たる歌手等の中に、水伝を好意的に紹介する人がいるのは、悩ましい所ですね。言葉を大切にする、というのは、相手との関係性を認識して、どの様な言葉を用いていくべきかを、常に考え続ける事なのだと思います。
水伝は、きくちさんが仰る様に、「不寛容」の精神なんですよね。水伝の主張を通すには、皆が同じ価値観を持つしか無いので、それ以外の価値観を持つ人に対して、排他的になる恐れがあります。これが、一番懸念される所です。
投稿者 TAKESAN : 2006年11月29日 02:25
>TAKESANさん
こんばんは。
「言葉」「意味」「美」という切り口でいけば、容易に気づくはずです。
信じている人の共通点として、「実験で実証されている」という発言が多く見受けられます。信じる人も「科学」をよりどころとし、批判する側も「科学」の論法で批判している。しかし、その両者の「科学」は似て非なるものであることから、いつまでも平行線になってしまうのでしょう。
だからこそ「言葉」を切り口に、科学的でないばかりか、美談でもなんでもない、ということを指摘していくしかないと思います。
どこがいい話なのか?不思議でなりません。
>水伝は、きくちさんが仰る様に、「不寛容」の精神なんですよね。水伝の主張を通すには、皆が同じ価値観を持つしか無いので、それ以外の価値観を持つ人に対して、排他的になる恐れがあります。これが、一番懸念される所です。
いじめ、差別の根幹ですね。
投稿者 corvo : 2006年11月29日 02:57
チョット話題からズレます。
七田チャイルドアカデミーで有名な七田眞先生は江本先生に肯定的なようです。
たしか「波動転写機」なるものを売ってます。バイオウェーブが変わるそうです。
七田先生のブログでは「重水素減少水」なんてステキな言葉もあるようです。
※断言してないのは検索結果だけ見て怖くてそのサイトに踏み込めないからです。
投稿者 アイスストーン : 2006年11月29日 08:40
>アイスストーンさん
この人のことは全然知りませんでした。早期教育の重鎮という感じでしょうか。ちゃんと読んでないので分からないです。
「波動」を「転写」するのメカニズムがまったく分からないのですよね。
ざっと検索してみたのですが、「重水素減少水」ってすごく高価なのですね。胡散臭さがぷんぷんします。
右脳教育ってどうなんでしょうか。僕の右脳はどうなっているのでしょう。今、いろんな分野で業績を上げている人を調べれば、もっとデータがちゃんと出ると思うのですが。
投稿者 corvo : 2006年11月29日 09:11
どのみち、彼らは科学をやっているわけではないのです。だから、それで議論が噛み合うはずはないんですよ。それは期待していません。
じゃあ科学の議論はなんのためかと言えば、学校の先生などに「あれは科学ではない」ということを知ってもらいたいし、授業で使われていることに疑問を感じている人たちには「批判のための根拠」を提供したい。つまり、「そういう実験事実があるから、いいじゃないか」と言われたときにも、「科学者は否定している」と自信をもって主張できるようにしたいわけです。また、「科学的にナンセンス」だと言えば、半信半疑くらいの人には多少なりとも影響力があるのではないかと期待しています。こういうのは科学者の仕事であろうというわけです。
ときどき「科学者は科学の議論しかしない」という誤解をされてしまうのですけど、それは全く本意ではなくて、僕たちは最初から、この問題には科学の側面と道徳の側面(文脈を取り去った「言葉」だとか、「美の押しつけ」だとか、「美イコール善」だとか)の両面があると言っていて、どちらも批判しているんですね。「水伝」はまったく「いい話」ではないし、それどころか「まずい話」なんです。
また、何度も書いているのですが、道徳を自然科学で根拠づけようという考え自体が誤っています。
で、「まずい話」という点については、もっと多くの人が批判してほしいと思っています。議論が「実験事実だ」という話になりそうになったら、「科学者は否定している」と言ってもらえればいいわけです。
投稿者 きくち : 2006年11月29日 09:22
七田は「波動」の人なんです。また、「奇跡の詩人」で問題になったドーマンの影響を受けています
彼の著書はナンセンスのかたまりですよ。彼の「波動速読」を身につけた子供は、本の表紙に触れるだけで本の内容がわかるようになるそうですし、手を触れずにテレビのスイッチをオンオフできたりするそうです。要するに「超能力」です
僕は、彼が「幼児教育の専門家」扱いされていることに、危機感を覚えています。以前から、いずれ社会問題になると言ってるのですが、なかなかなりませんね。
本当にまずいです
投稿者 きくち : 2006年11月29日 09:29
七田先生と江本先生は「光フォーラム」で繋がりがあるみたいです。
江本先生はTOSSと七田チャイルドアカデミーと接点があるように見えます。
TOSSサークルを見るとドーマンを参考にしているようにも見えます。
投稿者 アイスストーン : 2006年11月29日 10:09
>きくちさん
よくわかります。
僕はやはり、これは「まずい話」だという切り口で発言していこうと思います。
少なからず、表現者が「いい話」だと思ってしまっていることは、由々しき問題です。
>彼の著書はナンセンスのかたまりですよ。彼の「波動速読」を身につけた子供は、本の表紙に触れるだけで本の内容がわかるようになるそうですし、手を触れずにテレビのスイッチをオンオフできたりするそうです。要するに「超能力」です
それは凄いです。そんな子供たちに会ってみたいです。
よくもそんなことが言えるものだと思いますが、これまで問題になっていなのですね。僕も全然知りませんでした。
>アイスストーンさん
どこかでつながっているのですね。気持ちの悪さがあります。
類は友を呼ぶということなのでしょうか。
投稿者 corvo : 2006年11月29日 11:40
科学と「ニセ科学」をめぐる風景
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fakeS/PE06.html
子供向けな感のある「水からの伝言」を信じないでくださいよりも、こっちの方が色々確認しやすいかも。
>corvoさん
経路は分かりません。キーワードは「波動」です。波動の世界では船井先生も大御所のようです。
そういえば「波動パワー」でグーグルすると、「ありがとうライス」と「ばかやろうライス」が見れると思います。
あと、先に七田チャイルドアカデミーで売っていると書いた「波動転写機」ですが、掘っていくと某自然指向ファーストフード会社や、めいらくのグループの名前が出て来ると思います。めいらくのサイトでは「波動測定器」や「情報水」の事がシッカリ載ってます。
某自然指向ファーストフード会社の真偽は謎ですが、そこらへんのキーワードから「波動農法」とか更に素敵なキーワードが見つかります。
ちなみに、我が家の某自然指向ファーストフードのエピソードとして、子供が出来る前は妻が自然指向が好きなのもあって結構その店に付き合わされたのですが、彼女には妊娠中に「食べられるもの食べられないもの」の選別があったらしく、残念ながら「食べられないもの」に認定されて「これは本物ではない」とムチャクチャな事を言われてました。(当然ですが当時はこの会社と波動云々なんて情報は知らなかったし、今現在でも当時波動と無縁だった単に波動がインチキだったのかは不明です)。
また、波動という言葉を用いてなくても、主張する原理は波動商品そのもので安価でスポーツっぽくてファッションぽくて沢山の人が身に着けているものが世の中にあるようです。
こういったネタの殆どは、菊池先生のサイトや菊池研、先に挙げた「波動注意報」でカバーされているようです。たぶん浦安市長の件とかも載っている筈です。
さっきちょっと妻と、彼女が独身時代の10年以上前に速攻で止めたという波動水の件で話をしてて、知人に止めると告げた後の罵られた言葉を聞きました。内容としては「波動水じゃないもの=ダメ」という感覚で、「あとでどうなっても知らないからね」みたいな捨てゼリフを言われたそうです。
納期などのご都合で疲れがたまっていらっしゃるのが事実でしょうが、このエントリーの「ビジュアル化」に僕的なオチを付けると以下の通りです。
「骨やカラスの剥製を光波動コースターに乗せて波動を改善、そして波動転写機を使ってご自身の体質を改善し更には波動農法で作られた野菜と情報水(または記録水)を飲めばバッチリですよ、多分。
取って付けたようですが個人的なまとめです(いま思いつきました)。
『早寝早起きをさせる為に「早く寝ないとお化けが出るぞ」という事を学校で一生懸命教えているようなもの』
投稿者 アイスストーン : 2006年11月29日 23:50
トラックバックありがとうございます。
貴サイトの作品を拝見させていただきました。私も古生物学は結構好きですが、図鑑の絵の作者などは恥ずかしながらこれまで意識したこともありませんでした。なかなかロマンのありそうなお仕事ですね。
さて、「水伝」に関しては、私も中国古典文学という言語芸術を研究対象にしている以上、「ポエム」に逃げ込もうとするのはやめてほしいと言いたいですね。
詩というのは言葉を人の意表を突く組み合わせで使うことによって、深みと広がりを持ったイメージを紡ぎ出す芸術です。時には表の意味の他に裏の意味を隠したり、幾通りにも解釈できる表現をあえて使って奥行きを持たせたりと、まさに「言葉の魔術」と言うべき玄妙なものです。それに比べたら、「水伝」のあまりにも一面的で薄っぺらい世界は「ポエム」としても三文の値打ちもないと言えるでしょう。このことについてはいずれ別エントリーでちゃんとまとめてみたいと思います。
投稿者 朴斎 : 2006年11月30日 00:42
>アイスストーンさん
「波動」ビジネス恐るべきですね。往々にして、こういったものは選択の幅を狭め、排他的な戦略をとるものなのですね。まさに、新興宗教的ビジネスモデルなのだなと思います。
>「骨やカラスの剥製を光波動コースターに乗せて波動を改善、そして波動転写機を使ってご自身の体質を改善し更には波動農法で作られた野菜と情報水(または記録水)を飲めばバッチリですよ、多分。
是非、実践してみたいと思います。嘘。
>朴斎さん
初めまして、コメントありがとうございます。
復元の仕事はある意味、想像力を削っていく作業です。データを積み重ね、人間の想像力の入る余地を出来る限り小さくしていくことが重要です。ロマンを感じる部分もありますが、きわめて客観的な目が要求されると思います。
「水伝」がポエムやファンタジーに逃げようとするのは、無視出来ない問題です。科学的な突っ込みからは、どう逆立ちしたって反論できないために、逃げたのでしょうが、「言葉」と真剣に向き合っている人たちにとってみれば、もっと大きな問題だと感じることでしょう。だからこそ、道徳の授業でつかうなどもってのほかだと思います。
表現の側にたつ人たちからも、もっと大きな声を上げていかなくてはと思います。
投稿者 corvo : 2006年11月30日 10:56
はじめまして。
ブログ「しましまえんで」を運営しております、cyber_birdといいます。
ふと貴ブログを拝見しておりましたら、拙文へのリンクがあってビックリしました。嬉しいような恥ずかしいような。
「水の伝言」なる本は書店で山積みになっているのを見た記憶がありますが、そんなに世間では評判だったんですか?!
それにしても、マイナスイオンとか地震雲とか怪しい似非科学の氾濫をどうしたら防げるのでしょう? 最近はどうか知りませんが、以前は早大の大槻教授がよくマスコミで頑張っていましたが・・・
TOSSのことは詳しく知りませんが、要するに「方法論と内容」の問題なのでしょうか? その方法は良いけれども、教える内容が悪ければ逆効果ということですね。研究者でない一教師はあまり欲張って、話題の学説や最先端の理論に首を突っ込まないほうが良いのでしょうね。学会で十分立証された内容だけを教える良心が必要だと思います。
とはいえ、三流大学クラスだと物理科の教員でも「相対論は間違っている」等とのたまう大先生もいらっしゃるからなあ・・・(笑)
アメリカはID、日本は水。似非科学はどこにもあるものですが、なんか微妙な国民性が垣間見れますね。
長いコメントで済みません。
とてもスタイリッシュなブログですね。またお邪魔させてください。
投稿者 cyber_bird : 2006年12月01日 00:07
訂正です。
「波動パワー」じゃなくて「波動エネルギー」でグーグル検索でした。「ホントかよ!」っていう比較画像が見れます。
そういえば伊藤忠商事の子会社が「波動の卵」というのを売ってます。波動水も売ってます。もう何でもアリです。
ここも「黒烏骨鶏工房」にすると凄い波動が出るんじゃないかと思います(棒読み)
投稿者 アイスストーン : 2006年12月01日 00:11
>cyber_birdさん
初めまして、コメントありがとうございます。
勝手にリンクしておいて、挨拶がおくれて申し訳ありません。フニャさんのところで、貴blogの存在を知りリンクさせていただきました。
防ぐには教育が一番効果的だと思うのですが、教育の世界にまでニセ科学が入り込んでおり、これが一番困ったことだと思います。
これまで確実に分かっていることだけでも、知識量にしたら膨大なものがあるのですから、そこから題材を拾ってくればよいと思うのですけどね。新説ならばなんでもではなくて、長い時間をかけて淘汰され残ってきた素晴らしい遺産を使うべきだと思います。
先日、友人の古生物学者と話をしていたのですが、アメリカなんかだとIDに対して、ものすごくまともに研究が反論を書くらしいです。聖書までしっかりリサーチした上で、科学的に論争を挑むということでした。今回の田崎教授のテキストは、それらに非常に近いものだと思います。こういう活動も大切なのだと思います。
いつでも、遊びにきて下さい。
これからもよろしくお願いいたします。
>アイスストーンさん
伊藤忠商事の子会社とは、本当にもう企業モラルもへったくれもないですね。
黒い波動を出す、裏ブログでも作りましょうか。
投稿者 corvo : 2006年12月01日 01:31
> アメリカなんかだとIDに対して、ものすごくまともに研究が反論を書くらしいです。聖書までしっかりリサーチした上で、科学的に論争を挑むということでした。
確かに。一時期、サイエンスウォーズという言葉を聞きました。ソーカルの書いた「知の欺瞞」を読んで、いかに似非科学が蔓延しているかとゾッとしましたが、あまり日本では影響力を持ちませんでしたね。理系の学生でも、平気で血液型で性格がわかると思っていますからね・・・大学で何勉強してんだか。
日本の研究者はこういうものに関わらないのが学者の良心と考えている節がありますね。あるいは、こういうものと論争すると、膨大なエネルギーを浪費するから、避けたいと思っているだけかもしれません。
田崎先生って、学習院の? あの方の「くりこみ群」にあと2年早く出会っていたら、弟子になりたかったなあ。
投稿者 cyber_bird : 2006年12月01日 21:36
>cyber_birdさん
アメリカでは宗教との関係もあり、州によっても履修内容が違うみたいですね。
日本とは、そこにある危機の度合いがまったく違うのだと思います。
田崎教授の行動は立派だと思います。日本の学者はもっと声を上げていくべきだと思います。多くの学者は、職業として教育者でもあるわけですから、将来自分たちのところへ来る学生のことまで考えていくべきだと思います。「水伝」を見抜けないような学生が集まってしまっては困ってしまいます。
はい、学習院大学の教授です。僕は今回初めて知った方です(当然か)。
投稿者 corvo : 2006年12月02日 11:06
トラックバックを二回ほど発射しました。
http://icestone.blog.ocn.ne.jp/solitaire/2006/12/post_238e.html
波動に肯定的な見地で色々妄想してみました。
お手数ですが、トラックバックが届いたらこのコメントを削除頂ければ幸いです。
投稿者 アイスストーン : 2006年12月02日 12:56
>アイスストーンさん
トラバうまく受けられなかったみたいです。スパムは盛大に来るのに、邪魔されているのかな。
面白かったです。近々、エントリーで紹介したいと思います。
投稿者 corvo : 2006年12月02日 16:42
ありゃ、やはり来ませんでしたか。
もういっちょアップしました。
http://icestone.blog.ocn.ne.jp/solitaire/2006/12/post_94e1.html
危機感、思考の欠落、倫理の欠落、刹那的な「道徳無き道徳」なんて正直信じられません。
投稿者 アイスストーン : 2006年12月02日 17:58
>アイスストーンさん
昨日の夜見たら、トラバ来てますね。ありがとうございました。
投稿者 corvo : 2006年12月03日 13:29
はじめまして
二人でにやにやしながら「もう、バカぁ」などと言い合っているような、出来立てほやほやカップルのステレオタイプがよくテレビのバラエティ番組などに出たりしますが、
水伝はこのカップルがうまくいかないことを証明したわけですね(笑
投稿者 あct : 2006年12月12日 11:40
>あctさん
初めまして、コメントありがとうございます。
もう、最初から、どんどん悪い方向にいってしまうわけですね。
関西では「アホ」が一般的ですが、関西人はもう駄目駄目ですね。
投稿者 corvo : 2006年12月12日 21:28


