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2006年03月14日
Triceratops skeleton & living body 11
昨日は朝から税務署へ。いくつもりだったのだけど、最寄りの駅で降りると、構内で臨時の提出所があるということ。申告書は出来上がっていたので、並ぶこともなく提出することができた。税務署までいくのに、駅から徒歩10分ぐらいかかるので、大幅な時間の短縮ができて、とても助かった。
来年は、もっと早く出すこを目標にする(と毎年、心に誓っているのである)。
その後、上野の科博へ打ち合わせと取材に。月曜日で休館日なのだけど、研究のために標本を見に来ている学生たちに便乗させてもらい、今回も多くの資料写真を撮影することができた。このトリケラトプスの復元でお世話になっている藤原君も来ており、他の学生も交えていろいろ議論することができた。
トリケラトプス、今日ようやく完成。

これほど派手な模様を描いたのは、初めてかもしれない。

目の周りのディテール。つぶらな瞳。

巨大な嘴である。植物食と想像される恐竜ではあるが、この嘴があれば肉や骨でも簡単に切断できるかもしれない。角と合わせてみても、とてもおとなしい動物とは思えない。

特に前脚の復元が、今回のポイントのひとつである。動物を描くときも、人間を描くときも、末端の描写にとても気を使う。どんなに中心がよく描けていても、指先まで神経が行き届いていなければ台無しになってしまうからだ。
さて、次はステゴサウルスか、ディプロドクスの予定。

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投稿者 corvo : 2006年03月14日 19:14
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コメント
現生の大型哺乳類や、爬虫類の中では大型のワニやコモドオオトカゲを見ると、グレー系のかなり地味な色ですが、実際にはどうだったのか想像するだけでも面白いです。
わからないと言ってしまうとそれだけですが・・・。
投稿者 T-クマ : 2006年03月14日 20:44
何度もすいません。パッと見て思ったのは、クビ。頭を支えるにはちょっと細い気もするが、いかがなモンだろう?
あの大きさでバランスの良くない頭部を、たったあれだけの大きさの球関節で支えるには、筋肉や靱帯を含めた極めて効果的な関節が構築されていたのだと思うのだが。
corvoさんのご意見は如何に・・・。
投稿者 T-クマ : 2006年03月14日 20:51
>T-クマさん
こんなに派手な色彩にしたのは初めてです。
模様があると、立体感を表現しやすいというところはあります。
頸。この角度だとちょっと細く見えるかもしれません。骨格を見ても、大きく太い筋肉がつきそうなところが、ほとんどないのですよね。肩甲骨から頸を支える効果的な筋肉が出ていたのではないかとか、難しいですね。
フリルの後ろに大きな筋肉がついたとは、考えていないです。
投稿者 corvo : 2006年03月14日 21:59
新しい知見に基づく古生物の復元。科学的想像力を刺激して本当にワクワクしますね。
次のステゴサウルスとディプロドクス楽しみにしています。個人的にはディプロドクスが見てみたいです(笑)
投稿者 sauropo : 2006年03月14日 23:13
>sauropoさん
古生物の復元は、本当に時間と手間がかかります。理想的には、もっと時間をかけたいところですが、そういう訳にはいきません。
でも、欧米ではもっと時間とエネルギーとコストをかけていると思います。でも、負けたくないのですね。
全部で10種(20点)描きます。
投稿者 corvo : 2006年03月14日 23:26
瞳の周りの皺がとてもリアルです。
瞬きしそうです。
投稿者 ren : 2006年03月15日 00:45
>renさん
そのうち動き出すということはありませんが、リアリティを感じてもらえて嬉しいです。
投稿者 corvo : 2006年03月15日 00:57
華やかな色合いで素敵ですね。
もし恐竜達が本当は、私達が勝手に想像している爬虫類の地味な色ではなく、このように鮮やかな模様のものも沢山いたとすれば、白亜紀は美しかったかもしれないですね。
前脚、これがかなり本物に近い復元になるわけですね。
こちらから見て右側の脚の指のつめの無い部分は、やはり指になるのでしょうか?
それとも??
模様がこのような鮮やかな可能性がある場合、例えばストライプの模様なんてこともあり得たのでしょうか?
投稿者 satelier : 2006年03月15日 14:53
追記・・・
完成を祝って更にもう一度ぽちっとさせていただきました。
ちなみに私のマイミクの方で、男の子のお子さんをお持ちの方が絵本を今日手にされたそうです。(T・レックスの)すごく喜んでくれたそうで、もしかしたら、未来の古生物学者になるかもしれません。
投稿者 satelier : 2006年03月15日 14:55
やはり派手ですね!!
そういえばトリケラトプスやその他角竜って、なぜか寸詰まり
じゃありませんか?内蔵とか入り切るんでしょうか。
草食動物ですから腸がものすごく長いと思うのですが。
冷血動物ならあまり馬鹿でかく無くても良いかもしれませんが。
投稿者 ニヤゾフ : 2006年03月15日 15:22
個人的には、思ってた通りの感じで派手で良いですねぇ。
派手に行きましょう、と焚き付けた甲斐があったというものです(爆)。
投稿者 かずごん : 2006年03月15日 22:51
ものすごいリアルですね!!!
まるで図鑑に載ってる絵みたいです。
うまいを通り越してますね(笑)。すごい!!
びびりました(驚)
投稿者 てつや : 2006年03月15日 23:04
>satelierさん
地味なのは、は虫類よりも、われわれほ乳類のほうだと思います。
霊長類以外のほ乳類は嗅覚に頼るため、視覚がそれほどよくありません。
>こちらから見て右側の脚の指のつめの無い部分は、やはり指になるのでしょうか?
指です。地面につくべきところを、少し高くしてしまいました。でも、ここには爪はつきません。
模様に関しては、まったくの推定なので、あるかないかという話はできないのが現状です。
僕の絵本が、これからの古生物学に少しでも貢献できれば、嬉しい限りです。たくさんの人に興味を持ってもらいたいです。
>ニヤゾフさん
一つ一つの色はそれほど鮮やかではないのだけど、組み合わせで派手になりました。恐竜は全体に寸詰まりの傾向ですね。その分、大きくなったのかもしれません。トリケラトプスも最大で10mですものね。
>かずごんさん
これからは、少し派手めにいくかもしれません。
>てつやさん
初めまして、コメントありがとうございます。
リアリティ感じてもらって嬉しいです。
図鑑の仕事は、僕もかなりやっていますが、今回のものは図鑑のものとは比べ物にならないぐらい、質の高いものになりました。
投稿者 corvo : 2006年03月16日 11:21
何故か観た時に、犬を想像してしまいました。
でも恐竜の面白さの一つに体の色はありますよね。
想像で、こんな食べ物、生息域・・・で色をクリエイティブにしていく。素敵な事です。
投稿者 はらはら : 2006年03月16日 21:03
>はらはらさん
犬とは、新鮮な感想です。
古生物については、わからないことばかりですが、ひとひとつのパズルのピースを埋めていくことで、少しずつ真実に近づいていくのかもしれません。
投稿者 corvo : 2006年03月17日 01:03
はじめてまして、いつもすてきな絵に感動しています。このトリケラトプス完成を見て、今までは大陸を走る荒々しく猛々しいイメージしかなかったのですが、ああこれなら木々の中に入っても保護色になって安全かなといううことと、この方が派手で雌にもてるだろう!(でも雄として描いてはいないのですよね)とか、口を見てもしかしたら歌も歌うのでは?かとおもいました。生き物としての繊細な一面が見える絵だと思いました。
投稿者 ぴよ誠 : 2006年03月18日 23:53
>ぴよ誠さん
初めまして、コメントありがとうございます。
いつもご覧いただいているということ、ありがとうございます。
メスにもてることは大事ですね。オス、メスの区別が化石からではわからないのですが、フリルの大きさや角の立派さなどが、セックスアピールになった可能性は大いにあると思います。
また、いつでも遊びにきてください。
投稿者 corvo : 2006年03月19日 00:22
ニヤゾフさんのコメントで思い出したのですが、現生の草食動物(シカとかウシとか)って一番身体の幅が広いのはお腹なんですよね。角竜もそうだった可能性があったわけで、そうすると、ちょっと痩せ気味かも。それと股関節の向きも考えないといけないですね。
投稿者 T-クマ : 2006年03月19日 15:10
>T-クマさん
腹部が一番、広くなることは骨格からもそうですね。
膝を若干、外に向けるべきかもしれません。
頸を若干修正して、今回は腹部はこのままでいきます。
投稿者 corvo : 2006年03月19日 23:52


