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2006年2月 5日

日本古生物学会第155回例会 in 京都1

週末、土曜日の朝から、京都へ向かって出発。日本古生物学会の例会に参加するためである。
3日から始まっていたのだけど、金曜日は非常勤講師の日であり、重要な発表は土曜日に集中していたため、4日からの参加となった。移動時間の関係で、午前中の講演は聞くことが出来なかったが、12時前には会場の京都大学へ着くことが出来た。
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途中、米原付近で雪のため、新幹線の速度制限があったのだが、京都へ着くと寒いながらも、天気が良く気持ちがいい。寒さを演出するように、ときどき雪花が舞う。
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講演会場になっている、京都大学の時計台。受付を済ませる。いつも思うのだけど、一般参加と学会会員参加で、料金に差がついてないのはおかしいと思う。もっとおかしなことに、以前は一般参加のほうが、料金が安く設定されていた。学会会員は年会費を負担しているのだから、少し参加費を低く抑えても良いと思う。実際、海外のSVPでは、会員と一般参加では料金の設定が違うのである。
事前にプログラムで分かっていたのだけど、今回の例会は脊椎動物の発表がそれほど多くなかった。もっと驚いたのは、聴衆の少なさである。前回は東京大学で開かれており、立地条件が良いとはいえ、講演会場がとても賑わっていたのを記憶している。それと比べてしまうと、今回はいかにも寂しい。京都であれば、それほどアクセスが難しいわけでもないし、雪で身動きがとれない土地でもないし、ちょっと不思議であった。
今回は関西ということもあって、関西在住の造型師の友人に会うことも、楽しみの一つであった。
その友人とは徳川君竹内君で、ともに素晴らしい復元模型を制作する造型師である。学会に初参加ということで、一緒に行動することを約束していた。復元画や復元模型を制作するには、研究者の研究成果が重要な要素の一つとなる。実際に研究者と会って情報を交換することは、非常に大切なことである。幸い、僕の場合、関東在住ということもあり、気軽に研究者と会うことができるのだけど、彼らにはその機会がなかなかない。しかし一度、顔合わせをしておけば、ネットや電話を通じて交流をはかることが出来る。そういった場として、学会の例会は貴重な交流の機会である。
講演の内容や、ポスターセッションなど、専門的なことについては、ここで書けるほど理解していたり、整理できていないので、後日記事にできればと思っている。
土曜日の夜は懇親会が開かれ、立食パーティーでおいしい食事とお酒を楽しみながら、たくさんの人と会話を楽しむことが出来た。造型師の友人も、持ってきた資料を使って、良いプレゼンテーションが出来たようだった。
二次会は大学を出て、恐竜倶楽部の面々と居酒屋へ。久しぶりにかなり飲んだ。この居酒屋のジンジャーエールが、ウイルキンソンでこれまたご機嫌。これを飲むと、カナダドライなんて飲めません。
前日の深夜まで仕事をしていこともあり、ホテルへ帰ってからは、ばたんと熟睡であった。
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日本ブログ大賞「イラスト部門」

投稿者 corvo : 2006年2月 5日 23:56