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2005年08月11日
恐竜の色は?
以前から、必ずでる質問として「恐竜の色は分かるのですか?」「どうやって決めているのですか?」というものがある。
聞かれたときは、ちょっとうんざりした表情をしながらも、にこやかにはっきりと「分かりません」と答えるようにしている。
そう分からないのである、というのは表向きの解答で、実はかなりのことが判明している。
しかし、そのノウハウには企業秘密の部分がある。
これまでこのblogの読者にしてみると、企業秘密のないことがこのblogの美点であると感じていたと思う。
裏切ってしまって申し訳ない。
それというのも、これは僕だけの問題ではなく、学会における決まり事なのである。
ここに画像で紹介した「古生物の色彩決定チャート」であるが、エディションに注目してほしい。(小さくて読めないかもしれないが)15/200である。ということは、日本国内では200部しか発行されていない貴重な文献なのである。
この文献を手に入れるためには、国際古生物学会から「古生物復元アーティスト」として公認を受ける必要があり、毎年4月1日に認定試験を受けて、その資格を更新する必要がある。
これが毎年かなり厳しい。ついついその時期はナーバスなってしまう。なんといってもこの文献がなければ、仕事ができなくなってしまうからだ。

ここで少しだけ目次の紹介をしておこう。
1.序文
2.古生代の適切な色彩
・先カンブリア時代の流行色
・カンブリア紀のボディデザインと色彩の関係
・オルドビス紀、この地味な時代をどう彩るか?
・シルル紀、攻略!海サソリにはこの色だ!
・デボン紀、魚のバリエーションを色彩で再現!
・石炭紀、石炭紀といってもモノクロの世界じゃないぜ!ビビッドな色をワンポイントに構成。
・ペルム紀、大絶滅の終末感を色彩で豊かに表現せよ!
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もう、ここまで来たらお気づきだろうか。
この話、賢明な読者がよもや信じることはないと思うが・・・・・・・・
毎度、おなじみ馬鹿話である。
まちがっても自由研究の参考にしないように!
投稿者 corvo : 2005年08月11日 00:03
コメント
やられた・・・・・・(爆
でも、200部限定文献というので、??となりました・・・(^^;
古生物学会に入ろうと思って、学会にメール出してから、何年か・・・
未だに、入ってません・・・・(^^;
投稿者 t-rex-stan : 2005年08月11日 00:24
この試験って結構難しいんですよね。
でも、試験会場の近くに「かめや」っていう小汚い喫茶店があって
コーヒーと食パンで5000円もするんですが、
試験の日の早朝、そこに行けば、試験問題を
予測したカセットテープが聞けるんですよね。
私も昔は何回かお世話になりました。
でも実はこの試験、落ちる人のほとんどが
面接試験で落とされるらしいですね。
・・・・・あ、今日は4月1日じゃなかった!!・・・すみません。
「石炭紀石炭紀といってもモノクロの世界じゃないぜ!」に
ビビッときました・・・・・
投稿者 SHINZEN : 2005年08月11日 05:35
あああ…最後の一文を読むまで本気にしてました……。
そんな貴重な資料の目次なんか公開しちゃっていいのだろうか?!とか、まるで参考書みたいな目次!きっとえらい人も色々工夫したんだなぁ…!すごい!なんて思ってたら……。
私も「石炭紀石炭紀といってもモノクロの世界じゃないぜ!」にはビビッときました
投稿者 RENA : 2005年08月11日 09:30
t-rex-stanさん>
やられてくれましたか。うれしい限りです。
僕も日本古生物学会にはまだ入っていません。
国際古生物学会は架空の団体です。(多分ないはず)
SHINZENさん>
試験は難しいですね。コーヒーと食パン代をケチった年は、あやうく落ちそうになりました。
試験問題の例としては、
「北米の白亜紀の氾濫原を数頭のトリケラトプスが移動している。トリケラトプスの色をチャート2−5と想定した場合、近づいてくるティラノサウルスの色の組み合わせはどうのようなものが考えられるか?チャートの番号で3パターン上げよ。」
姉妹本としては、「立体造型における古生物の重量と、体表のテクスチャーのチャート」があります。こちらは持っていません。
このコメント、賢明な読者がよもや信じることは・・・・・・
RENAさん>
本気にしていただいて、本望です。これからもだまされてください。
毎日、5分ぐらいアホアホネタを考えています。
次を期待していてください!
投稿者 corvo : 2005年08月11日 12:50
サイコーですっ!!
モニターの前で大爆笑して家人に不審人物扱い(これはいつもか)されました。
そういえば私「純喫茶」捜索隊豆州支部長なんですが、「かめや」はいかがですか(笑)?
投稿者 Jack(InGen舎) : 2005年08月11日 19:40
Jack(InGen舎)さん>
ありがとうございます。
楽しんでいただけてなによりです。本気でつくってしまおうかとも、思ってしまいました。
「かめや」は小汚いだけで、愛想も悪いです。
でも、ここであまり悪口を言うと、来年の試験の結果に差し障りがあるので、きをつけないといけません。
投稿者 corvo : 2005年08月11日 23:11
それにしても、表紙?の全体的印象から、「国際動物命名規約」第4版(日本語版)を連想してしまい、そこまでは「こんなものが!」と・・・
でも、こちらもかなりの難易度で、頻用している方でも、必ずや「問題」としては出されたくないのでは?
そうした場合は会場近くの「つるや」に慌てて行って、カウンターの隅っこで緊急に対策を練ります(笑)。
投稿者 川島逸郎 : 2005年08月12日 02:34
「立体造型における古生物の重量と、体表のテクスチャーのチャート」すごく参考になります。
ただ、体表テクスチャーに関しては、改訂版でウロコのページが激減したのは納得いきません。
羽毛表現が重要なのもわかりますが。。
かめやの高額モーニング、ゆで卵も付けて欲しいですね。
投稿者 SHINZEN : 2005年08月13日 03:46
嗚呼、このネタおもしろすぎて離れられないです~
自分のWEBページにこういうコーナー創ろうかな…
投稿者 Jack(InGen舎) : 2005年08月13日 18:59
川嶋逸郎さん>
「つるや」もあるのですね。このネタ、これからもふくらましていきます。
SHINZENさん>
ウロコについてはしかたありませんね。今、切望されているのは哺乳類型爬虫類の体表テクスチャーのチャートです。
Jack(InGen舎)さん>
どんどん作ってください。また、これからのslly talkにも期待してください。
投稿者 corvo : 2005年08月13日 23:31
HAHAHAHAHA~
投稿者 ニヤゾフ : 2005年08月22日 18:28
そういえばこの版,以前見せてもらいましたよね.
論文の半分は夢100%の話でしたが,
・鳥類と爬虫類の色覚と推定される可視色彩領域
と,
・植生から推定される保護色のバリエーション~現代軍用迷彩服をベースに~
はなかなかに読み応えがありました.
まさかサイカニアが4色の迷彩柄とは….
どこまで駄法螺かは皆さんに…w
投稿者 職人 : 2005年12月22日 09:28
>職人さん
古い記事のコメント書き込みも大歓迎です。
職人さんに見せたことで、学会からペナルティ食うところでしたよ。危ない、危ない。
来年は是非、職人さんも挑戦してみてください。
次のネタ考えないと。
投稿者 corvo : 2005年12月22日 09:55


