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2012年2月 4日

イノシシの頭部を描く 2


2日は解体と大学の会議があり、ほとんど描くことが出来なかった。
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左側面から。紙に鉛筆。B1サイズ。
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ディテール。
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右側面から、1時間も描けなかった。紙に鉛筆、透明水彩。B1サイズ。
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ディテール。
生きた動物を描くことは難しい。じっとしていることはないし、まして野生動物となると観察することも困難だ。毛筋の一本一本を描くなら剥製をモチーフにする方法があるが、その中身は別の物質に入れ替わっている。今回のイノシシの頭部が描けたことは、本当に貴重な経験である。正真正銘の筋肉、脂肪、毛皮、骨、歯、作り物は一切ない。ただ死んでいるだけ。
冬とはいえ、肉を新鮮に保つために、2日にわたって暖房を一切かけず、足下のヒーターだけで乗り切った。1日は久々に長時間、絵を描くことが出来た。予定を全て押しのけて描いたので、他の案件が圧縮されてしまった。なので結果的にきついことには変わりないのだが。
でも本当に気持ちの良い経験だった。成安造形大学イラストレーション領域小田研究室では、継続的にこういった機会をつくっていきたいな。
皆様、御協力のほどよろしくお願いいたします。


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投稿者 corvo : 2012年2月 4日 15:15