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2008年06月04日

間合いが大事

間合いというか距離感の話。
2ヶ月間大学で授業をしてきたのだけど、昨今の美術体験の少なさからか、対象(モチーフ)に対する距離感が悪い学生が多いのではないかという印象を持っている。それはどういうことかというと、そのモチーフを描くときに得たいと思う情報量に対して、立っている位置が遠すぎるのではないかと思うことが多々あるのである。
これは視力の問題ではない。自分が描こうとするイメージに近づける理想的な距離というものの存在を、あまりに無頓着に考えているように思えてならない。またイーゼルをおく位置も理想的とはいえない場合があり、いちいち姿勢を崩してのぞきながら描いている学生もいる。もちろん注意するよう指導もするし、僕自身が描いてみせることで、かなり改善されてはきている。
対象への距離の問題は構図にも影響する。絵画にとっては非常に重要な問題だ。神経質になりすぎておかしくないほどに大切なことであることを、学生には認識しておいて欲しいのである。

仕事は相変わらず激務。
「まだ、終わらんよ!」(by クワトロ・バジーナ)

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投稿者 corvo : 2008年06月04日 03:25

コメント

これは深い話しですね。

私はビジネスの交渉の場で、間合いの重要性を感じることが多いです。
交渉の場では『何枚かのカード』を用意しておくわけですが、どのタイミングでどの角度からカードを切るかが問題です。
同じ話しをするのでも、絶大な効果を生むこともあれば、全く結果が出せないおまけに自分の立場を悪くしたりもします。

今日もある企業の部長をコテンパンに攻撃したのですが、間合いを間違えるとこちらが攻撃の対象になってしまいます。

『間合い』を人に説明するのはとても難しいですね。

投稿者 ミヤモト : 2008年06月04日 15:18

うーん、分かりません。ドラポジみたいなものでしょうか?

僕にとって車を運転する事は感性に訴える数少ない行為なので、ドラポジには非常に神経を使っているつもりです。

そう考えると、間合いは概念的な云々で語る以前に、自分にとって画を描く事が何なのか、如何様に捕らえているか等の指標にもなるのかな、と思ってしまいます。

投稿者 アイスストーン : 2008年06月05日 00:03

現場を見ていないので見当はずれかもしれませんが、構図の取り方を意識していないのではないでしょうか。
私達はどうやったら「カッコよく」「美しく」なるのか意識的、無意識的に模索しますが、そういう訓練を受けてこなかったのかもしれません。

まあ周囲に遠慮して遠巻きになっているだけかもしれませんが。

投稿者 村瀬 : 2008年06月05日 03:10

高校時代油絵の授業の部屋は狭かったので
キャンパスとモチーフ同時に見られる角度が確保できる場所は取り合いでしたね~
物理的な問題で毎回微妙に位置がずれるので大変だった思い出があります
しかもモチーフに対しての生徒数が多くて、半径120cmくらいの空間あけて密集してました(近づくとモチーフが生徒に隠れるのでこの距離が限界)
美術の大学だとモチーフの住み分けなど環境は高校の授業とは比べモノにならないくらいよさそうなイメージですが、モチーフから距離置いてるのは、周りに遠慮してるのか、みんなシャイなんですかね

投稿者 siva : 2008年06月05日 09:32

>ミヤモトさん
どれほどの情報を必要とするのか、ある表現をするために、相手までの距離はこれで良いか?などいろいろな要素を含む話だと思います。

>アイスストーンさん
ドライビングポジションにあたるものは一つの要素にすぎません。
ちゃんとしていて当たり前の部分です。
モチーフに対してどれだけ迫れるか、自分が表現したいビジョンに近づけるにはどれだけの情報が必要か、そういったことです。

>村瀬さん
構図の問題は重要ですが、それだけではありません。
それ以前に、自分が必要とするものが何かをわかっていないのかもしれません。

>sivaさん
スタジオの広さは十分です。自分の立ち位置をきちんと定められない、そんな感じかも知れません。
基本が足りていないということでもありますね。

投稿者 corvo : 2008年06月07日 00:36

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