« SVP20074日目 | メイン | 『カメのきた道』平山 廉著(NHKブックス) »

2007年10月24日

帰国

先日のエントリーでも書きましたが、22日夕方に無事帰国しました。
現地テキサスのホテルを出たのは、午前6時前。同室の平山さん、徳川君とともにタクシーで空港に向かう。フライトは午前8時35分発デトロイト行き。来たときとは経由地が違う。荷物検査も順調に済み、余裕で空港内へ。朝ご飯を食べながら、ゆっくりとフライトの時間を待つことに。
blog07102308.jpg
朝焼けが美しい。デトロイトへは、ほぼ定刻通りに到着。出国審査や荷物検査がもう一度あるのかと思っていたら、何もなく地下道を通って国際線のターミナルへ。デトロイト空港はとてもシンプルな構造で、横長の国内線ターミナルと国際線ターミナルが、中央の地下道で繋がっている。これなら乗り換えの時間が1時間ほどでも、余裕で乗り継ぎすることができるだろう。驚いたのが、ミネアポリスでもデトロイトでも、日本語の表示が多かったこと。そんなに利用客が多いのだろうか、空港内では、日本語、中国語、韓国語でのアナウンスもかかっていた。
blog07102309.jpg
デトロイト空港内。長大なターミナルを行き来するためのモノレールが、港内を走っている。
一本便の早い平山さんとはここでお別れ。帰りの便も順調で何事もなく、成田へ到着。徳川君とはここで別れて、無事帰宅。荷物がなくなることもなく、一番心配だったオークションで落札したスタンも全くの無傷だった。オークションの模様は、徳川君の「SVP2007 レポート 3日目その2」に詳しいです。
blog07102305.jpg
仕事場に鎮座する、1/6縮尺のスタン。もとが150cmほどあるだけに、1/6と言ってもかなり大きい。復元にも、かなり活躍してくれそう。いままで分からなかったことが(あくまでも造形的な範疇で)、まさに手に取るように分かる。
それ以外には、貴重な文献を入手。どちらも欲しいと思っていたもので、首尾よく入手することができた。
blog07102306.jpg
ひとつは「SANTANA FOSSILS」。ブラジルのサンタナ層で発見された化石を紹介した物で、すでに絶版である。アメリカのアマゾンで古本を見つけてオーダーしたのだけど、在庫切れで入手できず困っていたもので、今回購入できたのはラッキーだった。狙っていたとはいえ、ほんとうに売っているとは。即決。コンディションもすこぶる良い。
もう一冊は、カマラサウルスの原記載論文。竜脚類の論文は、少しずつ集めていきたいと思っている。
とりあえず、今年のSVPレポートはこんなところで。あわせて、ふらぎ雑記帳のSVPレポートも是非。
今回、日本から参加したアーティストは僕と徳川君、そして菊谷詩子さんでした。まだまだ少ないですね。
にほんブログ村 美術ブログへ banner_01.gif

投稿者 corvo : 2007年10月24日 09:31