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2007年6月13日

打ち合わせ→東大→クロッキー会

昨日は午前11時前には家を出て、帰宅したのが午前0時過ぎだったので、13時間以上家を空けていたことになる。普段、引きこもって仕事をしている身としては、久しぶりにたくさん歩いて、外の空気を吸った一日だった。

打ち合わせは、丸善オアゾでの個展について。スペースの広さも確認し、おおよその作品点数もイメージ出来て来た。担当の方は随分乗り気で、積極的に考えてくださっている。期待に応えられるよう、作品を用意していきたい。正確な会期等は、しばらくしたらこのblog上で告知していく予定である。会期中に、サイン会と絡めて簡単な講演会も開くことになりそう。作品ともども、お楽しみに。

オアゾの地下でランチにエスニックを食べ、本郷三丁目に移動。東大キャンパスへ向かう。知人である、東大情報学環教授の佐倉統さんからのお誘いで「シカゴ美大と合同ゼミ」にお邪魔して来た。佐倉さんの研究室では、美術表現と科学を結びつける研究を行っており、その一環としてのゼミである。この日はシカゴ美大から30名の学生と4名の教員スタッフも参加されていて、それほど広くない教室は活気にあふれたものだった。夕方からクロッキー会が控えていたので、最後まで参加することはできなかったが、興味深い話を聞くことができた。
でも、まだまだ科学と芸術が結びつくには、両者に距離があり、多くの課題が残されているという印象だった。微力ながら、僕のような人間も協力できばと思っている。

午後5時30分図過ぎに東大を出て、八丁堀のクロッキー会場へ急ぐ。主催者のモデルさんには、事前に遅れる旨を連絡してあったのだけど、20分ほどの遅刻で会場に着くことができた。今回は2回目となる" target="_blank">ギャラリー七針。ここの展示規約が面白く、年会費制で一年の間に何度でも展覧会を開く事ができるらしい。場所もマイナーだし、分かりにくいところかもしれないが、八丁堀の駅から近いので、やる気のある学生なんかには、ちょうど良い空間かも。

最初は1分クロッキー。これがいいウォームアップになる。
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遅刻したので、ちょっと枚数は少なめ。

次に5分クロッキー。はてしなく長く感じる。
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筆ペンと鉛筆。今回、インクを忘れてしまい、大好きなつけペンで描く事ができなかった。ペン先のスペアまで持っていったのに。
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上と、左下が10分、右下が5分。10分は本当に長く感じる。
そして、終盤に20分x3。合計1時間ポーズ。こうなるとクロッキーではなく、もうデッサンといってよいだろう。
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紙の大きさは65x50cm。鉛筆。
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ディテール。
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ディテール。
今回のクロッキーも、とても楽しかったのだけど、自分の課題はまだたくさんある。
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これが、会場になっている、ギャラリー七針。右下に移っているのは、このギャラリーのオーナーである林谷英明さん。彼も絵描きである。終了後、近くの店で参加者とモデルさんとで食事会。仕事の悩みは皆同じ。貴重な意見交換も出来、馬鹿な話もし、とても有意義な時間でした。
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投稿者 corvo : 2007年6月13日 17:53