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2006年12月01日
古生物復元画は現代の花鳥画である
ここに宣言します。
「古生物復元画は現代の花鳥画である」と。
古生物の世界には魅力的なモチーフがあふれています。難点は実際の生きた姿を観察できないということ。
しかし、復元という手法により、実際に生きていたであろう姿に近づくことは出来ます(場合によっては、遠のいてしまうこともあるかもしれないが)。
特に代表的な古生物である恐竜は鳥であると言うこともできます。ということは、まさに花鳥画の中の「鳥」にあたるわけです。中生代の植物も古植物学の分野によって、その環境が復元されてきています。現代の鳥が木々の枝に止まるように、羽毛に覆われたヴェロキラプトルが、シダ植物を背景に佇んでいる状況は、まさに花鳥画のモチーフにふさわしいといえるでしょう。彼らの持つ美しくしなやかなフォルムは、素晴らしいモチーフのひとつになるはずです。
若冲の動植綵絵のように、掛け軸の画面に並ぶ三葉虫も見てみたいです。
誰か描いてみませんか。この魅力あるモチーフたちを。
僕もいずれチャレンジしてみたいと思っていますが、残念ながら岩絵の具を使いこなすスキルがありません。
日本人にしか描けない、そんな古生物花鳥画を見てみたいと思っています。
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投稿者 corvo : 2006年12月01日 03:01
コメント
昨日の“Oviraptor scene 02”で話題が挙がっていたので「おおっ?そう云う視点は面白いかも」と思っていました。
伊藤若冲は花鳥画だけでなく、魚介類や、様々な動物も描いていましたからね。確か仏画も描いていたかと。
「松に鶴」※のように、多少復元的に難が出るかも知れませんが、かなり面白い絵になると思います。
始祖鳥が求愛のダンスをリンボクの枝で踊っている「始祖鳥之舞図」とか。(していたかどうかは不明ですが)
岩絵の具って、高価なんでしたよね・・・。
※いまさら説明は不要と思いますが「松に鶴」はコウノトリとタンチョウを間違えて描いたものです。
投稿者 チョビ之助 : 2006年12月01日 08:08
何度も申しわけございません。
>始祖鳥が求愛のダンスをリンボクの枝で踊っている「始祖鳥之舞図」とか
想像しただけで卒倒しそうです。嗚呼.....!!
いかん、鼻血が。
投稿者 Jack : 2006年12月01日 09:18
お久しぶりです。熱い宣言に賛同いたします。
ぜひ伊藤若冲や狩野派を抜くような作品を残されることを期待いたします。
投稿者 takebow : 2006年12月01日 17:00
いいですねぇ〜!!
花鳥画っぽいものでしたら、ウィリアム・スタウトさんが描かれています。彼のセンスは好きです。
ティレル博物館は何度も行ってますが、たしか10年ほど前にスタウトさんの個展が開かれていました。柵も何もなく、触れるほどの距離で鑑賞できましたが、素晴らしいモノでした。
彼の絵が嫌いと言う人もいますが、わたしはファンです。
あと、生きてみえたなら田中一村さんにもヘゴの木陰に潜むベロキラプトル何て描いて欲しかったですね。彼の画風に古生物はぴったりきそうです。
corvoさんの花鳥画も楽しみにしていますよ。
投稿者 Shige : 2006年12月01日 20:12
>若冲の動植綵絵のように、掛け軸の画面に並ぶ三葉虫
いいですねー。
あるものは力強く泥を這い、あるものは水中を漕ぐ三葉虫。
目に浮かびます。
投稿者 koss : 2006年12月01日 20:37
>チョビ之助さん
いろんな人にチャレンジしてほしいなと思ってます。
岩絵の具は宝石を砕いて粒子にしているようなものなので、色によってはとても高価です。また、絵肌が鉱物の粒子でヤスリのような状態になるので、筆も描くたびに減ります。また筆も高価です。油彩よりも、ずっとお金がかかる画材です。
>Jackさん
恐竜や鳥たちのセックスアピール。派手でかっこ良いものがあったでしょうね。
見てみたいなあ。
>takebowさん
これは僕だけでなく、他の作家にもチャレンジしてほしいです。
今、日本画を描いている人にも、是非!
>Shigeさん
スタウトさん、日本の浮世絵に影響を受けて実にセンスの良い絵を描いていますよね。僕も大好きです。SVPでお会いしましたが、長身のナイスガイでした。
一村の画風にもぴたりと合いそうです。
僕の場合は、どうしても洋画的手法になってしまいがちなのですが、チャレンジしてみたいです。
投稿者 corvo : 2006年12月01日 20:43
>kossさん
コメントありがとうございます。
三葉虫なんていろいろなデザインだし、すてきな標本はたくさんあるし、いい絵になると思います。
見てみたいです。
投稿者 corvo : 2006年12月01日 20:48
水墨画でクラシックスタイルの「チラノザウルス」
を書いてみる、なんてのも面白いかもしれませんね。
投稿者 ニヤゾフ : 2006年12月02日 10:45
>ニヤゾフさん
雲竜図のような復元画もありですね。
鷲鷹図なんてのもぴったりです。
投稿者 corvo : 2006年12月02日 11:07
corvo さんへ
そっかぁ、日本画家が描く古生物復元画という方向性もあるんですね。それは斬新です。
投稿者 takebow : 2006年12月02日 16:21
>takebowさん
そうなんです。描く人が出てきてほしいです。古生物には人間の想像力を超えた魅力があると思います。わざわざ物の怪を描かなくても、とてつもないデザインの生物がたくさんいます。
投稿者 corvo : 2006年12月02日 16:45
corvoさんへ
ホントですねぇ。「物の怪」よりもスリリングで、しかも洋画家の皆さんに描けないデフォルメとか視点が出てきそうですね、日本画の人からは。
投稿者 takebow : 2006年12月03日 18:10
>takebowさん
「古生物」も「物の怪」同様、その姿を見ることは出来ませんが、生息していた証拠が残っているという点に違いがあります。
鱗や羽毛の描写には、岩絵の具や墨がよくあうと思うのです。
投稿者 corvo : 2006年12月04日 01:07


