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2006年9月22日

Argentina紀行10 2006年8月21日

ちょっと間が空いてしまったArgentina紀行。フィールド2日目の様子。
キャンプ地の生活にも徐々に慣れ始める。もともとアウトドアには馴染みもなく、普段はまったく縁遠い世界なのだけど「住めば都」で楽しい。
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朝の我が家。なかなか快適なキャンプなのだけど、細かい多量の砂には閉口する。テントの中にもばらばらと侵入してくる。靴の中も砂だらけになる。安部 公房の「砂の女」の世界のよう。ポケットの中も、ディバッグの中も砂だらけ。
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朝の出発前のひととき。どのフィールドへ向かうか、直前にならないと決まらない。予定表のようなものの存在もない。9時30分出発と言っておいて、いつも出るのは10時になってから。全てがアルゼンチンの流儀に従って進んでいく。
朝食はパンとチーズとハムが基本。夕食の残りを食べることもある。チーズやハムの塊はとにかくでかい。ナイフで適量を切り分けてパンにはさんで食べる。ランチも同じものを作って持っていく。他にピクルスやオリーブの実の漬け物。オレンジや林檎も用意されている。何を持っていくかは、各自の好み。
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フィールドを行く、発掘チーム。この日はまず、リカルドの案内でエオラプトルが発見された場所を見に行く。午前中の間、その周辺を探すが特にめぼしいものは見つからなかった。
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少し離れたところで、アルゼンチン隊の一人が、恐竜と思われる足の化石を発見。刷毛で砂と泥をはらい、形が確認できるところまで現場で進めていく。後日、ピックアップすることに。
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このフィールドでは、まったくと言っていいほど植物を見つけることが出来ないのだけど、このきのこの様に風化した岩の上にサボテンが固まって生えていた。特徴ある景色は、場所を知るための目印にもなる。
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休憩中のチャカとロドリゴ。パイレーツ・オブ・カリビアンな二人。
まだ、自分では良い化石を見つけることができない。まだ眼が慣れていない。
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夕飯の準備の様子。僕も時々手伝うことになる。メニューはバジリコスパゲティーに野菜のトマトソース煮込み。時には肉の入っていないメニューも嬉しい。この日も美味い。キャンプ地に来てから一気に酒量が増えた。寒さから身体を温めるために、ついついワインを飲んでしまう。すっきりとした飲みやすいワインで美味い。
この日も満天の星空を見ながら眠りについた。
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投稿者 corvo : 2006年9月22日 23:58