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2006年8月 7日

第8回荘川化石フォーラム 8月5日

昨日、一昨日の週末、「荘川化石フォーラム」に参加するため、岐阜県高山市荘川町まで出かけてきた。僕が初めて荘川へ行った時は荘川村として独立した自治体だったのだけど、市町村合併により今は高山市の一部に組み込まれている。

5日土曜日、朝の5時前に家を出発する。国道6号線を東京方面を向かったのだけど、早朝にも関わらず交通量が多く渋滞に出会う。こんなに早起きしたのに!首都高、中央高速を経て府中へ友人を拾うために向かう。約30分遅れで到着。次は大月でもう一人の友人と合流。3人で荘川へ向かう。運転手はずっと僕。
高速を松本で降りて安房峠を超えていくルート。これだと高速代を節約できて、移動距離も短くてすむ。適度な山道もあり、運転も楽しむことが出来る。
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安房トンネルを超えたところ休憩所。とにかく天気がよく、青空が広がっている。右が僕の愛車。5年目になる、ルノールーテシアRS2.0。知る人ぞ知る名車のひとつ(のはず)。小さいながら長距離での移動も楽にこなす。
12時過ぎに荘川に到着。昼食を食べて、2時からの化石フォーラムに備える。小さな町なので、遠方から集まってきた友人たちと次々に出会う。
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これが会場になった”旧黒谷小学校六厩分校”。たたずまいが何とも言えず良い感じである。
この日は化石講演会が開かれた。荘川には、石川県の白峰、福井県の勝山と同様、手取層群と呼ばれる地層が横たわっていて、ここで見つかる化石には、白峰で調査に携わっている研究者も深く関わっており、僕自身も復元画の仕事を何点も手がけている。
今回集まった研究者もそうそうたるメンバーである(と僕は思う)。
国立科学博物館主任研究官・真鍋真。早稲田大学教授・平山廉。北九州市自然史博物館・薮本美孝。京都大学助手・松岡廣繁。千葉県立中央博物館・伊左治鎭司。熊本大学・小松俊文。(敬称略)
前半は、松岡君が「恐竜時代の太陽」、真鍋さんが「最新恐竜学」といった基調講演を行い、後半では全ての研究者が聴講者の質問に答えるというスタイルだった。僕はと言えば、寝不足と運転の疲れから、半分以上寝落ちしていました。申し訳ないです。
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鋭い質問もあり、研究者同士で意見をぶつけながら答えたりと、盛り上がった講演会であった。

講演会終了後、高山市街地まで移動してビジネスホテルにチェックイン。その後はお決まりの懇親会である。久しぶりに会う研究者や友人も多く、とても楽しかった。この日のメインは、飛騨牛の焼き肉だったのだけど、これが美味い。適度に厚みのある肉が、口の中で溶けていくほどやわらかい。しかし、換気扇の貧弱な店の二階は煙たくて煙たくて、涙を流しながら舌鼓を打つという状況。それでも美味くて、楽しいひとときであったことには変わりない。
高山の町は観光地ということで、綺麗に整備されていておしゃれな感じの店も多い。そんな夜の町を散歩しながら、ビジネスホテル近くの韓国家庭料理屋で二次会。冷麺、焼酎、韓国のどぶろくを食べる飲む。どれも美味い。特にどぶろくが、酸味のきいたヨーグルトドリンクのようで飲みやすい。
ホテルに戻ると、一室が宴会場になっていて、さらに皆で盛り上がる。僕はさすがにお酒は飲まなかったけど、寝不足にも関わらず深夜まで話し込んでいた。ほとんど古生物の話はせず、平山さんと先日の亀田戦の話で盛り上がったのであった。

6日の話は次回に。
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投稿者 corvo : 2006年8月 7日 22:36