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2006年7月13日

ラジオ出演〜打ち合わせ〜壮行会

今日はまさにうだるような暑さ。湿気が肌にまとわりつくようで、ビニールハウスの中にいるような一日だった。普段それほど汗をかかないのだけど、じっとりと肌に噴き出してくる。
朝、NHK-FMに出演するため、NHK千葉放送局へ向かう。同じ千葉県内といっても、僕が住んでいる場所からはけっこう時間がかかる。千葉県は東西に走る鉄道はあるのだけど、南北につなぐ路線が少ない。接続も案内も不親切で、いつもフラストレーションがたまる。
出演は午前11時から11時30分までの間の10分間ほど。アナウサーのインタビューに答える形式である。事前に何を話すかを打ち合わせしてあったので、非常にスムーズに放送に向かうことが出来た。短い時間の中で、非常に的確な質問を準備していただけてとても話しやすい。この放送は千葉県内限定のもので、明後日から幕張で開幕する世界の巨大恐竜博2006のための、広報的な番組のひとつである(恐竜博、なんにも仕事で関わってないのだけどね)。
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スタジオの外からの様子。スタッフの方に無理を言って、撮影していただいた。右側の女性が放送部アナウンサーの上村陽子さん。うまくこちらの発言を引き出してくれる。
The Boomの「風になりたい」の曲の後に、放送がスタート。
今回は復元画についてということで、復元画の魅力、始めたきっかけ、これからの展望などを話した。復元画の魅力は、かつて生命を宿していた化石に、ふたたび命を吹き込むことが出来ることだろう。命を吹き込むなど、神ではないのでおこがましいことなのだが、かつて生きていたその姿(正解ではないかもしれないが)を最初に目にすることができる。
始めたきっかけは、以前にも書いたので割愛するが、これからの展望としては、アジア人としてアジアの古生物の復元をどんどんやっていきたいということである。今日のような暑さ、まとわりつくような熱気は、中生代のアジアそのものだったかもしれない。そんな環境に生きる我々こそが、よりリアルなアジアの復元を行うことができるのではないだろうか。
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放送が終わって、ほっとしたひととき。特に緊張することもなく、楽しい時間でした。

お昼は放送局の近くにある、大正時代から続く老舗の洋食屋でランチをごちそうになる。
駅に行くまでも、とにかく暑い。
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町中には珍しくハシボソガラスに出会う。近づいても、一定の距離を保ちながら逃げることがない。あまりの暑さに飛ぶことがおっくうなのだろうか。落ちていたアイスのコーンをくわえているところ。

千葉駅から総武線で秋葉原に向かい、Mac用品の買い物。その後、打ち合わせのため早稲田へ。日が傾いてきても、まだまだ暑い。

実は8月16日から9月6日まで、テレビの仕事でアルゼンチンまで発掘に行くことになっている。今日は、スタッフとの顔合わせと説明会を兼ねた食事会。皆で成功を願っての壮行会の意味もある。僕は当然メインというわけではなく、発掘にも参加する画家として同行することになっている。
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参加者とスタッフの集合写真。今回は俳優の西島秀俊さん(後列、右から三番目)が同行することになっていて、食事会でもご一緒させていただいた。朝の連続テレビ小説の朴訥としたイメージ(ほんの少ししか見たことありません)を感じさせながらも、とても好奇心の強い気さくな方でした。アルゼンチンで再会するのが楽しみです。

そんなこんなで、朝から夜までよく移動した一日でした。
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いつもありがとうございます。表彰台の一角にのることが出来ました。目指すは頂点。応援よろしくお願いします。

投稿者 corvo : 2006年7月13日 23:52