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2005年12月18日

東京ミネラルショー

昨日、土曜日は池袋で開催中の「東京ミネラルショー」へ出かける。
ミネラル=鉱物ということで、鉱石、宝石などにまじって、化石なども多数出品されている。展示即売会であり、その場で購入することもできる。本物の恐竜の化石ともなると数百万円のプライスがつくものまであり、見るだけでも楽しむことが出来る。詳細はライブドアニュースで。19日まで開催。
今回、フェバリットコレクションの新作スケルトン、サイカニアもゼネラルサイエンスブースで見ることが出来る。実は、製品化されたものを見るのは、これが初めて。非常に良い出来である。
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全長は40cmほど。1/10スケール。
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ラピスラズリをあつかう店。ひとつかけらを1000円で買う。絵の具にも使われる高価な石のひとつ。いまでは化学合成されたウルトラマリンが代用品として使われている。
深く美しいブルー。

池袋を3時過ぎに出て、「お結び展」の会場へ向かう。ギャラリーの20周年記念パーティーへ参加するためである。
こちらもとても楽しいひとときであった。美味しい食事とお酒。何人かの作家と知り合うことができて、会話も楽しむことができた。
僕の作品、まだ全て売れ残っています。ご入り用の方は、この機会に是非!

川端さんの小説「リスクテイカー」を読了。「金融」を扱いながら、読後感のすがすがしい小説。実際の金融の現場を知らないので、どれほどリアリティがあるか判断できないのだが、非常に面白い小説であった。経済と芸術はどこか似ている。人々の生活に密接に結びついていながら、強く意識されることがない。経済は新聞やニュースなどで日々報道されているし、生活に直接関わるものではあるけど、どういった仕組みで成り立ち世界が動いているかという本質を、実際目の当たりにすること意識することはすくないのではないだろうか。
どちらも空気のような存在であることが望ましいのだろうか。この小説を読んで、経済が分かるようになるわけではないが、ほんの少しでも意識するきっかけにはなるかもしれない。どうもとりとめない文章ですみません。
実は「竜とわれらの時代」よりも僕にはおもしろかった。

今日はからっと晴れているが、外の風は冷たく寒い。いよいよ冬本番だ。
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投稿者 corvo : 2005年12月18日 15:07