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2005年11月02日

ファンタジー小説の挿絵

あるファンタジー小説の挿絵を描くプロジェクトが始まったところ。
ここで全て公開するわけにはいかないのだけど、若干フライング気味に紹介してしまう。近々、別のblogで紹介できると思うので、それまでのちょっとした繋ぎぐらいに考えておいてください。
今日、始めたのはこの小説を象徴するようなカバーイラスト。
メインになるのは人間の手(正確には人間の手ではないのだけど)。手を描くことは、本当に難しい。顔を描く難しさの比ではない。
手は空間の中で様々な表情を見せる。それぞれの指は独立して動き、極めて繊細な機能を持っている。手を描くことは、「観る」「描く」ということの基本を突きつけられる行為でもある。いつも以上に集中力を必要とする。
描くたびに、いまだ未熟であることを実感する。
blog05110201.jpg
描き始めて15分ぐらい。まだまだ序盤。
blog05110202.jpg
少し寄ったところ。エスキースまで完成しているのだけど、最初に書いた事情があるのでここでは公開できない。
もう少しお待ちください。

投稿者 corvo : 2005年11月02日 22:49

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コメント

 私は絵を描かないのでよく分かりませんが、手をよく観察すると、静脈の浮き出方とか、骨の浮き出方とか、ちょっと動かしただけでも意外と変わりますね。私たちから見れば顔を描くほうが難しいと感じていましたが、意外にも,「手」を描くことの方が難しいとは思いもしませんでした。(私にとってはどっちも難しですが。)

投稿者 恐山 竜美 : 2005年11月03日 00:11

>恐山 竜美さん
顔の場合は目の位置や、鼻の位置が変わるわけではないので、とらえやすいです。一瞬の表情をとらえるとなると、大変難しい対象ではありますが。
手の場合は様々に指の位置が動きます。手のひらも手の甲も可動します。ご指摘のように血管や筋も、ポーズや力の入り方で変化します。
両手を使って水をすくうこともできますし、道具を使いこなすこともできます。非常に多くの機能を持っているので、それだけ描写することも難しくなります。
将来、古生物の研究をするのであれば、スケッチをしたりすることは必須であると思うので、楽な気持ちで絵でも描いてみてはどうでしょうか。

投稿者 corvo : 2005年11月03日 01:03

手の複雑な形,可動部分の多さと動きの多彩さは他の部位には見られないものですね.ざっと適当に書いてもそれなりに違和感なく見える部分だと思っていましたが改めて考えるととても難しいものですねぇ.
反面,顔は僅かなずれで印象が変わってしまい,正確なトレースができないと別人になってしまいますが,それさえクリアできれば問題はない,ということでしょうか.

うーん,私もいろんな向きのいろんな表情の手を描いて練習しようと思います.

投稿者 職人 : 2005年11月03日 17:45

>職人さん
顔の場合は少しずれると別人のようになってしまいますが、人間の顔の構造を大きく逸脱しなければ、顔として認識することができます。
しかし、手の場合はその構造をとらえるだけでも一苦労です。
きちんと構造がとらえられていないと、もはや人間の手とは言えないものになってしまいます。
古生物の研究に携わる人は、どんどん絵を描くべきだと思います。形態をとらえ認識するスキルは不可欠ですものね。

投稿者 corvo : 2005年11月03日 19:45

さすが、古生物と絵画の分野に精通されているだけあって、コメントを見させていただくだけでも、勉強になります。

私はついつい基礎をすっかり無視してデフォルメしてしまい、デッサンが異常に狂っていたりするのを、ただ自分で描いているだけなので、気付けなくなり、最近昔より絵が下手になった気がしてます。

是非こちらにお邪魔させていただいて、基本に戻りつつも、新しい絵の描き方を学ばせて下さい。

投稿者 satelier : 2005年11月03日 21:32

それから、ファンタジー小説の挿絵とは?

どのような小説なのでしょうか?

投稿者 satelier : 2005年11月03日 21:33

>satelierさん
あまり新しい描き方はないかもしれません。
自分自身も今一度基本に立ち返って、制作していきたいと思っています。
ここのところ美術教育について考える機会も多く、いろいろと悩みも多い日々です。

小説の内容については、もう少しお待ちください。

投稿者 corvo : 2005年11月03日 22:25

内容を聞いてしまっては不味かったですね。

いえ、とんでもない。 大変なデッサン力で同じ絵を描く身として関心いたしております。

是非、お近ければ、教えなおしていただきたい位です。

残念ながらちょっとというには我が家は神奈川なので、難しいのですが・・・

今の美術の教育については確か日記にも書いていらしたようですが、大変なのでしょうね。

お気持ちお察しいたします。

投稿者 satelier : 2005年11月03日 23:07

>satelierさん
小説はとりあえず楽しみにしていてください。
どうもありがとうございます。ほめてもらえると、素直にうれしいです。
絵は毎日描いて、常にどこかで絵の事を考えているような状態です。
美術教育に関して、なにか行動を起こしていかなくてはと思っています。

投稿者 corvo : 2005年11月04日 00:51