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2005年9月16日

狼のskull 04

これまた久しぶりの狼のskullである。
ようやく描きこみ始める。これまでアクリルで制作するときは、全ての過程をアクリルだけで通していたのだけど、前回の猫のskullから透明水彩を併用している。
アクリルは速乾性で手軽で便利な素材ではあるのだけど、発色や透明感などは油彩に対して非常に劣る。そのため透明感のある表現をするときに非常に不自由に感じていたのだけど、透明水彩を併用することで理想的な状況に近づけることができた。
ただし、透明水彩は水に濡れると溶け出してしまうので、上からアクリルを重ねるときはデザインコートなどの定着材を使用することが必要である。

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褐色の絵の具を中心に作業を進める。

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まだまだ序盤。これから先が長い。

復元画を描くときには、生きた対象を観察することができない。これは非常にストレスになる。
今、描いているのは頭骨であり生きた姿ではないが、この頭骨が生きていたときの姿(もちろん同一の個体ではないが)を知ることが出来る。
対象を前に描くことは、ものを見るということ、描くということの大切さを実感させてくれる。

投稿者 corvo : 2005年9月16日 00:45