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2012年6月12日

美術解剖学の座学


4年前から続けている、Hiroさんと共同で行っている美術解剖学特別講義だが、これまで専門用語を覚えてもらうことがおろそかになっていた。実技と組み合わせて各部位の形態を記憶することに重点をおいていたのだが、授業内で解説するときも、質問に応えて説明する時も、共通の専門用語が理解出来ていないと効率が悪い。そんなことから、今年度から座学の授業もカリキュラムに組み入れることにしている。
ただし、参考書を読んで記憶するだけではなく、実技をともなった内容で進めている。
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教材用に制作した骨格図。骨盤が少し小さいので、まだ修正の必要がある。
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トレーシングペーパーをかけて、上肢帯の筋肉を描き込んでいく。まずは深い部分から。
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そして、浅い筋肉を描写していく。実際の人間のアウトラインに近くなっていく。
今年度から初めての試みなので、どれだけ効果的かは分からないが、学生達には少しでも美術解剖学の面白さを知って欲しいと思っている。


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投稿者 corvo : 2012年6月12日 23:44