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2010年7月13日

Hiroさんの美術解剖学特別講義2010 第三回 下肢帯編 前期最終回

昨日の夕方からの授業「美術解剖学特別講義」も前期最終回。今期ももちろんHiroさんに登場願ったが、回数を重ねるごとに効率的になっているので、昨日は下肢だけでなく重心と姿勢の変化、歩くとはどういうことか、といったところまで少しではあるが踏み込むことが出来た。
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この写真は、背中の筋肉と下肢帯の筋肉のレリーフの姿勢による変化を実演してもらっているところ。背中側なので、僕が側について簡単な解説を加えた。学生たちはほぼかぶり付きで見ることができる。
しかし、どれだけ回数を重ねてきても、人体の構造を全て理解するまでには、まだまだ長い道のりがある。僕も勉強中の身。学生に教えながら学び続ける、そんな繰り返しである。
後期でも同じ授業を設定しているが、希望者全てに受けてもらうことが出来ないことが、今から予測できる。おそらく前期よりも倍率は高くなるだろう。
アンケートをとると、「授業数を増やして欲しい」とか、「もっと多くの学生が受けられるようにして欲しい」とか、逆に「少ない人数でじっくりやって欲しい」とか、でも、それは無理難題です。
僕もHiroさんも、一人ずつしかいない現状で、受け入れられる学生数は限られている。
将来的には指導者の育成も含めて、息の長い計画をたてていかないと、本当に美術解剖学が美術教育の中に根ざすことはないだろう。

後期に向けて、より良いサービスが提供できるように準備していかねば。

高校生、受験生、絵を学びたいと思っている皆さん。人体をきちんと描けるようになりたいと思ったら、成安造形大学が一番の選択肢ですよ。

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投稿者 corvo : 2010年7月13日 08:44