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2010年6月28日

視野に入ること、発信すること。

最近、ちょくちょく読んでいるblog『オタク商品研究所plus』のエントリー「視野に入る」になるほどと納得。短いエントリーで、しかも伝聞をもとにしているのだが、学生に対しての評価にも重要なことだと思う。成績をつけるときは、どうしても”採点”という方法をとるので得点に目が行きがちだが、いざ作品を世に問うということを考えたとき、その作品の持つ存在感が際立っていないと埋もれてしまう。
ここ何ヶ月か4年生のゼミを指導していて思うのだけど、僕の”視野”に入ってこようとする学生が少ない。強引に僕の頭をつかんで、そちらを向かせるようなことをしてもらっても一向に構わないのだけど、とにかく見せたがりな学生が少ないことが気になっている。我々の仕事、人に見られてなんぼである。見てもらえないものは、この世に存在しないも同じだ。

といったことと関連して、徳川君から教えてもらった別のblogのエントリーが「創作することと、発信することは違います。」も、とても近い話である。
もうひとつ面白かったのが「ヘタの壁」。この発想は僕にはなかった。でも、僕自身も始めようと思って躊躇していることがいくつもあるのは、このワナにはまっているのだなと実感。

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少し減ってきたけど、まだまだ。

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成安造形大学イラストレーション領域

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投稿者 corvo : 2010年6月28日 12:44