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2008年11月12日
素晴らしい絵本-『Ape』

この絵本は素晴らしい。簡潔な文章と、力強い絵が魅力的だ。「Ape」とは無尾猿のことだが、この本では主に「Great Ape」=類人猿について描いている。
絵はモノクロとカラーが組み合わされた独特のものだが、その描写力とデッサン力は確かなものがある。細密に描き込んであるわけではないが、体毛の流れや筋肉の躍動を感じることができる。
絶滅の危機に瀕している類人猿に対する優しいまなざしがあり、読者に対するメッセージも明快だ。
最初にこの絵本を知ったのは、クリーブランド自然史博物館のミュージアムショップだったのだけど、帰りの荷物を重くしたくなかったので(というかすでに限界だった)、アマゾンから取り寄せたのである。帰国後すぐに注文したのだが、在庫の関係で届いたのは今月に入ってからだった。
この本はおすすめです。是非手に取ってみてほしいし、こういった本が日本からも出版できるような状況になってほしい。本当に、こういったリアリティのある子供向けの絵本は少ない。いい本です。
投稿者 corvo : 2008年11月12日 23:43
コメント
画像検索でAmazonで見られる物以外も少し見ました。
その本、ケイト・グリーナウェイ賞の候補にノミネートされてますね。
THE CILIP KATE GREENAWAY MEDAL
Nominations for 2009
http://www.carnegiegreenaway.org.uk/pressdesk/press.php?release=pres_nom_green_2009.html
インタビュー記事を見つけたんで取り敢えず貼っておきます。
Vicky White interview
http://www.bigpicture.org.uk/show/feature/Vicky-White-interview
しかし、英語圏の絵本は日本のそれと比べたら圧倒的に有利ですね。Printed In Chinaにして、英国、北米、豪州等で販売している訳ですから(今回corvoさんが米国で見たのは英国の絵本)。
投稿者 アイスストーン : 2008年11月13日 22:20
>アイスストーンさん
リンクありがとうございます。Vicky Whiteさん、飼育係をしながら絵の勉強をしたのですね。
彼女の絵からは、動物に対する愛情の深さを感じました。
英語を読むことができる人口は、日本語に比べて圧倒的に多数ですから、出版するにしても有利ですよね。
投稿者 corvo : 2008年11月14日 12:45



