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2008年7月20日

第15回美術解剖学会大会

蒸し暑かった金曜日に関東本部へ移動。まるでサウナの中にいるような1日だった。土曜日は朝から第15回美術解剖学会大会に参加してきた。
昨年の大会では一般講演発表したのだけど、今年本当に時間がなくて準備することができなかった。来年は発表しよう。ネタはいろいろあるし。
今年の一般講演は全体に低調だった。内容の前に、運営の段取りが良くない。プロジェクターやスライドの機械の不調もあったのだけど、アクシデントがあったときの対処が良くなくてスムーズな進行とはいいがたかった。会場は設備が古いとはいえ東京芸術大学である。もっとどうにかならないものか。また、発表者のプレゼン能力も低く、なれていないという印象の方が多かった。「美術」という言葉がついている以上、プレゼンテーションには気を使ってほしいと思う。論点を明確に、わかりやすく見せてほしい。最初の方の講演でずけずけ質問をしていたら、発表もしていないのに結構目立ってしまった。
午後のシンポジウムは『レオナルド・ダ・ヴィンチと美術解剖学』という本当に楽しみなタイトルだったのだけど、午前中から続く機械の不調で激しく中断するぐだぐだな進行。今時、スライドを使うというのもリスクが高い。普段芸大でもほとんど使ってないのではないだろうか。年齢に関係なく、パソコンを使ったプレゼンが必須なのかもしれない。
非常にアクシデントも多く、暑く不快指数の高い一日だったのだけど、非常に良い出会いもあり充実した一日だった。無理して東京までいって正解。次は発表しないとね。

成安イラストレーションクラスニュース

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投稿者 corvo : 2008年7月20日 23:39