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2008年06月13日
兵庫県篠山市から国内最古の哺乳類化石、なんだけど・・・、追記
今後の研究がすごく楽しみでもあるし、丹波竜を取り巻く環境が見えてくる、すばらしい発見である。
ではあるが、朝日新聞がちょんぼ。昨日から、小学館NEOに掲載された絶滅ほ乳類イラストの使用に関する連絡がいくつか入ってきていたのだけど、朝日新聞からは連絡を受け取っていない。考えられる理由としては、出版社から自宅の電話番号しか教えてもらえず、現在滋賀にいる僕までたどることが出来なかったのだろう。
国内最古級の哺乳類化石 約1億4千万年前のあご発見
でも、本気で連絡を取ろうと思ったら、サイトを通してメールを出すことも可能だ。僕の名前で検索すれば、すぐにサイトを見つけることは出来る。連絡がとれなかったら、掲載しなければいいだけのこと。ただいま、朝日新聞からの返答を待っているとことである。
追記
ネットからは削除されていますね。発端は朝日側というよりも、小学館にあったようです。
通常、こういったケースの場合、編集部に連絡が行き僕の方へ回ってくるのですが、朝日新聞だけは知的財産管理課という部署へ連絡をとったということです。僕は今回初めて知ったのですが、報道においては著作物の掲載はフリーだという条文があるらしいです。ちょっと調べてみたいと思います。しかし、報道だからといって、勝手に掲載されるのは気分の良いものではないです。クレジットも明記されていませんでしたし。
報道という公共性の高い活動とはいえ、新聞各社も営利企業である以上、自分の著作物の使用料を請求することはおかしなことではないと思うのですが。
削除されたのは、この部分。

(引用:asahi.comから)
さらに追記
朝日としては、ルール通りの手続きを踏んでおり、落ち度は小学館にあるという考えだということです。僕も関わっていると消耗するので、これ以上の追求は控えます。ただ、コメント欄の眉さんの指摘だと日経新聞も掲載しているようですが、連絡を受け取っていません。
結局のところ、クレジットがのらないままに僕の絵が全国紙に掲載されたという事実は残ったままになります。
こういったことが頻繁に起こるようだと、今後はすべてのマスコミによる使用は拒否するという方向も考えなくてはいけないかもしれません。それが一番シンプルで良いかも。
僕自身は、図鑑や絵本で楽しんでもらえれば良く、都合よくマスコミの報道に使われるのは本意ではありません。記者発表用に描いたものをのぞいて、出版物に掲載されたものはマスコミでの利用は拒否ということで検討します。
またまた追記
小学館と朝日新聞が根拠にしていた条文がこれです。
「(時事の事件の報道のための利用)
第四十一条 写真、映画、放送その他の方法によつて時事の事件を報道する場合には、当該事件を構成し、又は当該事件の過程において見られ、若しくは聞かれる著作物は、報道の目的上正当な範囲内において、複製し、及び当該事件の報道に伴つて利用することができる。」
非常に曖昧な書かれ方で、今回の件に関しては拡大解釈のような気がするのですけどね。
投稿者 corvo : 2008年06月13日 09:13
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» Difference in darvocet and percocet. from Percocet.
Effects of long term percocet use. Percocet withdrawal symptoms. Percocet. Perco... [続きを読む]
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コメント
見ました見ました・・・
クレジットも無かったですもんねぇ~!!
投稿者 Shige : 2008年06月13日 10:45
この絵、日経新聞にも掲載されていましたよ。
ひょっとして・・・と思ったら、やっぱりそうだったんですね。
投稿者 眉 : 2008年06月13日 18:34
>小学館NEOに掲載された絶滅ほ乳類イラスト
表示(corvoさんのクレジット無し)→非表示→「作・小田隆さん」が追加されて表示
ですね。一番最初見たのは非表示の奴ですが、グーグルキャッシュにはクレジット無しの記事が今のところ残ってます。
>削除されたのは、この部分。
隠してただけです。
グーグルで「エオマイア」をキーワードにして検索してましたが、ずっとこのイラストが表示されてましたよ。この画像ファイルは、表示されてない時も朝日のサーバーにずっと残ってましたし。
投稿者 アイスストーン : 2008年06月14日 00:02
>Shigeさん
なんだかすっかり消耗してしまいました。
誰かが描いたものだ、ということに思い至らないのでしょうね。
>眉さん
日経新聞も連絡を受けていません。
問い合わせはしてみようと思います。
>アイスストーンさん
表記の違いは交渉の結果です。
でもネットの場合、一度掲載されたものは残ってしまう確率が高いのですよね。
今後の対策としては、マスコミには掲載拒否しかないかな。
投稿者 corvo : 2008年06月14日 02:43
一段落されたところでしたら、すみません。
「報道においては著作権物の掲載はフリー」
――これは、作品そのものが報道されるべき対象である場合に言えることのような気がします。
たとえば、「この絵の画家が展覧会を開きます」「この絵本が今、マニアの間で人気です」、逆に「この絵が教育界で物議をかもしています」などの報道。
今回の場合は、転用、転載という感じなので、「新聞社→版元→著作権者」の了解が必要だと思いますが、図鑑の場合、買取原稿だと版元に著作権がある場合もありますよね。
……と、うちにあるNEO見たら、(C)が小学館になっていますですよ。小学館が了解したにしても、事情を画家に話しておくべきところ、そこに気が回っていなかったということでしょうか。その可能性が高そうと拝察します。ご参考まで――
投稿者 びわ : 2008年06月14日 09:59
>びわさん
エントリーに、条文を追記しました。
何度読んでも、拡大解釈のような気がします。
小学館に二つの窓口があり、異なった対応をしたことが大きな問題でした。
著作権が僕にもあるということは、版元とも共通認識としてありますし、買い取り原稿でもありません。これまでは編集部からの連絡だけで、知的財産管理課の存在そのものも知りませんでした。
「雑」だなあという印象です。
投稿者 corvo : 2008年06月14日 11:15
四十一条は、例えば事件現場をビデオ撮影していて、たまたま壁に掛かっていて映った絵や、店内のBGMとして流れていて録音されてしまった音楽など、そういう著作物の取り扱いについて述べたものだと、私は解釈してましたが・・・・
今回の場合は、引用や転用のお話ですよね。引用方法が適切かどうかはともかく、なんか、持ってくる法律が違うような気がします。
でも、企業の知的財産管理課なんていうところが言ってるのだとしたら、自分の解釈が間違ってたのかなぁ。
投稿者 A-WING : 2008年06月14日 16:08
うーん、どう読んでも拡大解釈ですねえ。
これが「(時事の事件の報道のための利用)」に含まれるのなら例えばイルカに関する何らかの報道をするときにラッセンのイルカのイラストを使ってもOKってことになりますよね。
小学館の「知的財産管理課」も、そこが管理するのは小学館に知的所有権のあるものなんじゃないのかなあ?
corvoさんが小学館に絵の著作権管理を委託しているのならともかく、そうでないのならその「知的財産管理課」が勝手に判断できるようなものではないと思いますねえ。
なんというか、朝日新聞からも小学館からもマスメディアの驕りのようなものを感じますね。
投稿者 骨王 : 2008年06月14日 17:08
A-WINGさんの言うように、持ってくる条文が違うという指摘に同感で、何か外れているよなぁと思います。
また、骨王さんのラッセンのイルカの例、とても分かり易いですね。
小学館の知的財産管理課は、おそらく稼ぎ頭がドラえもんで、お菓子や雑貨などのいろいろなメーカーに「そうやって使うなら、ン百万だよ」という交渉の窓口なんでしょう。
あれがドラちゃんだったら大騒ぎでしょう。
今回の例は、言葉はよくありませんが、「雑誌のカット描き」的な感じで、図鑑に協力した複数の画家の作品を捉えてしまっていたのではないか、という印象。まさしく「驕り」ですね。
団塊世代ほかベテランが抜けて、若い世代に仕事が引き継がれると、研修不十分で、おそらくいろいろな現場で、こういう認識不足や雑な対応、面倒な気遣いはスルーなどが起こる気が……。
人のことは言えないですが、ブログにリンクをペタペタ貼ってしまう感覚の延長ですよね。
投稿者 びわ : 2008年06月14日 22:22
>A-WINGさん
やはり都合の良い拡大解釈である印象が拭えないです。
クレジットをのせないというのは、引用のルールからは外れると思うのですが、掲載書籍を明示しているので良いということなのでしょうね。でも、誰かが描いたものであることは明白だと思うのですけどね。
>骨王さん
ラッセンの例はよくわかります。
もし、首長竜の報道に「のび太の恐竜」のカットを使われたら、小学館はなんと言うのでしょうね。きっとすごいクレームを付けることでしょう。
僕自身は小学館に著作物の管理を委任している訳ではないです。
>びわさん
ドラちゃんだったら大騒ぎですよね。まさに。
ブログにリンクは、前提としてそういうものだという認識なので、だいぶ違うと個人的には思っています。僕もリンクはかなり積極的に貼りますし、貼ってもらうことには全く抵抗がありません。
ある程度毅然とした態度を取っていかないと、なし崩し的になってしまうのですよね。
投稿者 corvo : 2008年06月17日 17:29
今日の日経朝刊にでてましたが、教育や研究等の公正な理由があれば、無許可で著作物を使用できるよう著作権を制限する「フェアユース」の検討がはじまりましたね。今年度中には結論がでるそうです。
二次使用に至る前の、成果物への第一次の支払いもすべての著作物においてフェアになってくれれば、べつにかまわないんですけれど、そうでないところの問題のほうが大きいような。
投稿者 しのぶん : 2008年06月18日 08:45
>しのぶんさん
最初の段階で正当なギャラが支払われていれば良いのですが、そうでない場合も多いですよね。
教育、研究の公共性は分かるのですが、すべての報道にそれほどの公共性があるのかという議論があっても良いように思います。
投稿者 corvo : 2008年06月20日 00:33


