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2007年12月26日

鱗を描く1

鱗を描くのは、手間と時間がかかる。筆というやわらかい素材で、硬い鱗を描くのは、質的にマッチしているとは言いがたい。羽毛やほ乳類の毛を描くのに筆は適しているのだけど、鱗を描くのはその何倍も手順が必要になる。機械的に点描で描くだけでは、鱗の持つ立体感や、その生物の形態に沿った光の当たり方を表現することはできない。
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ハドロサウルス類の頭部の鱗の表現。可動部分とそうでない部分で、鱗の大きさを変えている。
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「今週のビックリドッキリメカ発進!」ではなく、遠景の群れ。

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出来上がった年賀状。今年は印刷にしようかなと思っていたのだけど、ぐずぐずしている間に時期が迫って来てしまい、例年通りプリントゴッコで制作。プリントゴッコ用の消耗品も、かなり値上がりして来ている。インクジェットプリンターの普及で、プリントゴッコの市場も先細りなのだろうけど、手軽に出来るシルクスクリーン版画として生きのこっていって欲しい。うまく使えば、かなり繊細な表現も可能です。
これから宛名ラベルを作らなければ。実はこれが一番面倒くさい。
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これか

投稿者 corvo : 2007年12月26日 23:15