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2006年10月26日

ゴールデン社講演会

木曜日に遡っての日記。
昼前からら夜まで出ずっぱりの日だった。まず代官山へ、デザイナーズブランドの展示会へ行く。およそ僕には場違いな場所なのだけど、大丸の恐竜展をきっかけに知り合うことになった、シルバーアクセサリーのデザイナーに会うためである。ブランド名はZOCALO
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これは前回の展示会にお邪魔したときにいただいたもの。サーベルタイガーをモチーフにしたペンダントトップ。かなりの大きさと重量があり、家ではもっぱら置物となっているが、良く手にとってその重厚感とフォルムの良さを楽しんでいる。
ちょうどランチタイムだったので、タイミング良くお昼をご一緒することができた。

すぐに上野へ行かなくてはならなかったので、1時前には代官山を後にした。
午後2時から、東京芸大で開かれる講演会「アクリル絵の具で描かれた現代絵画の修復」を聞きにいくためである。
僕はゴールデン社のアクリル絵の具を中心に使っているので、非常に興味を持っていたのだけど、講師のゴールデン社会長のマーク・ゴールデン氏から直接、話を聞くことが出来た。アクリル絵の具は極めて複雑な構成で作られている。その全てを理解することは難しいし、メーカーごとに成分の企業秘密があるのだろう。こういった場で、話を聞けることは貴重である。しかし、残念ながら僕にはアクリル絵の具の基本的な知識が不足している。しかも、帰国後の疲れから半分ぐらい落ちてしまっったのは残念だった。
配布されたレジュメを読んで、勉強しなくては。
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久しぶりの芸大。僕が学生だったときにはなかったアートショップが出来ている。独立行政法人化の影響だろうか。学生や卒業生、先生方の作品も扱っている。
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講演会終了後、マーク・ゴールデン氏を含めた懇親会が開かれた。数名のこじんまりとした集まりで、場所は上野聚楽第。ここに入るのはもう十数年ぶりだろうか。しかも2回目か3回目。上野駅はすっかり様変わりしてしまったが、昔の上野の雰囲気を良く残している一角である。
右下の写真の左側がマーク・ゴールデン氏、右側がアーティストのPhillip M. Garrett氏。ゴールデンの正規代理店であるターナー社の方ともお話し出来て、大変楽しい一時でした。

帰りに上海バールで、四川担々麺を食べて帰宅。山椒がぴりりと効いていて美味い。この後、帰ってから家で仕事。制作の模様は次のエントリーで。
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投稿者 corvo : 2006年10月26日 23:32