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2006年4月13日

Euoplocephalus skeleton & living body 01

今日は、同時並行でエウオプロケファルスも始める。
エウオプロケファルスは鎧竜の仲間で、体中に重厚な装甲に覆われた特異な姿をしている。骨格の状態が分かるように、今回は半分だけ装甲が着いた状態で描く予定。もちろん、生体復元では全ての装甲を描く。
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亀ともまったく違う姿。防御のための装甲だけでなく、尾の先にはこん棒がついていて、肉食恐竜への反撃に使用していたかもしれない。
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非常に横幅の広い体型だが、他の恐竜と同じように、脚は地面に対して垂直に伸びる。

今日はさらにもう一点、平行で進めている。これはある地方博物館の恐竜展のためのポスター制作。
一つ問題があって、竜脚類が登場するのだけど、監修者の意向で首をあげなくてはならない。しかし、描いているとストレスがたまる。竜脚類の首を高く上げる姿勢が、いかに不自然なことかを実感する。
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不本意ではあるけど、このままで進める。見れば見るほど、不自然でおかしな物に見える。
抵抗の意味もこめて、幼体は首を上げない姿勢で復元。これが正しいはずだ。
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ディロフォサウルスも画面上に登場する。全体はまだお見せすることは出来ないので、もうしばらくお待ちください。
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投稿者 corvo : 2006年4月13日 22:14