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2005年6月 5日

saichania process 05

少し進んだ状態。側面の装甲のうねりが美しい。大好きな部分である。
モンゴルの研究者リンチェン・バルスボルド博士は、これらの装甲を葛飾北斎の描く波のようだと表現している。
ここでも光の描写は大切にしたい。そして、それぞれの突起の形態、付着する角度、それらをとりまく空間まで表現したい。鉛筆のタッチがクロスしないように心がける。これは好みの問題でもあるのだけど、できるだけタッチはパラレルに入るように描写する。そのほうがトーンをつぶすことなく、美しい仕上がりにつながる。

RIMG0091.jpg

投稿者 corvo : 2005年6月 5日 21:10