2008年11月20日
Coyote skull 01
最近、入手したばかりのコヨーテの頭骨を、昨日から描き始めた。

ここまでで約3時間ぐらい。

チャコールペンシルでの制作なので、それほど描写が細密だというわけではない。
今日は歯をアクリルで描き込んで完成の予定である。
2008年11月19日
Beaver skull 02
昨日、完成していた「Beaver skull」を急遽、加筆修正した。
このビーバーの頭骨の切歯は固定されておらず、歯槽の中をスライドして伸び縮みするような状態だった。そのため、どの位置が標準なのか分からず一番奥まった位置で描いてしまっていた。しかし、これではまったく歯が噛み合わず、使うことができず意味をなさない。もっと早く気がつくべきだった。

修正して完成した画像。

標本屋のカタログを見ていて気がつくとは、間抜けな話である。
もうひとつ、完成画像を載せていなかった作品。「Alligator snapping turtle skull」。ほとんど完成していたのだけど、少し加筆したものがこれである。

前回の画像に比べて、嘴の描き込みが進んでいる。

嘴のディテール。
銅版画「刷る」03
最後に2回の腐蝕を行い、グランドを剥がして刷りを行った。

合計3回のグランドを引き、8回の腐蝕を繰り返した。これでほぼ完成である。

眼下と鼻腔。より強い陰影をつけた。

歯と同時に下あごを描き込んだ。人間の顎の持つ強いアーチ型が、表現できた。
3回グランドを引き、合計8回の腐蝕により完成した。版のまわりのプレートマークを綺麗に整えて、本刷りは来週の予定である。
銅版画「刻む」03
前回のエントリーの試し刷りを見ながら、さらに描き込むところを判断していく。より立体感をだすために、コントラストを強く出すことにした。

3回目のグランドを引き、ニードルで傷を付けていく。銅の色に輝いているところが、銅板がむき出しになっているところである。ここが腐蝕されて、線描が刻み付けられる。
2008年11月18日
銅版画「刷る」02
関西事務所に戻り、午後から大学で制作。今日も学生にまじって、銅版画の続き。
今日はまず試し刷り。前回からさらに描写して腐蝕をおこなったもの。

かなり描き込んできたが、まだ甘いところがある。

眼窩と鼻腔。

前回まったく描いていなかった歯を描き込んだ。でも、まだこれからというところ。
関西事務所と燃料計の誤差
昨日、午後3時半頃に関東本部を出て、関西事務所に着いたのが今日の午前2時過ぎ。渋滞もなく順調だったのだけど、杉並のガレージサンクに寄ったり、休憩を長めにとったりしながらだったので、時間がかかってしまった。最近はSAでフリースポットが用意されているところがあり、休憩中ネットにつないで時間つぶしをする事が多い。
ガレージサンクに寄ったのは、タイトルの通り燃料計の誤差が気になってきたからである。この半年、頻繁に長距離を走るようになって気がついたのだけど、実際の燃料の消費よりも早く燃料計の針が落ちてしまうのである。以前はそういった症状は出ていなかった。
RSはオンボードで走行距離やガソリンの消費量や燃費などを表示することができる。それらの数字は正確なので、燃料計の針の動きと比較してみると大きな誤差があることが分かってきた。
燃料計の針の動きは、心理的に焦りを生む。やはりガス欠動かなくなってしまう事は避けたいので、ついつい早めの給油をしようとしてしまうのだ。もちろん給油しても不都合はないのだけど、出来る限り高速道路SAの馬鹿高いガソリンは入れたくないのである。
どういった状況下というと、
距離541.8kmに対して燃料消費量が36.2l。燃費を計算すると、14.96km/lという優秀なものである。タンク容量が50lあるので、まだ14lあまり残っている。単純計算でまだ209km走れることになる。ところが燃料計の針はすでに0の位置を指しているのである。
ガレージサンクで調べてもらったところ、燃料タンクでガソリンの量を検知するフロートに問題があることが分かってきた。しかし、この部品を交換するには燃料ポンプと一体のユニットになっているため、結構な出費になってしまう。今のところオンボードの数字を頼りにすれば問題はないので、しばらくこのままで放っておくつもりである。
でも、気分的に落ち着かないのは確かのだけどね。
今日は午後から、銅版画の続きです。
2008年11月17日
生身のヌードモデルを描く事とは
昨晩、つらつらとネットを見ていたら、おもしろい記事に行き当たった。
現役美術モデルHiroさんのblog のエントリー『アニメーターに生身の人間デッサンは必要か』である。
僕が現在教えている大学のクラスには、アニメーターや漫画家志望の学生がたくさんいる。今年から、ヌードモデルのクロッキーやデッサンの授業が大幅に増えたのだけど、学生たちの話しを聞いてみると「描きたかった」という意見がとても多かった。アニメーションや漫画では動きのある人体の描写が不可欠である。特にアニメーションは動画であり、デフォルメされているとはいっても、人体の基本的な構造を知らずして、動かす事は困難なはずだ。
描き込んだデッサンをもとに、タブローを制作するというプロセスはあまり必要ないかもしれないが、クロッキーを数多く描く事で、自然に人体の動きや構造を理解し捉えていくことはとても重要なはずだ。
さらに、Hiroさんのblogを見ていて見つけたリンクがあって、こちらも面白かった。
『三次元ヌードへの拒否反応』、『股間を描け』。
モデルのポーズ中に、気分が悪くなって退出した学生が何人かいたという話しだ。緊張のあまり体調を崩すということはあると思うが、こういった事例があることは初めて聞いた。
本文から一部引用させてもらう。
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「アニメーションコースに来るような学生は、だいたい女の子の絵を厭というほど描いている。実物の女のヌードを目の当たりにする前から、女の子のヌードの絵も描いている。そこで頭の中に、かわいくて理想的な女の子の身体イメージというものが、既に確立されている。
しかし。現実の女性はアニメ絵とは違う。ずっとずっとナマナマしくリアルそのものだ。二次元では余計なものとしてあらかじめ省かれたり簡略化されたりしている細部もある。体を捻った時にできる皺とか脂肪の盛り上がりとか毛とか、その他いろいろ。
頭の中の女の子像とそれらとは、もちろん一致しない。どんなきれいなヌードでも、アニメの女の子のようには脚が長くないし、じっと見ていればさまざまな「ノイズ」が目に入ってくるのは当然だ。そのことに耐えられなくなって、気分が悪くなるのである。」
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幸い、僕の授業でこういったことは起きていないが、今後、全くないともいいきれないだろう。
もうひとつ興味深かったのがこのエントリー『個性は獲得目標ですらない』。非常に良い記事だと思います。
2008年11月15日
銅版画「刷る」01
今週火曜日に、最初の試し刷りをしてみた。

3回の腐蝕を終えた後、グランドを綺麗に落としてインクを詰め、プレス機で刷る。
まだ描き込みが必要。

眼穿。

普段、点描はあまり使わないが、ニードルでリズミカルに描写するのに、とてもあっている描法だと思う。

歯の描写はこれから。ここも描きどころのひとつだ。
プレス機の調整も手探りで、非常勤の先生とTAさんに教えてもらいながら作業している。実に楽しい。
今週末
今週末は関東本部です。
夕方に関西事務所を出て、夜中にこちらへ到着。久しぶりにゆっくり寝ました。
これから行きつけの接骨院で、身体のケアです。背中、腰、右手がかなり酷いことになっています。
2008年11月13日
Beaver skull 01
昨日、一昨日の授業時間を利用して、学生と同じ部屋で制作。モチーフはビーバーの頭骨。

これが昨日までの状態。ビーバーの頭骨は特異な形をしていて、その独特のフォルムをつかむまでにすごく時間がかかった。

まだ完全に捉えきれていない。

今日、完成。アルシュ紙にチャコールペンシル、アクリル、顔料。
ビーバーの頭骨には苦しんだ。こんなに難しいとは思わなかった。

歯のディテール。アクリル絵の具で描写。いいペースで制作できている。

今の研究室の様子。作業机の上は、画材より骨が目立つ。



