STUDIO D'ARTE CORVO

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update 2017.10.17

Royal Tyrrell Museum 探訪 3

初めて訪れたRoyal Tyrrell Museumだが、SVPからの参加ということでバックヤードにも入ることができた。一般客として訪れていたらなかっただろう。参加者をグループ分けした少人数によるツアーだったので、とても快適に見せてもらうことができた。プレパレーションルームはガラス張りで外からも見ることができる。かなり大きな空間で広々とした作業スペースが確保されている。

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机から生えているアームのような機械は集塵機。プレパレーションのときに出る粉塵を吸い取るために使われる。

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プレパレーションルームの中から。復元のヒントになるものや、まだ研究の遡上にも上がっていないであろう化石を、気軽に撮影することができた。撮影できないものは、はっきりと表示があるためわかりやすい(にもかかわらずうっかり撮影しそうになってしまったが)。どこまで見せてよいか判断に迷うものもあるので、ここでは写真は掲載しないことにする。

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ついつい工具棚には惹かれてしまう。整然と整理されていて、とても使いやすそう。広さは正義だ。天井の高さもたっぷりある。

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ふと見かけたタッピングビスの頭に四角い穴が。さすがにこれは日本では見たことがなし。ルノーのオイルドレンプラグが同じ形状だが、もちろん大きさが全然違う。プラスのドライバーよりも確実に力が入り、滑りにくそうだ。一度使ってみたいなあ。今度、アメリカやカナダでホームセンターや工具店に行く機会があったら探してみよう。

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バックヤードツアーを終えて再び展示室内へ。それほど大きな博物館ではないが、見所はたっぷりあって、丁寧に見ているととても1日では足らない。そのなかでも、このグラフィックは美しく情報が整理されていて秀逸な出来栄えだった。Royal Tyrrell Museumにはアートとデザインの部署が設けられているかどうかがわからなかったけど、博物館がデザイナーやイラストレーターと密にやり取りをして作られたものであることは分かる。

周囲の露頭をながめながら屋上で食べたランチも楽しかった。日差しが強く日向はかなり暑かったけど、湿度が低いのでそれほどの不快さはなくリラックスしたひと時だった。

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帰りのバスは疲れてほとんど寝てしまった。日本のバスに比べると剛性感があって、振動があまり気持ち悪くなく感じるのは気のせいだろうか。日本の高速バスに何度か乗ったことがあるけど、広いシートのものでもあまり乗り心地がよいと思ったことがなく、不快な振動がずっと続くような印象がある。気のせいなのか、本当に剛性が違うのか、詳しい人に一度聞いてみたい。

最後に博物館で描いたスケッチをいくつか。

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欧米の博物館でスケッチをしていると、周囲の人たちが関心を持ってみてくれることが多い。声をかけられることもしばしばある。今回、印象的だったのは、小学生ぐらいの男の子から"You are very good!"。
なんであれ、描いている時に声をかけてもらえるのは嬉しいものである。

ということでRoyal Tyrrell Museum 探訪記はこれで終了。

Royal Tyrrell Museum 探訪 2

博物館の展示のメインは、もちろんジオラマではない。この博物館ではジオラマの展示が導入として、とてもうまく使われている。恐竜の復元をはじめとしたジオラマの制作に、どれだけの背景があるのか?研究チームがどのようにその知見を積み上げていった結果なのか?といったことが、この後の展示で存分に語られていくわけである。

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Royal Tyrell Museumのアイコンにもなっている、このゴルゴサウルスの産状化石は関節した状態であることにも驚かされるが、一つ一つの骨格のディテールに見られる精緻な造形には目を見張った。腸骨と一番後ろの肋骨の関節の仕方は、これまでの疑問を氷解させるものでもあった。腸骨の前方にあるくぼみが、このように組み合わされるものだったとは、初めて知ることができた。実に合理的に組み合わさっている。

今回、最大の驚きだったのは、今最も注目を集めているであろう恐竜化石Borealopelta marlmitchelliを見ることができたことだ。しかも、それはレプリカではなく、本物の化石だった。

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整然と並ぶ皮骨板と不規則な鱗の組み合わせが絶妙に体表を覆っている。皮骨板の一部にはケラチンの痕跡が残っているらしい。ガラス越しではあるが、かなり近い位置で観察することができた。申し訳程度に黄色いラインが展示ケースの周囲に貼ってあるのだが、ほとんどの来場者は吸い込まれるようにその線を越えてしまっていた。その気持ちもよくわかる。ただ、その展示に仰々しさはなく、ごく当たり前にひとつの展示物として、部屋の真ん中に横たわっていた。
このタイミングで見ることができたのは幸運だった。

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この化石の尾の部分は発見されていないのだが、シンプルな鉄の造形で補われていた。このシンプルさが化石とはちがった魅力を放っていて、この種の全体像を、生きた姿を想像させることに寄与している。どこまでが発見された化石で、どこからが発見されていないかを、はっきりと分かるように展示することはとても大切である。ともすると、あたかも全てが発見されているように復元しがちだが、あるところとないところが明確になっているから、より興味深く化石を見ることができるのである。特に博物館では重要なところであろう。

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ここは「白亜紀の庭」と名付けられた、白亜紀の時代に生息していた、今も生きた姿を見ることができる植物を観察できるスペースである。当時と同じように蒸し暑い環境が作られていて、ジオラマとはまた違った雰囲気を味わうことができる。

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このあたりから、一眼レフカメラが不調を来し出した。数枚撮影するとシャッターがスタックするという現象だ。自由に撮影できないことに苛立つ。せっかくここまで来ながら、だましだまし使わなければならないのは、ものすごいストレスだった。十分に撮影することができなかったのは、今でも心残りである。

続く

Royal Tyrrell Museum 探訪 1

今年の8月は、2014年以来のSVP Annual meetingに参加してきた。場所はカナダのカルガリー。Annual meetingが始まるのは23日からだったが、22日のRoyal Tyrrell Museumを訪れるツアーに参加するため、21日には現地入りしていた。
22日は朝早くからホテルの近くから観光バスで、Royal Tyrrell Museumのあるドラムへラーへ移動。およそ片道2時間足らずの旅程である。ほぼフリーウェイで渋滞もなく、快適に移動することができた。ドラムへラーに行くなんてとても大変なことだと思っていたが、車があればカルガリーからそれほど遠くないことがわかった。道もとてもわかりやすい。東京から近県の博物館へ行く方が、はるかに遠く行程も困難だろう。

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天気は快晴。広大な土地と広い空がずっと続く。

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ドラムへラーは思っていた以上に街だった。

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随所に恐竜をモチーフにした何かが置かれていた。

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Royal Terrell Museumが近づき、坂を下って谷へと降りていくと、見事な露頭がそこかしこに見えてくる。まだ、たくさんの化石たちが眠っているのだろう。

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到着。写真でしか見たことがなかった博物館の外観が目の前に。

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東からの光を浴びるゴルゴサウルスの復元模型。日差しが強く気温がぐんぐんと上がってきている。

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館内では最初にスライドを使った、博物館の概要をスタッフから説明してもらう。

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エントランスを通って最初の展示室にあるのが、このジオラマたち。実物大に復元された白亜紀の生物たちが、生き生きとその当時の情景の中で蠢いている。ここには動くロボット恐竜はいないが、それぞれにストーリーを感じさせるダイナミックな動きには臨場感があり、来場者たちを一気に白亜紀の世界へ連れ去っていくようだった。日本の博物館に設置されたロボット恐竜の大半は、ありえないほど大股を開いて、上半身を激しく動かし吠えて威嚇するばかりで、リアリティのある世界を見せてくれない。いまだ見世物小屋の意識から抜けることができていないのだろうか。

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今にも動き出しそうな姿勢のゴルゴサウルス。地形や植物まで丁寧に作られている。

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細部まで一切手を抜くことなく、当時の植生が再現されている。

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ほぼ現生種とかわらない姿のスッポン。水底の落ち葉や枯れ枝がとてもリアルだ。

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地面を踏みしめた時にできる土のめくれまで表現されていて、恐竜の足には傷跡まで残っている。かつて彼らが生きていたことを実感することができる、見事なジオラマの展示室だった。

続く

『ウミガメ骨群集』の復元3

1ヶ月以上、間が空いてしまったが、『ウミガメ骨群集』の続きである。
前回のスケッチに対してのコメントは次のようなものだった。

「早速の修正ありがとうごさいます!
非常に良くなりました!!骨内有機物の残存の程度やウミガメの白骨化の程度と骨の継ぎ目におけるバクテリアマットの具合など,私が思っている通りに(いや,それ以上に)再現されています.
拡大図と全景図の違いや骨内有機物の残存の程度は色合いでの表現になるとのこと了解です.それで問題ないです.

一点だけ,今になって少し気になってきたのが拡大骨の表面右にいる巻貝の角度が少し不自然に見えることです.巻貝をもう少し寝かせて,かつ軟体物の向きはほぼ正面だと思うので,それに合わせて貝も正面になると良いです.もし,貝殻の下側からのアングルの写真が必要であれば至急探します.

それ以外は申し分ありません.よろしくお願いいたします.」

全体の中でのハイカブリナは小さなパートな
ので、拡大してラフスケッチを描いてみた。ほんの数ミリしかない貝殻だが、そのフォルムは精緻で複雑な構造をしている。

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このスケッチについても、即座に修正の指示が入る。

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いつもながら指示が具体的でわかりやすい。常に図示があるのもとても助かる。文章だけだと、どうしてもイメージの持ち方に齟齬が生じて、二度手間三度手間になることが多々ある。

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修正してオーケーのでたハイカブリナ。規則的なパターンで形成されるフォルムの描写は難しい。どちらというと苦手分野である。ハイカブリナのスケッチが出来上がったところで、全体のスケッチを一からやり直す。

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ハイカブリナの修正に加えてホネクイハナムシの数も増やしている。メソダーモケリスの頭骨もより詳細な描写を心がけた。手前に大きく拡大した世界を描き、中景、遠景と奥行きのある空間を目指している。モノクロスケッチではその表現に限界があるが、カラーになったときは、より重層化された世界を展開できるはずだ。

「いいですね!素晴らしいです!!骨の上を這う巻貝や巻貝の上に生えたバクテリアなどが特に良いです.
構図としても拡大した骨と中景のウミガメとが非常に表したいものが1つにまとまっていて非常に良いです.

それで,2点だけ,欲をかかせていただいて,少し修正していただけるとなお良いです.
1.拡大した骨の上面の部分をもう少しだけ虫食いにしていただけると完璧です.骨の浸食度合いの資料を添付しました.幾度もの修正すみません.

2.まん中の二枚貝(ハナシガイ)の左から海底に向かう穴ですが,その穴の中につぶつぶを描いていただいていますが,このつぶつぶを消していただけますか?このようなつぶつぶがある復元画がこれまでにも教科書とかに出ているのですが,どうもこの穴にこういうつぶつぶは詰まっていないようなのです.
先日米国で開催された化学合成シンポジウムで,ハナシガイ類の巣穴を研究している方がいらっしゃったのですが,このようなつぶつぶはないとのことでした.ということで,いまさらですが,この海底に伸びる穴についても,貝の下方向にのびる巣穴のように空洞にしていただけますか?

この2点以外は申し分ありません.」

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ようやくラフスケッチの最終版が完成した。これをトレースして、カラーでの仕上げに進めていく。復元画では科学的な正確さとともに、構図も重要なポイントであると考えている。美しく、かっこよい方がいいのが当然である。そこにあからさまな嘘があってはいけないが、イラストレーションとしてのわかりやすさを優先することもある。特に生物の生息密度の表現は事実から離れてしまうことが多い。
ここまでで全体のプロセスの半分ほどが終わったことになるが、実際の作業量がこれからが最も多い。ただ、このラフスケッチのやり取りがとても大切なのである。この積み上げがなければカラーの制作を始めることすらできない。

続く

『ウミガメ骨群集』の復元2

前回からの続き。ロバートさんから次のようなコメントと、修正指示を書いた画像が送られてきた。概ね、好評ではあるが、修正箇所は多い。

「さて,第2弾ラフスケッチありがとうございます.
おどろおどろしい感じが出て非常に良い雰囲気です!図にコメントを入れたものを添付しました.
大きなところとしては拡大図と全景図の区切りがわかりにくい気がしてきました.はじめてこの復元画を見た人でも,全景と骨の拡大図という2つの図が組み合わさっていることがもう少しわかりやすい方が良いと思いますが,いかがでしょうか?

もう一つ,骨の中の脂質(骨内有機物)をどう描くかをこの段階でつめておいた方が良いと思います.図内のコメントをご参考におねがいします.

> ウミガメの損傷はどれぐらいにしましょう?頭部はほぼ白骨化しているけど、体にはまだすこし表皮がなくなっているようなイメージです。

図へのコメントにも入れましたが全部白骨化していただいた方が良いと思いました.ホネクイハナムシやハイカブリニナ科の巻貝がすでにある程度成長している段階の図なので,数ヶ月は経過していて,その場合は骨は白骨化している状態にしていただいた方が良いです.

それにしても第2弾ラフでここまで雰囲気が出せるものだと改めて感心しました.」

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ラフスケッチの場合、あえて描かなかったり、省略している部分があるのだが、そういったことは研究者には通用しない。常にすべてを説明できるようにしておく必要がある。ただ、そういった余地を残すことで、より修正に気付きやすくなる側面もあるように思う。この場合だと、手前の骨の断面に見える有機物と、それが失われた部分の差が明確に描写されていなかった。僕も意識できていたわけではないが、あえて省略していた部分もある。なるほど、ホネクイハナムシの根との関係を明確に表現するには、もっと明快に描きわける必要があったことに気づかされた。
手前の骨はかなり近い位置にあり、拡大された世界である。中景から背景にかけては、そうとうに遠いところにあるものたちだ。モノクロでも、その大きな差異を表現できていないのは僕の問題だ。
海底に接した部分の緻密骨が分解されないことは、全然知らなかった。なんとなく海底に溶け込んでいくようなイメージを持ってしまっていた。こういったことも、指摘されないと気づかないところである。
これらの情報を統合して、修正したのが次の画像である。

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ホネクイハナムシをもう1匹増やし、海底と接する部分の緻密骨をしっかりと描き、骨の内部の有機物の詰まっているところ、そうでないところを明確に描き分けた。
ウミガメは白骨化が進んでいるが、もう少しばらばらにしたほうがいいだろう、という指摘をすでに受けている。
次の段階では、巻貝、二枚貝のスケッチを、それぞれ別々に拡大して描く。各部分のディテールを明確にしておけば、全体を描くときの助けにもなる。

このスケッチにも、迅速にロバートさんからコメントが届いた。

早速の修正ありがとうごさいます!
非常に良くなりました!!骨内有機物の残存の程度やウミガメの白骨化の程度と骨の継ぎ目におけるバクテリアマットの具合など,私が思っている通りに(いや,それ以上に)再現されています.
拡大図と全景図の違いや骨内有機物の残存の程度は色合いでの表現になるとのこと了解です.それで問題ないです.

一点だけ,今になって少し気になってきたのが拡大骨の表面右にいる巻貝の角度が少し不自然に見えることです.巻貝をもう少し寝かせて,かつ軟体物の向きはほぼ正面だと思うので,それに合わせて貝も正面になると良いです.もし,貝殻の下側からのアングルの写真が必要であれば至急探します.

それ以外は申し分ありません.」


続く

フェバリットコレクションの商品開発

9月3日から6日まで中国にいっていた。フェバリットコレクションで開発中の、スケルトンモデルの造形監修をするためである。
今回のモデルはプテラノドン。約1/20の縮尺なのだが、それぞれの骨格は極めて細い。中国人造型士の器用さなくしては実現できない。僕は修正するたびに、どこかを壊してしまった。

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直接、手で触るともろく変形するので、ツールを使って支えながら繊細に修正を加えていく。

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出来上がったパーツを組み上げたところ。翼開長は約45cmほど。とにかく細い。
まだ解決しなくてはいけないことが多く、商品化に時期はまだ決まっていないのだが、近々にその辺りの情報も教らせできると思います。

約1年ぶりの中国だったが、町には電動のスクーターが数多く走っていた。

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おそらくダウンチューブの部分にバッテリーが積まれているのだろう。電動アシストではなく、モーターで走る原動機付き自転車のよう。免許が必要かどうかなのかも定かではない。誰もヘルメットをかぶらずに公道を走っている。いまだに中国の交通の流れは読めない。ギリギリまで何をしようとしてくるか分からないし、幹線道路の中央分離帯付近に歩行者がいたりするし、スクーターも平気で逆走してくる。
結果として交通の流れは遅い。誰も信頼できないから、怖くて飛ばすこともできないだろう。ただ、クラクションはそこかしこで鳴っている。

今回はスムーズに監修が進んだので、3日目から香港に移動。

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ホテルの窓から。ガラスが奇麗なことに、中国本土との違いがよく分かる。香港はこのままの香港であってほしい。


たんば恐竜化石マップ

丹波竜(タンバティタニス)が発見された篠山層群を俯瞰出来る、美しく見やすいマップ。これまで発見された化石が、どこから見つかったか、どの部分が発見されているか、それぞれの復元画を添えて丁寧に解説してあり、恐竜の系統樹まで掲載されている。現場周辺の地図も掲載されていて、観光マップとしても使えるものになっている。自分のやってきた仕事をこのように使ってもらえるのは嬉しい
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表紙。
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観光マップ。
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篠山層群の分布図、発見された化石と復元画、恐竜の系統樹、篠山層群の解説と、大きな紙面でないにも関わらず内容は盛りだくさん。

発行:たんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会
協力:兵庫県立人と自然の博物館
〒669-3309 兵庫県丹波市柏原町柏原5600 (公財)兵庫県丹波の森協会内
TEL & FAX  0795-73-0933 発行日:平成27年3月
恐竜.info 「兵庫丹波から最新の恐竜・化石情報をお届け」
丹波竜.com
丹波竜の里かみくげ
人と自然の博物館

丹波竜の里公園

もう日曜日のことになるが、丹波竜の里公園がオープンするということで、その式典に参加してきた。生憎の天候だったが、実物大に再現された丹波竜(タンバティタニス)を、丹波の山々を背景に仰ぎ見ることが出来た。全長15mとそれほど大型の竜脚類ではないが、実際に立っている姿を見ると、彼らが闊歩していた1億1千万年前の丹波は勇壮で迫力ある世界だっただろう。胴体の大きさはアジアゾウ程度だが、長い首と尾があることで全く違った印象を受ける。
この実物大模型は、僕が描いた復元画と徳川広和氏が制作した復元模型を元に製作されている。人と自然史博物館三枝春生研究員監修により、現時点でもっとも正確であると言えるタンバティタニスの姿だ。
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タンバティタニス全身復元骨格図
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タンバティタニス生体復元図
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色も復元図に則っている。実物大模型の製作はココロ