STUDIO D'ARTE CORVO

STUDIO D'ARTE CORVO は小田隆の公式ウェブサイトです。
update 2017.09.20

小田隆とHiroの美術解剖学講座・2017年6月24、25日開講報告

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今週末の土日に開講した『小田隆とHiroの美術解剖学講座』の開講報告を。
今回の会場は大阪恵美須町にある、ギャラリーカフェキリンのギャラリースペースをお借りしての開催だった。
始まる直前まで集客には苦労して、定員満員御礼とはいかなかったが、前回同様、熱心な参加者が集まり充実した講座となった。
前回は「体幹」と「上肢」だったが、今回は「上肢」の続きと「下肢」をとりあげて、連続で受けた受講者は全身を網羅できる内容となっている。リピーターの参加者が10名にも満たなかったのは残念だが、初めての人たちに新たにこの講座を知ってもらうことができたのはよかった。

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モデルはHiroさんとまなみさん。この講座では男女のモデルを同時に観察することで、性差についても解説し、参加者もその違いを理解することができる。

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2日にわたる講座だが、どちらも午前中は座学を行う。座学といっても一方的にスライドなどを見せることはなく、オリジナルの骨格図とトレーシングペーパーを使って、深層から表層までの筋肉を段階的にスケッチしていく。これは成安造形大学で実際に使っている教材と手法である。

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スライドと参考書だけではわかりづらい部分を、補足的にその場でライブドローイングしていく。また生きた教材であるHiroさんがいることで、すぐにその場で実際の筋肉や骨格を確認することができる。

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上質紙にマーカー。前腕は特に複雑な部分が多いため、上下に分けて描いている。少し斜めの角度から描くことで、前鋸筋の回り込みや、広背筋との関係を解説しようとしている。

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前から見た体幹と上肢。

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下肢の前後。

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質問に答える形で、足の美術解剖学的特徴を解説しているところ。
 
午後からはモデルの体を使った解説とクロッキーが中心となる。Hiroさんが自身の肉体を使った筋肉の詳細な解説は、唯一無二の精緻さとわかりやすさである。
また、積極的に参加者にはモデルの体を触ってもらい、見るだけでなく筋肉の触覚的な特徴も実感し、より深く理解することができる。

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参加者と一緒に描いたクロッキー。10分。

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男女の下肢の特徴を描き分けたクロッキー。10分ずつ。

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これはデモンストレーションをして描いたもので、どうしてこの線を引いたのか、どこを描こうとしているのか、どこにその骨格や筋肉があるのか、といったことを解説しながらデモンストレーションしたもの。15分。でもあまりよいできではないなあ。

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参加者の質問に答えるためにスケッチした1枚。真横からみた人物の肩をどう描くか?という内容である。

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急遽、作品を展示をすることになって、旧作ばかりだけど7月2日まで展示しています。
お近くの方、時間のある方、ギャラリーカフェキリンでご覧いただけると幸いです。ほんの少しですがTシャツの販売もしています。

参加者の皆さま、長時間にわたる講座、お疲れ様でした。モデルのHiroさんにはいつも頭がさがります。まなみさんもおつきあいいただきありがとうございました。
次回の開催は未定ですが、より充実した内容を提供できるよう、工夫していきたいと考えています。

小田隆とHiroの美術解剖学講座・2017年6月24、25日開講

今年の4月から、本格的に外部向けの美術解剖学講座を、美術解剖学モデルHiro氏とともに開講することになりました。大学で行っている講義がベースになっていますが、よりプロ向けで実践的な内容と密度ある講座を目指します。
ぜひ、多くの方に受講いただければと思います。(定員20名)
初回では体幹と上肢の一部、2回目で上肢の残りの部分と下肢を扱います。合計4日間で全身の美術解剖学の講義を行います。


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チラシのテキスト内容
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小田隆とHiroの美術解剖学講座

2017年6月24日(土)、25日(日)
『上肢2・下肢』
10:00〜11:50 座学
13:00〜17:00 実技

住所:〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東2-3-17 Tel:06-6632-1155
定員:20名
受講料:20,000円(税込、2日間通しての料金です)

美術解剖学というと、とっつきにくい、難しいと思われる方が多いかもしれません。実際に骨や筋肉の名称は難解で
覚えにくく、市販の書籍を読むだけでは判りにくい部分も多く、その知識を活用し制作に至るまで進める人は少ない
と思います。特に最近は、ゲーム業界、アニメーション業界からも、美術解剖学の知識が、強く望まれています。
そこで、成安造形大学で美術解剖学の授業を持ち、自身も画家・イラストレーターである小田隆と、世界でも唯一と
言える美術解剖学モデルHiroによる、一般向けの美術解剖学講座を開講します。
対象はすでにプロとして活動している方、美術系の学生などです。大学で使用している教材を使った座学を導入部と
して、実際のモデルを描く、観察する、時に触覚で確かめる、といった経験を通して美術解剖学を実践できる知識と
して身につけてもらうことが目的です。
座学と実技の融合した、他では受講することのできない、美術解剖学講座です。

1日目スケジュール
10:00〜11:50 座学『上肢2』 
昼休み
13:00〜14:10 観察 クロッキーの枚数を重ねることで、体表に現れるレリーフを意識してとらえていきます。(モデルHiro)
14:20〜15:30 体幹の筋肉の動きをHiroが自身の体を使って解説し、小田が補足的な説明を加えていきます。
         重要なポイントはその都度スケッチする時間を設けます。
15:40〜16:50 美術解剖学を意識したクロッキーを小田がデモンストレーションで、解説を加えながら描きます。
         その後、これまでの経験を駆使して、比較的長めのクロッキー(20分ポーズ)を描きます。(モデルHiro)

2日目スケジュール
10:00~11:50 座学『下肢』
昼休み
13:00~14:10 観察 クロッキーの枚数を重ねることで、体表に現れるレリーフを意識してとらえていきます。(モデルHiro)
14:20~15:30 体幹の筋肉の動きをHiroが自身の体を使って解説し、小田が補足的な説明を加えていきます。
           特に背中側は重点的に小田が解説をします。重要なポイントはその都度スケッチする時間を設けます。
15:40~16:50 美術解剖学を意識したクロッキーを小田がデモンストレーションで、解説を加えながら描きます。
           その後、これまでの経験を駆使して、比較的長めのクロッキー(20分ポーズ)を描きます。(モデルHiro)

美術解剖学モデルHiro

人体描画表現に特化した画塾であるアトリエROJUE(京都)総合プロデューサー。
美術解剖学会(東京藝術大学内)会員。
写真集「Jamale」を欧州にて2008年に発表、日本では東京都写真美術館(東京・恵比寿)に所蔵。
成安造形大学をはじめ各美術大学や美術系高校、専門学校、ゲームコンテンツ、アニメなどの企業など
での美術解剖学セミナーやデモ。講演など多数。 随想「美術解剖学への旅」国会図書館に所蔵。
フリンジフェスティバル(オーストラリア・メルボルン)にて写真作品出典。

小田 隆

1969年、三重県に生まれる。1995年、東京芸術大学美術研究科修士課程修了。
博物館のグラフィック展示、図鑑の復元画、絵本など多数制作。幅広い古生物学者たちとの
交流の中で、科学的資料に支えられるとともに、オリジナリティに富んだ作品群を生みだし
つづけている。大学では美術解剖学を応用した人体の描写を研究、授業を担当。
画家、イラストレーター、成安造形大学イラストレーションクラス特任准教授

申込み・問い合わせ:kaito3021アットマークgmail.comまで氏名と連絡先(メールアドレスを明記)を送ってください。
*アットマークを@に変えてメールしてください。
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チラシのダウンロードはこちらから、チラシ2017060801.pdf

下肢の美術解剖学教材スライド

普段、大学の授業で使っている下肢の美術解剖学教材スライドをアップしました。まだ改良の余地はありますが、活用いただければと思います。
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美術解剖学のこと

美術解剖学という言葉はそれほど一般的なものではない。いつも内容を説明することが難しい。
古くはレオナルド・ダ・ヴィンチが残した画稿に代表されるように、多くの画家、彫刻家が研究を重ね、その制作に活用してきた。美術解剖学の研究室を持つ大学は少ないが(僕の勤務する成安造形大学には美術解剖学研究室はない)、多くの美術大学では授業として設定されている。美術解剖学は作品表現に直結するような部分は少ないが、美術の領域では基礎研究と言える分野であろう。
生きている我々の姿や動物の内部構造を理解し知識を得ることで、絵画や彫刻なので制作に活かすことができる。医療系の解剖学との違いは、骨学と筋学に特化しているところである。基本的に形として見ることができる部分に焦点を当てているといってよいだろう。骨格や筋肉の部位の名称を覚えるのは、耳慣れない言葉も多く、なかなかに困難である。ただ名称を覚えるよりも、それぞれの形、機能を、特に筋肉の場合、起始と停止の位置を記憶していくことが重要である。
さらに、ただ立って静止している形だけでなく、関節の動きも知る必要がある。関節の動きと仕組みに加えて、それらを動かすために使われる筋肉の起始と停止が理解できれば、様々なポーズにともなう筋肉のレリーフの変化も予測がつくようになる。この全てを理解するには半年ほどのカリキュラムでは全く追いつくことはなく、僕自身も日々、勉強しながらというのが現状である。

人や動物の身体は極めて精緻で複雑な構造をしている。数多く出版されている美術解剖学の教科書や参考書だけで、全てを理解することは困難だし、生きたモデルと向き合い、時に自分の身体で確認しながら、動物の解剖などを通して、その知見を深めていく。実に地味な作業と勉強の積み重ねだ。

昨今、マンガ、アニメ、イラストレーション、ゲーム業界などからも、美術解剖学が注目を集めている。2月に講演したゲームクリエイターズカンファレンスでは、懇親会でたくさんの参加者から声をかけられた。すでにプロとして活躍しているゲームクリエイター、ゲーム会社に勤務するキャラクターデザイナーからも、美術解剖学を勉強できる場の需要が増している。
僕が大学生の頃は、おそらくそういった流れはなかったし、美術解剖学がそれほど注目されることもなかった。500年にわたる歴史があるとはいえ、マイナーな研究分野と言えるだろう。細々とではあるが、これまで続いてきたことに価値がある。

3DCG全盛の今、デジタルで作業することは必須となっており、大学でも学ぶことができるところも多いし、業界からも求められるスキルだろう。ただ、今のソフトが今後も使われるとは限らないし、ヴァージョンは間違いなく更新される。一方、美術解剖学は普遍的に必要とされる可能性が高い。
愚直にアカデミックに、これからも美術解剖学を研究し、教えていくことができればと考えている。ひょっとしたらそれは大学という場でなくてもよいのかもしれないが。




小田隆とHiroの美術解剖学講座・2017年4月8、9日開講

今年の4月から、本格的に外部向けの美術解剖学講座を、美術解剖学モデルHiro氏とともに開講することになりました。大学で行っている講義がベースになっていますが、よりプロ向けで実践的な内容と密度ある講座を目指します。
ぜひ、多くの方に受講いただければと思います。(定員20名)
初回では体幹と上肢の一部、2回目で上肢の残りの部分と下肢を扱います。合計4日間で全身の美術解剖学の講義を行います。

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チラシのテキスト内容
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小田隆とHiroの美術解剖学講座

2017年4月8日(土)、9日(日)
『体幹・上肢1』
10:00〜11:50 座学
13:00〜17:00 実技

会場:大阪市立 総合生涯学習センター
住所:大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階
定員:20名
受講料:20,000円(税込、2日間通しての料金です)

美術解剖学というと、とっつきにくい、難しいと思われる方が多いかもしれません。実際に骨や筋肉の名称は難解で覚えにくく、市販の書籍を読むだけでは判りにくい部分も多く、その知識を活用し制作に至るまで進める人は少ないと思います。
特に最近は、ゲーム業界、アニメーション業界からも、美術解剖学の知識が、強く望まれています。
そこで、成安造形大学で美術解剖学の授業を持ち、自身も画家・イラストレーターである小田隆と、世界でも唯一と言える美術解剖学モデルHiroによる、一般向けの美術解剖学講座を開講します。
対象はすでにプロとして活動している方、美術系の学生などです。大学で使用している教材を使った座学を導入部として、実際のモデルを描く、観察する、時に触覚で確かめる、といった経験を通して美術解剖学を実践できる知識として身につけてもらうことが目的です。
座学と実技の融合した、他では受講することのできない、美術解剖学講座です。

2017年4月8日(土)、9日(日)
『体幹・上肢1』
8日スケジュール
10:00〜11:50  座学『体幹と骨格』 
昼休み
13:00〜14:10 観察 クロッキーの枚数を重ねることで、体表に現れるレリーフを意識してとらえていきます。(モデルHiro)
14:20〜15:30 体幹の筋肉の動きをHiroが自身の体を使って解説し、小田が補足的な説明を加えていきます。重要なポイントはその都度スケッチする時間を設けます。
15:40〜16:50 美術解剖学を意識したクロッキーを小田がデモンストレーションで、解説を加えながら描きます。その後、これまでの経験を駆使して、比較的長めのクロッキー(20分ポーズ)を描きます。(モデルHiro)

9日スケジュール
10:00~11:50  座学『上肢1』(上肢は複雑なため2回に分ける予定です)
昼休み
13:00~14:10 観察 クロッキーの枚数を重ねることで、体表に現れるレリーフを意識してとらえていきます。(モデルHiro)
14:20~15:30 体幹の筋肉の動きをHiroが自身の体を使って解説し、小田が補足的な説明を加えていきます。特に背中側は重点的に小田が解説をします。重要なポイントはその都度スケッチする時間を設けます。
15:40~16:50 美術解剖学を意識したクロッキーを小田がデモンストレーションで、解説を加えながら描きます。その後、これまでの経験を駆使して、比較的長めのクロッキー(20分ポーズ)を描きます。(モデルHiro)

会場:大阪市立・総合生涯学習センター
住所:大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階

美術解剖学モデルHiro

人体描画表現に特化した画塾であるアトリエROJUE(京都)総合プロデューサー。
美術解剖学会(東京藝術大学内)会員。
写真集「Jamale」を欧州にて2008年に発表、日本では東京都写真美術館(東京・恵比寿)に所蔵。
成安造形大学をはじめ各美術大学や美術系高校、専門学校、ゲームコンテンツ、アニメなどの企業など
での美術解剖学セミナーやデモ。講演など多数。 随想「美術解剖学への旅」国会図書館に所蔵。
フリンジフェスティバル(オーストラリア・メルボルン)にて写真作品出典。

小田 隆

1969年、三重県に生まれる。
1995年、東京芸術大学美術研究科修士課程修了。
博物館のグラフィック展示、図鑑の復元画、絵本など多数制作。幅広い古生物学者たちとの
交流の中で、科学的資料に支えられるとともに、オリジナリティに富んだ作品群を生みだし
つづけている。大学では美術解剖学を応用した人体の描写を研究、授業を担当。
画家、イラストレーター、成安造形大学イラストレーションクラス特任准教授

申込み・問い合わせ:kaito3021アットマークgmail.comまで氏名と連絡先(メールアドレスを明記)を送ってください。*アットマークを@に変えてメールをお願いします。
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チラシのダウンロードをしたい方は、こちらをどうぞ。チラシ2017032301.pdf



東京コミコン

アメリカにコミコンというイベントがある、ということはなんとなく聞いて知っていたのだが、特に興味を持つわけでもなかったのに、なんの因果か東京コミコンというイベントに出展することになったのが先週末である。
もちろん嫌々出していたわけではなく、出展を促してくれた方々に感謝しつつも、なんで僕はここにいるのだろうなと思いながらのイベント期間中であったが、結果的にはとても面白く、普段であれば決してない出会いもあり、忙しいながらも楽しい2日半だった。
今回の出展のテーマは美術解剖学と古生物の復元画。アメコミに登場するキャラクターたちは、美術解剖学的にも洗練されたものが多い。アメリカのコミックアーティストたちは、かなり正確なデッサンで力強いキャラクターを描く。恐竜の復元画は、僕がその場で描ける数少ないイラストのジャンルである。
ライブドローイングの準備もしていった。一つはダビデ像の美術解剖学図とヴェロキラプトルの原寸大スケッチという二本立て。

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これは今、準備している美術解剖学の本の内容の一つを大きく描いたもの。画材は約100号のキャンバスにいつものプロッキー。
ライブドローイングを続けていると、ずっとお客さんに背中を見せることになるので、テーブルで小さなイラストを制作して販売しようということに。今回、初めて知ったことの一つが「コミッション(有料スケッチ)」。海外のアーティストはいくらか以上の買い物をしてもらった時に、リクエストに応じてイラストを描く、というのをやっていて人気ブースはオープンからクローズまで列が途切れないような状況だった。
そこで、リクエストに応じて恐竜の頭部から首を、A5サイズの紙につけペンとインクで描くことにしてみた。価格は3000円。約20分ほどで完成できる。常に列ができるというほどではなかったけど、これを始めてからはほとんどライブドローイングを進めることができなくなってしまった。

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オヴィラプトル。

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スミロドン。

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ティラノサウルス。

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トリケラトプス。
つけペンとインクは少し効率が悪かったかもしれない。顔料系のサインペンや筆ペンを使って、もっと動きのあるダイナミックな構図で描くことも、これからは考えてみよう。

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iPadで頭骨の画像を見ながら簡単に鉛筆であたりをとって、ペン入れをしていく。

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ほとんど進められなかったヴェロキラプトルのライブドローイングとスミロドンスカルの原画。

今回、接客と売り子を友人のMくんにお願いして、英語の対応も全て頼むことができた。これにはかなり助けられた。
ある時、二人連れの黒人女性がブースにやってきて、一人が興奮気味に感動している様子だったのだが、Mくんによると僕のスキルにいたく感激していたらしい。「あなたにはギフトがある」というコメントまで残し去っていった。有名無名に関係なく良いものは良いと、ストレートに表現出来る人たちが多くなると、僕たちのような人間は勇気付けられる。こんなところにも彼我の大きな違いを感じたイベントでもあった。

美術解剖学の授業で使っているスライド1

現在、成安造形大学の授業で使用している、スライドをアップロードしてみた。PDFファイルなので、どのパソコンでも見てもらうことができると思う。今後も改良の余地があるが、簡単に勉強できる教材として活用いただければと思う。今回は体幹上肢編。
taikan_joushi02R.pdf

骨のあるアート展Ⅱ

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お知らせがギリギリになってしまったが、明日2月24日(水)〜3月1日(火)まで開催されるグループ展に参加することになった。
『骨のあるアート』展Ⅱ
会期:2016年2月24日(水)〜3月1日(火)
営業時間:10時30分〜20時(最終日は18時まで)
会場:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー
160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1 電話03-3352-1111大代表

今回、準備した新作は4点。相変わらず、かなりギリギリの納品となった。

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『The unknown skull 16-1』アルシュ紙にチャコールペンシル、アクリル

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六甲昆虫館の標本箱に額装した。扉を開け閉めすることができる。

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久しぶりに制作した銀筆の作品。『Cat skull 16-01』銀筆用紙に銀筆、アクリル、胡粉

こちらはデッサン作品。

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『Cat skull 16-02』紙に鉛筆。

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『Cat skull 16-03』紙に鉛筆。

他にも旧作である『Hippopotamus skull』や『Cat skull』を展示販売します。
多くの皆様にご来場いただけると幸いです。


I wish you a Happy New Year.

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皆様、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年は活発に活動もしていたのですが、このBlogとうまく連携をとることができていませんでした。今年はもっと時間を有効に使ってBlogを書いていきたいと思います。

昨年は私事ですが、病気ばかりの1年でした。
1月1日から風邪をひき、中旬には記憶にある限り初めてインフルエンザに罹患。
4月の健康診断で胸部X線撮影の結果、肺に丸い影があり要精密検査となる。
5月はCT撮影の結果、左の11、12番目の肋骨に腫瘍があることがわかる。悪性の疑いも。
針を刺して生検をしても悪性、良性の判断に至らず。PET検査、脳のMRIを初めて経験。
6月に検査を兼ねて手術をして腫瘍をとることに。
7月、血管腫と呼ばれる良性の腫瘍であったことがはっきりしてほっとする。
手術後、痛み止めを含んだ薬を、毎日大量に飲む。左側に腹水がたまり気持ちの悪い日々。いまでもまだすこし腹水が残っていて、右と左で腹部の形が違う。
10月、椎間板ヘルニアを原因とする座骨神経痛に。1ヶ月以上にわたって杖の必要な生活になる。神経根ブロック麻酔による緩和治療を合計5回ほど受ける。12月現在通院中。
といった感じの1年だったので2016年は健康に過ごしたいものです。

皆様もくれぐれもご自愛ください。楽しく充実した1年にしたいと思います。


2016年1月1日  小田 隆
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年賀状用の原画。イラストレーションボードに丸ペン、インク。B5サイズ。

デザインフェスタvol.42 巨大ライブペイント 1日目

先週末、デザインフェスタvol.42に参加し巨大ライブペイント(以下、ライブドローイング)を描き上げてきた。全画面、完成とは至らなかったのだけど、見に来たひとたちにはそれなりに満足してもらえるところまでは進められたと思う。

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朝の7時に開場入りし、設営の準備。壁は既に立てられていて、照明も設置されている。両側の袖に壁が立っていたのは嬉しい誤算だった。壁画を描くための最も重要な準備は、方眼に水糸を引くことである。50cmずつの点を計測し、そこに木ねじをもんでいく。荷物の関係で電動ドリルドライバーをもっていけなかったので、すべてドライバーで手回ししていった。この作業が一番手に負担がかかったかもしれないが、友人に手伝ってもらうことができたので、かなり楽ができた。

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描き始め30分ぐらい。描き始めたのは10時30分ごろだった。もう少し早く始めようと思っていたのだが、販売物の設置やブースを整えるのにも時間がかかり、最初から見てもらったほうがいいだろうということで、開場時間に近いタイミングでスタートしたのだった。

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手にはBHIティラノサウルスの頭骨1/6縮尺模型と、升目の入ったコピーを持ちながら描いていく。50cm角にひかれた水糸がなければ、この大きさの形をとることはできない。時々、自分の感覚に従おうとすると、あきらかに間違えることが多々あった。水糸が画面から少し浮いているのも重要なポイントで、紙にぴったりくっついていては描きにくくてしかたなかっただろう。

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このコピーが手もとになければ、羅針盤を失ってさまよう船のようになってしまう。

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手もとで見えている範囲は極めて狭いので、引きで見たときにどう見えるかを想像しながら進めていく。腰と足を痛めていたので、頻繁に脚立を上り下りするわけにもいかず、かなりの時間ぶっ通しで画面に張り付いていた。

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1日目、ここまでで終了。予想よりも遅い進捗具合。

1日目の様子をiPhoneのタイムラプスで撮影したもの。

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2日目に続く。


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