STUDIO D'ARTE CORVO

STUDIO D'ARTE CORVO は小田隆の公式ウェブサイトです。
update 2020.05.10

小田 隆 展 〜生命の痕跡2〜

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本日から『小田 隆 展 〜生命の痕跡2〜』が大阪市北区中崎町のイロリムラで始まります。
昨年に続き2回目の開催。実は前年も今年も、急にキャンセルになった展覧会のための代打で、満足な準備期間もないままの開催となってしまった。しかし、すくなくとも1点は新作を準備したいと思い、ライオンの原寸大油彩を制作し、なんとか会期に間に合わせることができた。

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原寸大で描いた油彩は、できるだけ低い位置に展示し、その大きさを実感してもらえればと思う。

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奥の壁に貼った無地のキャンバスは、15日(日)に行うライブドローイングのためのもの。スミロドンの全身を線画で描く予定である。カットが下手で、キャンバスの上辺が傾いているのはご愛嬌。

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いくつか小品も展示。14、15日に限りグッズの販売も行う予定で考えている。

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左側はトラの頭骨をモチーフにした作品。右側は久しぶりに『アケボノゾウの群れ』を引っ張り出してきた。ライオンの油彩と画材の違いを比較していただければと思う。

15日にはライブドローイングと同時に、ワークショップも開催します。系統樹マンダラに登場する動物や鳥たちに、色鉛筆で色を塗って缶バッジを作ります。材料がなくなり次第、終了します。参加費500円。

僕の展示会場は写真撮影自由です。SNSへも気軽にアップしてください。大阪梅田から徒歩圏内にあるイロリムラへ、多くの方にご来場いただけると幸いです。(ただし、慣れないとものすごく迷います)


デザインフェスタvol.42 巨大ライブペイント 2日目

2日目は朝の8時前に開場入り。本当は7時に来たかったのだが、ホテルに杖を忘れて取りにいっていたら、少し遅くなってしまった。それでも、開場までは3時間の猶予がある。なんとかできるだけ進めるべく手を動かす。

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2頭目のティラノサウルスの頭部をなんとか完成させる。

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1日目はトリケラトプスもティラノサウルスも頭部以外はほとんど手を付けられていなかったのだが、ようやく首へと進めることができた。

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開場前の状態。

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まずはトリケラトプスを完成するよう、ひたすら描く。特に鱗がしんどい。恐竜の場合、写真を見て描くことができないため、鱗のサイズや筋肉のふくらみなどを、模索しながら進めなくてはならないので、どうしても時間がかかってしまう。いくら小さな下絵があったとしても、大きなサイズになったときとでは違いがある。

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前肢、後肢ともに完成、胴体まで描ききればトリケラトプスは完成する。

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トリケラトプス完成。次に狙うはティラノサウルス。1頭だけでも完成させねば。

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残り時間を考えて、左側のティラノサウルスは途中のままにすることに決定する。2日目の17時頃、ここでようやくグリッドを決めていた水糸を排除することができた。糸に遮られていないすっきりとした画面が現れた。

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サインも入れて記念撮影。片づける時間も考慮して、18時にはペンを置いた。1日目、2日目と合わせて約17時間ほどの制作時間だった。その間にはほとんど休憩をとっていない。

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ディテール。

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ディテール。

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ディテール。

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ディテール。

デザインフェスタのライブペインティングは仮設の壁に直接描くため、終わった後は廃棄されることに決まっている。もったいないという声もあったが、こればかりはどうしようもないし、その前提をわかってこちらも描いている。その時、その場にいて、初めて共有できるものがあり、そこにこそライブの価値がある。

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今回の制作に使った画材は、uniのプロッキー。水性顔料で発色がよく、さらさらと気持ちよく描ける。インクがなくなってかすれてしまうのではと50本準備していったのだが、途中でインク切れを起こすよりも、芯の先がつぶれてきて太くなってしまうことの方が早かった。最終的には20本ほど消費しただろうか。

次の一文はFacebookを通して、知人がコメントしてくれたものであるが、もっとも嬉しい感想のひとつだった。
「他のどのブースのライブペインティングとも全く違うアプローチなのに、誰もそこに気付いてないみたいですよね。
公開してるんだから巧いのは当たり前。
原画を再現する正確性と、その原画自体の正確性。
復元画を正確に描くために重ねている不断の活動。
勢いで描いてるんじゃないのにこの迫力。
画面に対して描く時に見えるのは物凄く狭い範囲なのに、全体として的確な濃淡陰影。

時間さえあれば、見続けていたかったですよ。
凄すぎると思っています。」

2日目のタイムラプス動画。
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ライブドローイングと同時に、グッズ販売をしていたのだが、接客は友人のM君にずいぶんお世話になった。ご飯や飲み物の買い出しや、商品のポップ書き。様々な雑用に、僕が描いているときの解説等々。
また、ブースに脚を運び作業をご覧頂き、グッズをお買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。また、どこかでお会いできれば。次回のライブドローイングをやるかどうかは、まだ未定です。

デザインフェスタvol.42 巨大ライブペイント 1日目

先週末、デザインフェスタvol.42に参加し巨大ライブペイント(以下、ライブドローイング)を描き上げてきた。全画面、完成とは至らなかったのだけど、見に来たひとたちにはそれなりに満足してもらえるところまでは進められたと思う。

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朝の7時に開場入りし、設営の準備。壁は既に立てられていて、照明も設置されている。両側の袖に壁が立っていたのは嬉しい誤算だった。壁画を描くための最も重要な準備は、方眼に水糸を引くことである。50cmずつの点を計測し、そこに木ねじをもんでいく。荷物の関係で電動ドリルドライバーをもっていけなかったので、すべてドライバーで手回ししていった。この作業が一番手に負担がかかったかもしれないが、友人に手伝ってもらうことができたので、かなり楽ができた。

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描き始め30分ぐらい。描き始めたのは10時30分ごろだった。もう少し早く始めようと思っていたのだが、販売物の設置やブースを整えるのにも時間がかかり、最初から見てもらったほうがいいだろうということで、開場時間に近いタイミングでスタートしたのだった。

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手にはBHIティラノサウルスの頭骨1/6縮尺模型と、升目の入ったコピーを持ちながら描いていく。50cm角にひかれた水糸がなければ、この大きさの形をとることはできない。時々、自分の感覚に従おうとすると、あきらかに間違えることが多々あった。水糸が画面から少し浮いているのも重要なポイントで、紙にぴったりくっついていては描きにくくてしかたなかっただろう。

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このコピーが手もとになければ、羅針盤を失ってさまよう船のようになってしまう。

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手もとで見えている範囲は極めて狭いので、引きで見たときにどう見えるかを想像しながら進めていく。腰と足を痛めていたので、頻繁に脚立を上り下りするわけにもいかず、かなりの時間ぶっ通しで画面に張り付いていた。

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1日目、ここまでで終了。予想よりも遅い進捗具合。

1日目の様子をiPhoneのタイムラプスで撮影したもの。

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2日目に続く。


神保町ヴンダーカンマー無事終了

8月8日から始まった神保町ヴンダーカンマーが、8月31日をもって無事終了した。特に出展者のそろった8日、9日の来場者数は多く、常に会場には活気があふれている状況だった。人数をカウントしなかったことが悔やまれる。ざっとした印象だが、おそらく4,500名ほどだったのではないだろうか。10日以降も委託販売の形をとり、一部、売り切れる商品も出るほどで、イベントとしては大成功だったと言えるだろう。

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8月30日の会場の様子。最後の日曜日ということで会場に詰めていた。落ち着いた空気の流れる良い雰囲気の1日だった。

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とりちゃんこと浜口美幸さんのヒヨコとウズラの剥製たち。良い出来でたくさんの人に注目してもらえたのだが、あまり販売に結びつかなかったことが今後の課題として残ってしまった。昨年の博物ふぇすてぃばる!では完売の実績があっただけに、今回のイベントの改善点として検討していかなくてはならない。

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大阪市立自然史博物館ミュージアムショップは、途中、追加納品するなど売り上げも好調だった。オリジナルグッズを多数開発している希有な博物館系ミュージアムショップのひとつだ。

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科学バーの新作系統樹マンダラポスターも売り上げ好調だった。来年も新作を準備する予定があり、今後数年はこのポスターの制作に関わっていくことになっている。現在、池袋のジュンク堂でも原画展とともに、マンダラポスターの販売を行っている。

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ポストカードの販売はこの什器に助けられたかもしれない。とても見やすくかっこ良く展示することができた。
一応、最初から狙っていたとはいえ、予想以上にうまくいった展示設営のひとつだった。
来年、同様のイベントを開催できるかどうかは決まっていないが、できる限り実現したいと考えている。今回も多くの反省すべき点があり、改善する点も上がってきている。僕一人の力で実現できたことでもないし、今後もそういったことはない。出展者の自主性と関係各位の協力によって成り立っているイベントである。

さて、つぎは12月のいきもにあが控えている。後期の授業も始まるし、忙しい日々はまだまだ終りそうにない。

神保町ヴンダーカンマー、8日・9日

先週末は神保町ヴンダーカンマーのオープンと会場に滞在するため、東京を往復してきた。今回は往きも帰りもドライバーが3人いて、かなり楽ではあったのだけど厳しいスケジュールの中での、搬入、展示設営、オープンだった。

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会場である奥野かるた店には什器がそろっているので、対して荷物はないだろうと思っていたらこの有様。ハイエースがほぼいっぱいになってしまった。大きな作品も何点も持っていたのと、後席を確保するために荷室がせまくなったのが原因でもある。

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会場設営はオープン前日の7日に。久君(久 正人)の描き下ろし古生物イラストレーション、とりちゃん(浜口美幸)作のひよこ剥製。

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チベタンヤギスカルの原画などと一緒に、トートバッグ、Tシャツの新作が並ぶ。

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レース編みで現代美術作品を制作する作家・黒沼真由美さんんのコーナー。手刷りで作られたシルクスクリーンのTシャツ、トートバッグが美しい。

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缶バッジも豊富に揃えました。棚の上にみえるのは荻野君(荻野慎諧)が3DCGを作り、3Dプリンター出力した骨格たち。
ティラノサウルス、トリケラトプス、ピxxxx。

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オープンに合わせて製作された、系統樹マンダラの新作。科学バーコーナー。

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全てをポストカードにすることはできなかったが、全24種を準備。一番任期はダントツでハシビロコウだった。

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大阪市立自然史博物館ミュージアムショップコーナー。初期からグッズまで様々な商品を扱う。厳選されたそのラインナップは、見ているだけでもとても楽しい。

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成安造形大学、日大芸術学部の小田ゼミ生合同によるひこばえ団コーナー。学生たちがつくったグッズたち。

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縦長の油彩や床におかれた作品は2日間限定の展示だったが、壁にかけられた『アジアゾウの死産胎子』は会期まで展示されます。

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おかげさまで2日間ともに大変にぎわった館内。昨年の博物ふぇすでは商品とお金の交換にだけ忙殺されるような状況だったが、今回はゆっくりと来場者とも話ができたことがとてもよかった。イベントをやる以上、きちんとプレゼンテーションができるかどうかは、重要なポイントである。ただ商品を売るだけなら、わざわざこんなことをする必要はない。

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たまたまなんだけど「小さな力『神保町ヴンダーカンマー』」。ポスターを貼ったときの思いつき。

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神保町駅に掲示されている奥野かるた店の看板。駅から近いです。

本当に多くの方にご来場いただき、商品もたくさん買っていただけました。いまも継続して展示と委託販売を行っており、連日たくさんの来場者があるということを聞いています。暑い中、足をお運びいただき感謝しております。
来年どういった形でできるかどうかわかりませんが、さらに充実したものにしたいと考えています。

神保町ヴンダーカンマー

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博物館ができる前、貴族や文人、学者などが、自分の興味のままに珍しい自然物や人工物、模造、捏造された架空の動物の一部などの珍品を集めた部屋が数多く作られました
博物学が発展する前の、極めて個人的に作られた、系統だっていないコレクションではありましたが、人間の持つ純粋な興味、収集欲を満たし、かつ美しく陳列された空間は今でも十分に魅力的です。そんなヴンダーカンマーに現代の私たちがどれだけ近づけるか?
そして、蒐集という形ではなく、グッズ制作、様々な表現などをとおしてどれだけ楽しい空間を作ることが出来るか
歴史ある「奥野かるた店」という会場を使って「驚異の部屋」と呼べるような空間を実現できるか?博物学として整理される以前の、ただ美しいから、ただ珍しいから、ただ面白いから、そんな人間の興味だけを反映したコレクション、グッズ、表現物、そして、今だから出来る学術的なアプローチが混在する雑多なイベントにすることを目指します。

                                     2015年8月 小田 隆

会期:8月8日(土)〜8月31日(月)*15、16日休業
時間:8日/11:00~20:00 9日/12:00~17:00
10日〜31日/月~土 11:00~18:00 日・祝・祭 12:00~17:00
会場:奥野かるた店2階ギャラリー
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-26  
TEL:03-3264-8031 FAX:03-3230-1512
     ●東京メトロ・都営地下鉄「神保町」A4出口より左折して白山通り沿いを徒歩3分
     ●JR中央・総武線「水道橋」東口より、右折して白山通り沿いを徒歩7分

【出展者】
小田 隆(画家・イラストレーター、STUDIO D'ARTE CORVO)
科学バー(株式会社キウイラボ)
大阪市立自然史博物館ミュージアムショップ
ひこばえ団(小田ゼミ成安造形大学、日大芸術学部)
横山 隼(シルバーアクセサリー、RC GEAR
黒沼 真由美(美術家)
浜口 美幸(なにわホネホネ団
久 正人(漫画家)
島野 智之(ダニマニア、法政大学教授)
野中 健一(地理学者、立教大学教授)

【主催】
小田 隆(STUDIO D'ARTE CORVO
株式会社キウイラボ
【会場協力】
奥野かるた店


グッズ制作

神保町ヴンダーカンマーに向けてグッズ制作をようやく始めた。今回もシルクスクリーンを中心にトートバッグ、Tシャツへと展開していく予定。

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チベタンヤギスカル。

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オオカミとウマ。ロゴも少し新しくした(ほんのちょっと変えただけだけど)。

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ウマトートバッグ、スカイグレイとオーガニックブラウンの2色展開。オーガニックブラウンは生産中止ということで、今回が最後かもしれない。

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オオカミトートバッグ。こちらもスカイグレイとオーガニックブラウン。どちらもLサイズで3000円。

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チベタンヤギスカルジップトートバッグ。布の厚みが14.3ozあり、織もざっくりしているので刷るのがかなり難しい。5個限定。

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土曜日に完成した全て。これだけでへとへとになってしまった。さらにティラノサウルスも加えて、Tシャツも作っていく予定。週末にしか作業ができず、その週末にも多く予定が入っているので、綱渡りのようなスケジュールだ。

神保町ヴンダーカンマー、会期などについて

神保町ヴンダーカンマーの企画、粛々と秘密裏に(ってわけではないけど)進行中です。
会期がはっきりと決まりました。
8月8日(土)11:00 ~ 20:00(第二回博物ふぇすてぃばる!出展の皆様、ご来場の皆様にも寄っていただける時間帯に設定しました)
8月9日(日)12:00 ~ 17:00
8月10日(月)〜8月31日(月)平日は11:00 ~ 18:00 休日は12:00 ~ 17:00まで(8月15日、16日は休業です)
イベント本番は8日、9日ですが、奥野かるた店さんのご好意により、8月末まで展示即売できることになりました。出展者が会場に詰めていられる日は、8日、9日のみとなりますが、ゆったりとした会期を設定することができました。
さらに出展者や出展内容などの詳細が決まり次第、お知らせしていきます。

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まだ仮のビジュアルイメージです。
ポスター、チラシ、ポストカードと展開していきます。乞うご期待ください。

神保町ヴンダーカンマー(仮称)

2015年8月、予定していた博物ふぇすてぃばる!に出展出来なくなったため、新たな場所を求めて小さいイベントを企画しました。まだ詳細を詰めなくてはいけないですが、現状、決まっていることをお知らせします。

イベントタイトル『神保町ヴンダーカンマー』(仮称)

日時 2015年8月8日(土) 11:00〜20:00
                    8月9日(日) 12:00〜17:00

場所 奥野かるた店 2階ギャラリー 101-0051 東京都千代田区神田神保町2-26

出展責任者 小田 隆(STUDIO D'ARTE CORVO
      畠山泰英(株式会社キウイラボ

Wikipediaには『驚異の部屋(きょういのへや)は、15世紀から18世紀にかけてヨーロッパで作られていた、様々な珍品を集めた博物陳列室である。』とあります。博物館が出来る前、貴族や文人、学者などが、自分の興味のままに珍しい自然物や人工物、模造された架空の動物の一部などの珍品を集めた部屋が数多く作られました。博物学が発展する前の、ごく個人的に作られた、系統だっていないコレクションではありましたが、人間の持つ純粋な興味、収集欲を満たし、かつ美しく陳列された空間は今でも十分に魅力的です。
そんなヴンダーカンマーに現代の私たちがどれだけ近づけるか?そして、収集という形ではなく、グッズ製作、表現などをとおしてどれだけ楽しい空間を作ることが出来るか?歴史ある「奥野かるた店」という会場を使って「驚異の部屋」と呼べるような空間を実現できるか?
博物学として整理される以前の、ただ美しいから、ただ珍しいから、ただ面白いから、そんな人間の興味だけを反映したコレクション、グッズ、表現物、そして、今だから出来る学術的なアプローチが混在する雑多なイベントにすることを目指します。また、参加者の秘蔵コレクションの展示、制作物の展示及び販売を通して、
神保町から新たなヴンダーカンマーの提案を始める、第一歩としたいと考えています。

夏のイベントの打ち合わせ

昨年と同じく『博物ふぇすてぃばる!』への申し込みをしたのだが、残念ながら落選ということで出展できなくなってしまった。数少ない東京での貴重な活動の機会だったので、何もしないわけにはいかないだろうということで、今、独自に小さなイベントを開催することを目指している。特に出展者を募集するということではなく、気心のしれたメンバーで密度の濃い、質の高いイベントにしたいと思っている。
会期は第2回博物ふぇすてぃばる!と同じ、8月8日、9日。もう少し長くやってはどうか?という話も出ている。場所は神保町にある奥野かるた店2階ギャラリー。金曜日は実際に奥野かるた店まで出向き、詳細な打ち合わせをしてきた。

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元々、展示のために作られた空間で什器も豊富に揃っており、壁にはピクチャーレールが装備されている。天井高も3mと充分である。以前にはここで個展を開催したこともあり、よく知っている会場でもある。なんといっても神保町は僕が東京の中で一番好きな町なので、ここでイベントを開催できることは、とても嬉しいことだ。
内容、コンセプト等については、おいおいお知らせしていく予定です。乞うご期待ください。

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