絵本を作ることは、とてもたくさんの人の手が必要です。決して作家一人の力で出来上がるものではありません。今回の経験を多くの人に伝えたいと思い、workshopとしてそのプロセスを紹介しました。
本を作るプロセスは、古生物の復元にも似ているところがあります。何かがそこにあるのだけど、不確かで形になっていないものを探り当て、見える形していくようなものです。 ここで全てを紹介しきれているとは言えませんが、こんな舞台裏を想像して「ティラノサウルス」を読んでいただけると、また違った側面が見えてくるかもしれません。
是非、僕たちの悪戦苦闘ぶりを楽しんでいってください。

監修・解説	真鍋真
発行・編集	編集者 A
ブックデザイン	椎名麻美
図版制作	坂野徹
資料収集・ リサーチ協力	田中真士

本原稿は小田隆から、各関係者へ向けて簡単な質問をメールし、それに答えていただく形をとっています。 各人とも多忙なため、メールでいただいた文章をリライトの後、各執筆者に確認了承のもと掲載しました。 メールでのやりとりとはいえ、忙しい中執筆いただき、ありがとうございました。