Saichania chulsanensisの生体復元図です。この原画は紙にアクリルで制作しました。 骨格図を元に復元されています。生体復元ですので色をつけていますが、恐竜の色を特定し復元することは不可能です。あくまでも想像の産物であるとお考えください。ただし、まったく思いつき決定しているのではなく、その恐竜の生息環境や生態を推測し、そこに適していると思われる色彩を決めていきます。 今回は、低い体勢の恐竜であることから、地面の近くを歩くということで地表の色に近い褐色とし、身体の後ろの方にはディスプレイとしての模様を描き入れてみました。模様の参考にしたのはモロクトカゲです。 この版画はジグレーという技法で制作されています。原画を忠実にスキャニングした後、デジタル出力によって版画用紙へ刷っています。 今回、お渡しできるのはシートのみですが、インテリアにあった額を選んで展示していただければ幸いです。