STUDIO D'ARTE CORVO

STUDIO D'ARTE CORVO は小田隆の公式ウェブサイトです。
update 2020.05.10

原寸大ウマ制作プロセス

原寸大でウマを油彩で描いた作品の制作プロセス。
pr15040501.jpg
キャンバスのサイズはF100号を4枚つないだもので、縦2660mm横3240mmある。ウマを原寸大収めるにはこれだけのサイズが必要だった。骨格図から計測した値を元に木炭であたりをとる。
pr15040503.jpg
油彩でざっくりと描いていく。
pr15040504.jpg
少し進んだところ。まだ後ろ足の位置が落ち着かない。
pr15040505.jpg
背景を描きながら、ウマのアウトラインも整えていく。
pr15040506.jpg
かなり形が決まってきた。前肢、後肢ともに、ポーズの違う姿勢を描き足した。
pr15040507.jpg
完成。ディテールはそれほど描き込まず、油絵の具の伸びやかさで表現している部分が多い。こういった大作の制作にはアクリルよりも油彩が向いていると思う。

チベタンヤギスカルの制作プロセス

ウサギノネドコで開催されたホネ展のために制作した、チベタンヤギスカルの制作プロセス。
pr15033100.jpg
ウサギノネドコから借りて来たチベットヤギの頭骨。トレースのための写真撮影を行う。
pr15033102.jpg
水張りしたアルシュ紙の上に顔料を撒き、水で緩く固定した後に、アウトラインを写真からトレース。制作を始める。
pr15033103.jpg
トレースをしてから描き始めるので、ディテールから入っていくことができる。
pr15033107.jpg
モチーフを間近で見るために、イーゼルに固定して描いていく。モチーフを離しておくと、老眼のため作業効率が落ちてしまうのである。pr15033108.jpg
向かって左側の角ができあがってきた。まだざっくりとした描写で、さらに細部に手を入れていく。
pr15033110.jpg
おおよそ全体が描き上がったところ。この後背景を黒く塗りつぶしていく。
pr15033115.jpg
塗りつぶす作業は、かなりの時間と労力を要する重労働。均一に塗らなくては仕上がりが悪くなる。
pr15033117.jpg
完成。
pr15033118.jpg
ディテール。
pr15033119.jpg
ディテール。
pr15033120.jpg
ディテール。
pr15033121.jpg
ディテール。

 1  |  2  次のページへ>>